雨だったけれど
豆撰山の家にはアロマの先生、先生のお友達
そのお友達、豆撰のお友達が15人くらい集まった。
仏壇の前に真っ先に座り、拝んでいる人がいる。
イベント会場は亡き父の残した家です。
生前はいつも
「老人が集まる憩いの場所にしたい」とご近所のお友達や
親戚のみんなを招き、母の手作りあぶらげ寿司やおはぎを
振る舞っていました。
仏壇でお参りしてくださってたその人は
私を見つけ私の手を握りしめ
「お久しぶりね、タズ子ちゃんに、お父さんにお参りできてよかった」
とまるでテレビ番組のご対面のようでした。その人は私の叔母の友人でした。
母のこともよく知っていて「お母さんはタズ子ちゃんのおかあさんみたいだったわね」
叔母と妹と私はまるで本当の姉妹のようでしたから・・・・・・。
そして
「ここは60年ぶりよせていただいたわ。
景色が変わっているわね、昔は大木に囲まれていて
栃尾の町はよく見えなかったのにね」
そうです
平成16年7月でした。
我が家は土砂に埋まってしまい
豆撰の山の家も庭は崩れ落ち
庭の大木は土砂に埋まり跡形もなく
今では半分しか残っていないのですから。
熊本の大災害の画像を見るたびに心が痛みます。
心からお見舞い申し上げます。
父の残してくれた山の家のイベントは
人と人をつないでくれていました。
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