娘と孫と私で夕食後に蛍探しに行く。民家の周りにはだいぶ少なくなってしまったが、田んぼに並んだ緑の苗が街灯に照らされて「生きている」。その田んぼから菅畑への道の途中にはススキの山や小さな森が続く。池と小川が通っている。
蛍の季節には少し早いと思っていたが、森の中にぽあーんと光る蛍を見つける。
光は消えてはまたぽあーと、まるで日本昔ばなしの世界のようだ。
娘は結構大きいね。源氏ホタルかなと言う。
孫は、「ババ知っている?ホタルがどうして光るのか?それはね、結婚する相手を探しているんだよ」
物欲、個人主義、戦争が絶えない世の中で自分が「生きている」
スマホ一つ動かせないアナログ人間、その上、携帯とメガネが逃げたと一日中探し回っている私である。なんのために生きているのだろうかと思う日々。
孫と蛍の会話に生きている意味があるのかもしれない。
日日是好日
0 件のコメント:
コメントを投稿