2024年6月26日水曜日

上山温泉の小旅行

 








斎藤茂吉記念館に立ち寄りました。医師であり歌人という教科書の中の人の生い立ちを知る。特に興味が湧いたのは妻輝子さん。一冊の本を買う。孫からみたおばあちゃまだそうです。読み終わったら感想を忘れないように書きましょうか。さて、山形上山温泉「三木屋」に宿泊する。江戸中期に建てられた紅花問屋だったそうです。平屋作りで所々に年代物の調度品が飾られていました。その昔は紅花で財をなしたのでしょう。月岡城は休館日でしたが武家屋敷は見学できました。入り口に必ず衝立があるのはどうしてか?鬼を気で追い出し寄せ付けないためとのこと。知りませんでした。参勤交代では100人の行列だったとか。隣の伊達藩は3000人、加賀百万石では6000人とか。国を収める策徳川の知恵は良くも悪くもすごい。と思いました。宿場町の経済はまわり、紅花もさぞ売れたのでしょう。

最後はいいでどんでん平ゆり園にて元気をいっぱいもらってきました。

日日是好日


2024年6月19日水曜日

アミーチコンサートに感謝




 先日、私のピアノの先生の「アミーチコンサート」に行ってきました。妹とレッス仲間とお友達ご夫婦の5人は運よくと言うかちょっと恥ずかしながら、一番前が空いていたので特等席に陣取ることにしました。そうそう会場は新潟のイタリア軒で、客席は200席くらい?満員でした。

先生は実はソプラノ歌手「熊谷真梨子」さんです。通称真梨子ちゃん先生と私たちは呼んでいます。

アミーチはイタリア語で友達と言う意味だそうです。今度孫にアミーチは何人と知ったかぶって聞いてみよう。

と言うことでコンサートは3人の歌い手と全曲ひとりで伴奏していたピアニストと4人で構成されていました。

一番バッターはバス歌手であり口笛奏者の松村祐甫さん。口笛世界大会で一位になられたとのこと。妹曰く「我が家のウグイスのようだ」とその音色に興奮。いよいよ真梨子ちゃん先生の出番。凄い迫力と声量と演技力にたまげました。回を重ねるたびに進化していく先生。歌劇「運命の力」の歌と表現はもう鳥肌がたつほど感動しました。

そしてラストの曲はなんと私が伴奏して妹が歌ったアメージング・グレイスでした。

もう、ググッときて涙が溢れてしまいました。もう一度弾きたいと思いました。がはて?弾けるかな?きっと忘れているだろう。

素晴らしいコンサート終了後、お帰りのお客様にご挨拶の皆様。真梨子ちゃん先生は

「一番前でびっくりしました。父兄さんが並んでいるようでした」と言いながらも自信に満ちた笑顔!

素晴らしいコンサートに感謝の一日でした。そしてお友達ご夫婦からの送り迎えに感謝でした。ありがとうございました。

日日是好日

2024年6月10日月曜日

片手のピアニストにありがとうございました、

舘野泉氏のコンサートに行ってきました。

米寿の片手のピアニストの奏でる音は片手で弾いているわけではありませんでした。心で弾き、聴衆に感謝を伝えるのです。一幕が終わるたびに手を合わせるような仕草と笑顔はまるで仏様のようにみえました。

舘野氏のために楽曲を書いてくださったひとりの名前、谷川賢作氏に舘野氏は恩師以上の感謝の気持ちを伝え心で弾いてくださった。おかあさんの被爆ピアノでアヴェマリアを自ら弾き音楽監督をなさった谷川賢作氏と私の距離は私の勝手で近くに感じていましたので、それはそれは感激でした。

そして、舘野泉氏と谷川賢作氏は盟友であり、心と心で弾くという共通点を見つけてひとり興奮していました。

息子さんのバイオリンもピアノと調和する。これほど優しい二重奏は聴いたことがありませんでした。お互いを思いやる親子共演は今まで見たことも聴いたこともなかった。チェロの演奏もふたりの親子に支えられて、支えて奏でる。

最後のアンコール曲赤とんぼは亡き叔母の大好きな曲でした。他界して20年以上すぎましたが、あの日のままの叔母が目の前に現れたようでした。

米寿コンサートに元気と勇気と優しさをいただきました。ありがとうございました。

日日是好日

2024年6月9日日曜日

下田 高城ヒメサユリ

 







軽いトレッキングのつもりで友と出かけた。20年ほど前にヒメサユリの群衆を観た記憶を辿って、はて?いつもの私です。まあいいかと登りはじめました。途中から記憶にはございませんのアップダウン、おまけにどこにヒメサユリ?花は散ったのか茎と葉っぱだけが残っている。

まあいいかアンアプルナのためのトレッキングである。昔上った道ではなかった。

最初の見晴台は下田の街が見渡せる。その向こうに守門岳が栃尾側とは違うなだらかな山に写る。青雲がよく見えて、シラネアオイが咲いていたことを思い出す。結婚前に夫と登った懐かしさが甦る。

それから行き交う登山者に高城趾までどれくらいですか?と尋ねること2回。ヒメサユリは鹿と猿にやられたそうです。彼らにとってはケーキのようにおいしいものと話してくれた登山者。まあ仕方ないか?鹿も猿も熊も生きるため。

2時間かかりなんとか高城趾まで辿り着く。

ヒメサユリには出会えなかったが、程よい汗をかき風が疲れをとってくれた。

下山は登りの半分の時間でようやく駐車場に到着。

日日是好日

2024年6月7日金曜日

とうとう決断する







 白内障と診断され2年経過。

最近は焦点が合わず、曇って見える日が多い。

老人の交通事故多いこの頃。はて?もしかしてと思い、意を決して病院へ。

「白内障進んでいます。手術しますか?」の問いかけに即答。「はいお願いします」

日程合わず11月に実行予約をする。とにかくとうとう決断した次第です。それにしても近年の病院通いは多くなったものです。心臓からはじまって、胸椎骨折、帯状疱疹、膀胱炎と病院パレードである。なんだか老人の仲間入りをしたような。

眼科診察の後ちょこっとイングリッシュガーデンに寄り道しました候。

日日是好日



2024年6月1日土曜日

日本の



7月になったら日本に来ることを楽しみに待っている孫の描いた「日本の家族」です。

ふたつの国に家族を持っている孫にとっては、日本もイタリアも自分の国です。

私たち老夫婦も娘を嫁にやったという感覚はありません。たまたま外国に住んでいるだけなのですから。

なぜ国が分かれたり、侵略したり、戦争をするのでしょうか?

兵士たちは戦いなど望んでいないはずでしょう。戦争によって切り離された家族、戦争によって息子や親を亡くした家族の気持ちがわからないのは国のトップの人たちでしょう。

家族も国と国も世界も繋がっていて

そして地球の仲間なのに

日日是好日