おひとり様大歓迎のお店
忙しくて、母をみてやる日がなかった。
ズボンの上げ下げ、歩き方をみると、かなり筋肉は
落ちていました。
それでも、母は私の名前はしっかりと覚えています。
これ以上認知症が進みませんようにと祈るばかりです。
村田裕之先生の「認知症ゼロ社会実現へ」の記事を読みながら思いついたのです。
おひとりランチは寂しくって、つまらないものです。
豆撰のイートインスペースは狭い空間を利用しています。
御座敷には大きな蔵の戸を使ったテーブル1台。
この蔵の戸を囲む人数は8人くらいです。
だから、お相席をお願いしています。
すると、こっちのお客様とあっちのお客様とで
何やら対談がはじまるのです。
狭い空間だからこそ親近感が生まれます。
共通することは、ただ一つ「アツアツ油揚げ定食」、
「栃尾寿司弁当」「生搾り豆乳ソフトクリーム」を食べるために、
この大きなテーブルを囲むこと。
そして、そこから「どこから来なさったの?」と自然と会話がはじまるのです。
若い夫婦のお子さん連れには誰もかれも「笑顔」になるのです。
高齢化社会が進んでいます。
私も認知症の予備軍のひとりとなるのもそう遠くはありません。
でも、認知症にはなりたくない。ならないように努力しなければなりません。
そこで、豆撰のイートインコーナは
おひとり様大歓迎にしようと思いつきました。
若いスタッフも私のような初老のスタッフも
笑顔で「いらっしゃいませ」とお迎えしたいと・・・・・・。
テーブルを囲んで笑いが広がる店になったら
最高ではないでしょうか?
今日の定食の副菜「白和え」には春の香り「ふきのとう」を添えてみました。笑いと季節をお届けしたい!
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