時計と空を見上げ、今日は歩くことを決断。
ストレスが山のように積もっているから・・・・・・。
キッチンは私の大事な空間のはず、このお皿はここに並べ
ざるはここと、決めているのです。
それなのに、ない。フライパンのふたがない。
大根おろしきもない、ない、ないない。と探し回る。
ないものがひとつ、ふたつと増えていく。そのたびに
頭の上にはこぶができてしまいます。こぶのうちはまだまだ
余裕です。「93歳のばあちゃんだもの、できないのはあたりまえ」と
ものわかりのいい嫁を演じる。
そのうち、もっとないもがでてくる・・・・・・。
大変です。頭のこぶは鬼の角に早変わり。赤白黄色です。
ついに爆発。「おとうさん!鍋のふた知らない?」
「俺はわからん」
犯人はわかっているのに、わざわざ夫に物申す妻。
気を静める一番の方法、それは歩くことです。
お日様は雲にかくれてしまいましたが
刈谷田川沿いの草や枯れ木に声をかけます。
「がんばっているのね」 赤い実は南天でした。こんなところに南天?
川からは歌が聞こえます。
宇多田ヒカルさんの「あなた」だったり
童謡「迷子の子猫ちゃん」だったり
だんだん頭の中から怖い塊が小さくなって
明日来るらしいお友達に「鎌倉ものがたり」について
ラストが問題だったことを。あなたはどう思いますか?聞いてみよう。
クリスマスツリーに赤色がなくて寂しいなあ・・・・・・。とか
歩くと楽しいことしか頭に浮かばなくなる。
鬼嫁に一番利く薬は
歩くこと?
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