2021年4月29日木曜日

紙風船に想いを込めて、おかあさんありがとう



 母の療養生活は

今年で丸3年を迎えます。

コロナの中でもう一年半も

面会できません。

ベッドに横たわり

私たち姉妹のこともわかるかどうか?

だからこそ毎日母を見舞うことは

大切な日課だったのです。

今は無理、仕方ありませんが

いつまで続くのでしょうか。

そんな時に手にした紙風船。

子供の頃、薬屋さんがくれた紙風船。

母がポーン、父がポーン、

そして私がポーン、私の手が届かないと

父が助っ人に、母が助っ人にポーン。

若い父と母そして幼い私。

親子の楽しいひとときが映ります。

懐かしくて、ちょっとウルウルになる私。

紙風船に想いを込めて

母の日に送ってみませんか?

「豆撰のありがとうセット」

2021年4月28日水曜日

ウグイスの歌声を聴きながら畑仕事





 今日はジャガイモの芽が元気よく出たの

で地におろす作業のお手伝い。

ワラなどの有機肥料(堆肥)を入れ

畝作りをする夫。

芽が出たジャガイモを等間隔に

並べるのが私の役割。

途中でカラスがいたずらをする

ので注意すると

「なんだ?」と夫が寄ってくる。

「私はカラスと喋っていたの」

木々の間から流れる歌声はウグイス。

カラスとは大違いである。

山々は萌黄色、向こうに見えるのは

残雪が美しい守門岳。

栃尾の自然の中で畑仕事ができる

幸せを感じています。

ジャガイモはババちゃんの気まぐれ

お弁当食材になります。

(あぶらげコロッケ)

7月頃でしょうか?

お楽しみにお待ちください。






2021年4月27日火曜日

安心して食べられる野菜



 私が子供の頃は

化学肥料がなくて、家から遠く離れたところに

肥ためがあった。

母は畑に持っていく。この頃はその意味は

到底わからない。アンモニアの匂いは

とてもきつく、どうしてこんなことをするのだろ

うか、貧乏なんだと思った。

田んぼでどじょうを父はとってきて

栄養があるから食べれと言う。口の中が泥臭くて

ムシャムシャする。

やはり我が家は貧乏だからだと思った。

でも、決して両親には言わなかった。

今思うと最高の食材作りと

最高の栄養補給だった。

食卓が豊かになり、化学肥料が多くなり

畑仕事も綺麗になってきた。

田んぼでどじょうをとることもいなごをとる風景

も見られなくなってきた。

でも食材の力は心の栄養になる。

できる限り安全なものを食べたいものである。

豆撰の商品もできる限り有機栽培に近いもの

できる限り化学調味料を使わないものづりを心が

けています。

惣菜には沖縄のきび砂糖と笹川流れの塩を使うな

ど。

こんな取り組みの中で

無農薬、無科学肥料野菜をせきようさんから

ご紹介いただきました。

今回はクレソン、レタス、わさび菜が入荷しまし

た。鮮度もよく長持ちすることが特長です。

お店に並んでいます。

また、あぶらげお取り寄せの時に

同梱可能です。

ご希望の方はお電話にて承っております。




2021年4月26日月曜日

緊急事態宣言ってこいうこと

 朝のニュースで

青山劇場で昨日初日と千秋楽を迎えた

「アニー」のことが報道された。

初めて娘をを連れて行った思い出のミュージカル

だった。

子役のお子さんの名前は忘れてしまったが

上条恒彦さんが出演していた。

テレビ画面の向こうで子役の主人公は

泣いていた。

練習を重ね、胸をときめかせていただろうに

と思うと私まで泣けてくる。

コロナってこいうことなのですね。

豆撰にとっても

一年中で一番賑やかなゴールデンウィークが

もう目の前なのに今年は

きっと寂しいだろう。

コロナってこいうことなのですね。




2021年4月25日日曜日

丹家と多田家でお祝い大橋家のお料理






 姪っ子の旦那さんは

サバキが大好き人間。大橋家(豆撰)のために

朝早く鯛を仕入れ。そして姿つくり。

私は豆撰おいなりさんを作って

筍と麩と椎茸の煮物も頑張って

朝から大忙しでした。

大橋家のお嫁さんのご両親が初めて

豆撰山の家に来訪お祝いです。

コロナ禍の中で暗いニュース続きでしたが

今日は久しぶりの笑顔で家族団欒のようです!

これは大橋家の出来事です!




2021年4月23日金曜日

イタリアの広い公園で遊ぶ

 



会いたいね

会えないね

大阪も東京もどこもかしこも

大変だね。

世の中が便利になって

行こうと思えばいつでも日本全国、イタリア、

世界中に飛んで行けたのに

今は巣篭もり

いつまで続くのでしょうか

iPadの向こうでは孫はどんどん大きくなって

います。

送られてくる映像に微笑みながら涙が溢れます。






2021年4月20日火曜日

ならんだ、ならんだ、チュウーリップの花が

 





今日は快晴!

朝から庭の子供たちは笑っています。

見せてあげたいイタリアの孫に、

美味しいお菓子とお茶を

用意しています。

さっそくお茶の先生にメールしました。

先生は同じ歳だけど

なんでも私より知っています。

話をするたびに凄いなって尊敬しています。

今日は美味しいお菓子を食べてもらって

「ないた赤おに」を聞いてもろうかな?

コロナの中でも楽しいことを見つけたい

ものです。



2021年4月19日月曜日

ないた赤おに

 


ないた赤おにの物語は知っている。

だがこの絵本は読んだことがなかった。

絵本セラピストのお友達にすすめられた一冊だ。

記憶をたどると保育園に勤めていた30年以上も

前である。

子供たちに読んでやった記憶はない。

多分お昼寝の時間にカセットで流していたのだろ

う。

その頃と今では生きてきた年数が違う。

まだ5回くらいしか読んでいないけど

読むたびに、亡き友と青おにが重なって

声が震えてしまう。

正義感が強くて、思いやりの心がいっぱいの

人だった。

まだまだ読み込みが足りなかったけど

我が家に集まった

90歳の老女たちに聞いてもらった。

読む度に、いろいろな人が重なって

涙が溢れる。


私のために90歳の生徒さんを連れてきてくださ

る先生に感謝しています。

庭の桜の葉で作った桜餅を持ってきてくださった

お友達に感謝しています。

6人の仲間と私と夫の小さな集いに

あぶらげチラシとざる豆腐の白あえを作った。

我が家での桜見を一番楽しんだのは私だった。

皆さんありがとうございました。

次回はホームコンサートができるように

ピアノ伴奏練習します。







2021年4月15日木曜日

あなたに会えてよかった


綿毛はとんでいき、そこで新しい芽をだすことで

しょう。あなたは綿毛!

たった2年間のお付き合いでしたね。

でも一週間に一度はお会いしていましたね。

たまにはお電話でも話しましたね。

弟さんが人を助けて亡くなったこと

おかあさんと旅行した後でおかあさんが亡くなっ

たことなど大きな涙を流したこと話してくれまし

たね。悲しみをいっぱい経験したのに

いつも元気いっぱいでしたね。

昨日あなたの大切な人が

「お花をありがとうございます」とわざわざ私と

妹にいいにきてくださった。


あなたに会えてよかった。

遠くに離れ今は会えないけど、そちらに行ったら

再会しましょう!コロナもそこまでは行けないで

しょうから丸鯛とお茶で乾杯しましょう!

2021年4月13日火曜日

信じられない




一生懸命に生きた友が逝ってしまった。

正しいことを訴え続けたのに正義が勝つとは

限らない。

それでも友には多くの友がいた。特に身内以上の

友が悲しみの中で弔っていた。

素晴らしい友だ。

ご高齢の父親を残して逝ってしまった。

父親は娘の倒れた日に鯛菓子を作ったと聞いた。

鯛の木型に娘のいのちを助けて欲しいと

願ったのだろう。

お菓子を買いに行くと

礼子さんありがとうございます。と必ず

何かひとつおまけを入れてくれた。

今度、4人で泉慶さんに行こうねと約束していた

のに果たせなかった。

亡くなったのは事実で白い衣装を身にまとってい

ても、あなたが死んでしまったなんて信じられな

い。




2021年4月11日日曜日

少年時代へタイムスリップ













3組の老夫婦一泊旅行に

福島方面に行くこととお花見をすること以外は

頭の中に入っていない旅である。

Kご夫妻が長年仕事で通った町と村の散策

をする。喜多方の枝垂れ桜はまだ若いが

並木は果てしなく続き壮観だ。

お宿はこじんまりとしているが小洒落た作り。

全く密にならない秘境の宿に安心。(湯野上温泉)

お部屋にかけ流し温泉風呂がついているのも嬉し

い。翌日は早めに宿を出て大内宿へ。

茅葺の家が両脇に並ぶ。小川が流れていて

あさつきを洗っている人に出会う。

福島なまりに飾らない、ひと昔前の人情を感じ

る。

それから昭和村へと向かう。

随分人里を離れ、くねくねの山道を走る。

新緑にはまだ早いが自然林を抜けて行く。

そこに昭和村があった。現代風の建物は一切な

い。忍者村のようにひっそりとして

いる。たった一件だけ民家とは違うレストハウス

がある。

大芦家のそばとあんこもちとコヒーの3点

セットには脱サラし、秘境の地で営むご夫婦の夢

と心のこもった愛の味がいっぱいだった。

お腹もいっぱいになり最後の目的地に向かう。

k夫妻の生徒さん、ももちゃんに会うために。

ももちゃんは床屋さんだった。

そしてももちゃんは80歳を過ぎていた。

一枚の写真を見つける。

映画「おかあさんの被爆ピアノ」の監督から

いただいたDVD「少年時代」の楽譜のパネル。

ググッと込み上げてくる。私は少年時代に

飛んでいった。

いよいよクライマックス、廃校になった喰丸小学

校である。校庭には大きな銀杏の木がある。

木造校舎に入ると昭和のにおいがする。

廊下の板、階段の踊り場、だるまストーブ、

机、どれもこれも懐かしく、そこには60年前の

私が立っている。

戦争は知らないけれど、目を閉じればふたりの少

年の顔が浮かぶ。

もう一度少年時代を観ようと思った。

お友達の想い出の地を訪ねる旅は粋なものだ。









2021年4月9日金曜日

お墓はステキな楽園

 


義父の納骨も近づいてきたので

お墓の様子を見に行ってきました。

するとカタクリの花がお墓を囲んで

います。眠っている人たちはいっせいに

眠りから醒めてカタクリの花と楽しそうにおしゃ

べりしたり、手を取り合って踊ってたり、お化粧

をしています。

ここはお墓の楽園でした。






2021年4月5日月曜日

内緒だよ ババだけにお話しするの




いつものiPad交信

居間からキッチンへの入り口の戸を閉めて

孫が言いました。

「わたしはレオナルドがすきなの」

ママとパパに聞かれたくない大人並みの行動に

びっくり、笑いを堪えて

そして今日はお絵描きをしながら

「私はレオナルドが好きなの。内緒だよ!ババに

だけ教えたんだから」と言う。

「どこが好きなの」とワイドショー風に聞く。

「だって、遊んでくれるから」

子どもの世界は仲良しが一番らしい。





蓼科の庭と山暮らし



私と 丁度ひとまわり違う山の暮らしを楽しむ

原田きみ子さんから届いた一冊の写真集。

ご縁があって、きみ子さんのキルト展を

豆撰山の家で2年ほど前に開催させていただいた

のがきっかけです。

それからまるで10年来のお友達のよ

うに親しくさせていただいている。

旦那様が栃尾の出身であることも深い縁を

感じる。

一年がかりで撮影されたお庭の花と木

まさに「森は生きている」

そしてそこには

長年連れ添ったご夫婦の愛がいっぱい詰まってい

る。この写真集は愛の玉手箱だろう。

こちらのご夫婦そしてそのお仲間の素晴らしとこ

ろは、誰にでも笑顔でおもてなしをしてくださ

る優しさである。

白髪の貴婦人きみ子さんは森の妖精です。

私の憧れの人です。





2021年4月3日土曜日

やれやれ 探し物に1時間!

 



今日の私

朝はいつもより遅く5:30に目覚めた。

お掃除手抜きが始まって、早5ヶ月。

理由はピアノ朝練にある。

そこで土曜日はお掃除をすることに今日の朝決め

る。そして朝活はふきのとう採り。

かくして「今日は好きな缶詰を選んでください」

と朝食の手抜き!

豆撰に行く前に私の思い出桜を撮影しよう

とデジカメを持って木村邸の前に、シャッターが

下りない。電池切れ!仕方なく携帯で撮る。

さて仕事場に!今日はお友達の写真集完成パーテ

ィー。その前に関原なじらあてにて店頭販売の

お手伝い。それからお友達宅に。

久しぶりにお会いするお友達は絞りのお洋服に

メロー色のアクセサリーとイヤリング。

貴婦人のようだ。お友達の輪は凄い。お料理の、

縫製の、音楽のプロ揃い。

それに、豆撰では最年長の私はこの集まりの中で

一番の若いのですが

皆さまは私を遥かに超えて生き生き人生の

真っ最中!

おしゃべりは尽きることがないが、腰を上げて

ご機嫌よう、またお会いしましょう。


車の運転が苦手な私に、なんたることか

交差点で3人のポリスが立って誘導しているでは

ありませんか。

私はまっすぐ進みたいのに、左折指示。

通ったことのない道をぐるぐる。そして渋滞。

ナビに救いを求めるとなんたる事。見附周りルー

トを指示。ナビは無視。長岡駅方面の看板を頼り

に進む。45分の道のりが1時間半もかかってし

まう。やれやれ、そうそう充電器を探さないと

カメラの袋に入っていたはずなのに

ない、ない。探すこと1時間。カメラの袋に入っ

ているはずなのに???

落ち着いて、よく思い出して。

やっぱり袋に入れていたはず。もしかして車の中

か?

ありました車の中!認知症にまっしぐら!

重要追加

今日は携帯をピアノの上に寝かせて

出かけていました。





2021年4月1日木曜日

配達と称して寄り道



 木曜日は大忙しです。

ババちゃんの気まぐれお弁当配達と

通常配達とてんてこ舞いなのです。

と言いながら働く女性の大先輩のお宅に

配達と称して、お邪魔しました。

玄関先で枝垂れ桜のお出迎えに

満点の笑みがこぼれ、

美味しいミモザケーキとコーヒー。

チクチク手作りコースターの角に房がついていて

おしゃれ!

お番茶に懐かしい「あじろ」のお菓子。

ステキな堆朱の茶托に藍色の器は上品で

おもてなしをしてくださった方の品性があふれて

いました。

おしゃべりはつきません、お互いに外国住まいの

娘と孫談義!(悪口を含む)

コロナ禍で海外に行けない、来れない

切なさも共通の話題。

あっと言う間に時間は過ぎ、

なかなか腰が上がらない。

帰り際には手作りかすりの小さな小物入れをいた

だく。

今日も感謝感謝の一日でした。