春のお彼岸
お彼岸の入りです。
日頃、亡き父に手を合わせることも
年々少なくなりました。
「おはよう
ごめんね」
とお線香とおだんごとおはぎをあげてきました。
父は悪性リンパ腫、前立腺がん、腎臓摘出と
次から次へと、いろいろな種類の病気に
罹って、
家族に、その中でも母に苦労をかけっぱなしだった
せいか、闘病日誌には「母さんありがとう」の
言葉が一番多く書かれていました。
その母もここ数年認知症で覚えていることも
だんだんすくなくなりました。
先日妹が
「じいちゃんって、いやなひとだったね。おこってばっかいてさ」
と母に言っていました。
すると、母は
「いいひとだった」と
ほほ笑むのです。
年月の過ぎるのも
忘れるのもよし
お彼岸に父を想いだし、数か月の命だった妹、
大好きな叔母を想いだし・・・・・。
この過去帳を広げてみました。
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