同窓生が亡くなった。
朝ドラの本を読み終わった。
69歳の最期だった。
ふたりの最期が同じ年齢だったとは。
思い残すことのないように生きることの意味を
考えてみる。
今までは旅行がしたい。美味しいものが食べたい。
今まで頑張ってきたのだから当然だと思っていた。
だが、この2人の偶然の69歳と私の69歳を重ねると
自分のやりたいことははて何か?
誰かの役に立つことを些細なことでもいいからやる
ことかもしれない。
それが自己満足だと思う。
日日是好日
ブーゲビリアは姉ちゃんの花
シラネアオイは真央ちゃんの花
クレマチスは娘の花
リンドウはお父さんの花
それぞれに花にはその人との思い出がいっぱい咲いてくれる。
余命いくばくもない姉ちゃんを最期の旅行に連れて行った。
「綺麗ね、綺麗ね」と繰り返し沖縄の大きなブーゲビリアと一緒に記念撮影
姉ちゃんは美人で背も高くてブーゲビリアには負けなかった。
シラネアオイは真央ちゃんの衣装の色、真央ちゃん大好き人間の私は薄紫の衣装が一番真央ちゃんに似合うと思っていました
清楚で優しくて
クレマチスの庭園はお友達のきみこさんが丹精こめて作られていました
その時に日本名はテッセン、洋名はクレマチスと知りました
そして母の日にクレマチスが届きました
今年も見事に綺麗に咲いて私を笑顔にしてくれています
日本は朝の5時、イタリアは孫の消灯時間。
私「今電話できる?」
娘「明日のお弁当作り中」
そうか、仕方ない。ストレスが溜まりすぎて、脳から溢れそうになっていたから、娘に鬱憤を聞いてもらいたかったが仕方ない。
私も想い出す。
娘はお弁当の日には必ずスイートポテトを依頼していた。
私「覚えている?あなたはいつもお弁当にスイートポテト入れてねと言ったこと」
娘「覚えているよ」
娘「この間のお弁当のおにぎりは笑われたから、サンドイッチにしたよ」
とメール。娘の作る孫のお弁当についてです。おにぎりは海苔で真っ黒になるのでイタリアの子供達は笑ったようです。
年代が代わっても母親の作るお弁当は、子供にとっては嬉しい宝物弁当。
私の母もおにぎりやあぶらげ寿司のお弁当を作ってくれました。
日日是好日
ちょっと疲れた。
4月は特に疲れた。嫌なことが重なり人間不信に陥っていた。
桜からハナミズキに変わった栃尾の風景。車を運転して見上げる山々の景色がいつの間にか変わっていた。若葉の色が目に入ってくる。自然の色を見つめると昨日まで落ち込んでいた自分なのに、幸せを感じる。まあなんとかなるだろうと思うようになる。家と仕事場の往復ができることに感謝、職場のスタッフに感謝、お友達に感謝、お客様に感謝。感謝できることは幸せである。と思った。
最近、夕方まで仕事をすることがなかった。5時過ぎまで仕事をして帰宅したら夕陽が日庭の花々を照らしていた。お花たちがご苦労様でした。と迎えてくれた。
日日是好日
イタリアから孫が数冊の絵本を読んでくれた。もちろんfesutaimuで繋がって。
ひらがなとカタカナが読めるようになり、ちょっとお得意顔で読む孫。
ババはグーサインを送る。
その後、図書館ごっこをする。私は借りる役を仰せつかる。テキパキと絵本の裏に何やら、ピーピーとかざす動作をしている。
ノンタンの絵本を貸せてください。
すると、ダメです。ないです。ないないと慌てる孫。よく聞いてみるとバーコードがついていなかったようです。
お貸しできません。の結末となりました。
便利は不便利子供の世界までも浸透していることにはてな❓これで良いのか。
日日是好日
刹那の夢がたりコンサート
開演ブザーで幕が上がる。スポットライトの中。
そこには76歳の青年が、2000人の観客全てに歌を届ける。その歌はマイウェイではじまった。今回のコンサートテーマは「刹那の夢‥‥‥その時を想い出してください」と語り歌が続く。
私は16歳だった。はじめて恋をした。刹那の恋だった。半世紀も前の恋なのに、いまだ冷めぬ恋心を思い出した。はじめての恋はあっけなく終わってしまったのに想いは続いていると思った。
昨日観た映画「人間失格」と歌い手の人生に接点などないのに交差する。交差する一点に刹那の夢が見えた。
コンサートの余韻に浸り夜9時に帰宅するとリビングから灯りが漏れている。リビングからバスルームへの戸が開いていて、中戸は半開きである。
夫は私の帰宅に気がつくようにしていた。ひとりでの夕飯は味気なかっただろう。
布施明コンサートは今回で4回目である。45年前新潟公会堂でのコンサートがはじめてだった。まだ付き合ってもいないのに、先輩が行くはずのチケットが私に回ってきた。その時、知り合いの人を誘ってみた。
その人は車を持っていたから丁度よかった。チケットを無駄にせずちょっと気になっていた知り合いの人は今私を待つ夫である。
歌の上手い歌手は多いけれど、76歳で歌い上げる完成度の高さに驚くばかり。一呼吸もしないで愛と恋を歌い上げる。メロディと詩が切なく心に沁みる。その感動をどう伝えたらいいのだろうか。
この歌い手は疲れを知らないのか訓練か。人間失格に登場する3人の女性の映像と歌が重なる。
太宰治の妻役は宮沢りえ。凛とした和服姿がとても似合う。太宰治の才能を死ぬまで信じて認める真の強さと愛情の深さなのだろうか。
愛人役の沢尻エリカはまさに地を行っているようだ。わがままで妖艶で、子どもを欲しがる。その子は太田治子。一度は読んでみようか。
三人目の愛人を演じる二階堂ふみの迫力は凄みだった。天才かもしれないがあんな男なのに、自分のものにしようとする女の意地だろうか。
太宰治は最後には自らは命をたちたくなかったと思った。どうせその時は来るのだから、その時まで子供達のために生きたかったのではないだろうか。
刹那の夢がたりコンサートも終盤。2時間近くをひとりで歌い続けるこの歌手の底知れぬ歌のドラマに感無量。オーチャードホールも素晴らしく、妹に連れてきてもらってよかった。感謝する。
数々の人生の想い出を歌に映しているのだろう。数人の女性の顔が浮かぶ。ひとり息子は今どうしているのだろうか。今、歌い手を支えている若い妻はどんな人だろうか。
日日是好日
栃尾の雛飾りは旧暦の4月3日です。1日早く仕舞うと娘は早くお嫁に行けると祖母から伝え聞いている。実家には瀬戸の焼き物の雛壇があった。みかん箱くらいの大きさの桐箱に入っていた。明治からあったのかその前だろうか?私が幼少の時には鼻がかけたりしていて、まともな雛人形はなかったような気がする。その代わり熊にまたがって、マサカリを担いだ金太郎さんなどの飾り物があった。
小さなひなたちだったが箱から取り出し、箱を台にして赤いちりめんを敷いて、ひとつひとつ丁寧に並べた記憶がある。10歳違いの叔母と妹と一緒に並べた。叔母がお嫁に行き、祖母が亡くなり
いつのまにか小さな雛壇は物置に隠れてしまった。
私も家を離れ娘と一緒に飾った昭和の雛人は平成の水害で流されてしまった。
今日飾った雛人形はお友達から頂いた手作りの雛達です。もうひと組頂いた雛人形はイタリアに送ってあります。娘から写真が送られてきました。
孫がお嫁に行くのはいつかしら、まだ6歳だから、後20年はかかりそう。私は生きていたら90歳。この小さな雛達をそれまで飾れますように!
日日是好日
今日は豆乳のお話の続きです。
豆撰の豆乳は生搾りなので、豆の皮についているえぐみ、雑味が入らなくて、さっぱりとした美味しい豆乳です。
でも毎日飲むにはもっと美味しい方がいいに決まっています。
そこで豆乳を温めて飲む。鍋に豆乳を入れてきな粉、ココア、コーヒー、お抹茶をお好みの量1カップ小さじ1杯が適量です。甘さがほし時はきび砂糖をお好みに合わせて加えてください。
もっと手軽に!電子レンジで普通に温めてください。
牛乳が苦手な方におすすめ健康飲料です。
日日是好日
すごいです。
こんなにお花が綺麗に飾ってあるトイレはじめてです。
「まるでperfect Daysみたい」と
思わずお掃除のお仕事をしてくれている方に声をかけました。
「ありがとうございます」と優しく微笑んでくださった。
最高の日です。
阿武隈高原高速でした。
日日是好日
話題の映画を観る。ゆったりとした規則正しい生活を繰り返す主人公を数少ないセリフと表情で表現していた。淡々と毎日同じパターンで過ごす日々を映像で魅せているのに、飽きるより一体なにがはじまるのかと魅せられ、惹きつけられる序盤だった。しかしこの脚本は何気ない日常のように見えて日々変わる様を小さな出来事や大きなショックと次から次へと展開させていく。こんな脚本ってあるんだ。哲学のように、人生を語っている。答えは観る人が考える。姪っ子の登場や妹の登場で豊かな人間性を演じられるのは役所広司さんだからであろう。日本アカデミー主演男優賞に納得する。ただし他の映画は見ていないので私の評価は偏見極まりない。
木漏れ日の写真映像と古本屋さんの一言、迷子の子どもには人間性が深く映し出されている。風呂屋のシーンにはかっこいい俳優の裸も歳とともに衰えている。それも自然でいい。
決めつけは三浦友和との影踏みだろう。あの役は三浦友和の積み重ねてきた演技力にあると思う。好きな俳優だから贔屓もある。
ラストに流れる歌が情緒的で言葉の意味がわからないのに感動してしまう。映画を影で支えるこの作品の素晴らしさだろう。
日日是好日
今から2千年前に中国で豆腐が作られたとされています。そしてその前から豆乳はあったそうです。
そんな昔から飲まれ続けられていた豆乳とは、一体どんな飲み物だったのでしょうか?
今のように栄養成分があるわけではありませんが体の調子を整えていたのではないかと思います。なぜなら現代の栄養学で豆乳の効用は
⭐️豆乳に含まれる良質のタンパク質は生活習慣病予防
⭐️豆乳に含まれるイソフラボンは骨粗鬆症予防
⭐️豆乳に含まれるレシチン、サポニンは脳の老化防止や美肌づくりになります。
私は毎朝豆乳を飲んでいます。バナナを入れてスムージーにしたり、コーヒーを少なめにして(豆乳8:コーヒー2)飲んでいます。
豆撰の豆乳はここが違います。
豆は煮ません。豆を水に浸します。そして豆乳とおからに分けます。この作り方を「生搾り」と言います。古来中国から伝わった作り方ですが、今では全国でも数件しかこの作り方をしていません。それはどうしてかと言いますと豆を煮てから搾る方が搾りやすいからです。また昭和に入って豆の自由化が進むと同時に簡単に搾れる機械の普及にありました。
ところがこの「煮てから搾る」方法は豆の皮に含まれているえぐみが入ってしまいます。「豆を生のまま搾る生搾り」方法はこのえぐみ、雑味がなくさっぱりとした豆の甘さと香りを楽しめる本物の味です。
次回は豆乳を使ったお料理レシピをご紹介いたします。
日日是好日
人生でやり残したことは?
人生の終わりを意識したら、今何をするべきかと自問する。
今日はお茶のテキストを広げてみた。購入してから何年も過ぎている。買っても読まない本は山のようにある。意味があるのだろうか?ピアノの練習、1月に譜面をもらっているけれど、なかなかどころか1ページも進まない。YouTubeで聴くと天才だらけだ。全く才能がないのにピアノを練習する意味があるのだろうか。
意味がわからないのに続けている私。
娘と話す。豆乳プリンのデザインと成分について。無添加で作りたいと思っている。ビーガンの人にも勧められるプリンを考えていたが生クリームが入らないとコクがない。と私が話す。娘がネットで色々調べてくれた。取り寄せてみることにする。
やりたいことが山ほどあって、行きたいところもたくさんあって、
では人生でやり残し事は何か
まだまだそれがわからない。まだまだ生きたいからか。
映画パレードのテーマはなんだったのか
愛する人にもう一度逢う事。人のために何かをする事。作り続けて仕事をする事。
生きているうちはそれが何か気が付かないのかもしれない。最近よく夢に出てくる父と母。何か言いたいようだ。
たぶん豆撰の事だ。最近のお前は自分のことしか考えていないと言っているようだ。
日日是好日
二日目はロケ地巡り
まさか氷の道を歩くとは思わず、夫にしがみつく。夫は手を差し伸べもせず。行きと帰りでは数が違うお地蔵様たち、体に巻き付いている苔は風や水に耐えて何百年生きてきたのだろうか。いえきっと耐えてきたのではなく黙って見守ってきてくれたのでしょう。昨日のトークの中心は寒さの中の撮影談話だったが、なるほど。こりゃあ寒い。雪の壁がなく氷点下の風が吹いている。そんな中で耐えて耐えて演技する役者根性を感じた。私たちはお地蔵様の数を数えるどころか、93回以上「寒い」を連呼した。
古民家の佇まい「本宮カフェ」さんのコーヒーはまろやかで苦みが上品だった。コーヒーも豆腐も水が決めてである。映画の場面を思い出しながら金継ぎの茶碗を見る。ロケ地巡りに後映画を観たらまた新発見もあるだろう。店主さんが豆撰の油揚げを褒めてくださった。ありがとうございます。是非五藤監督と揚げたてを食べにきてくださいとしっかり営業する。そして教えてもらった椅子の裏サインの言われ。ノーベル賞授与された博士たちはまず第一に椅子の裏にサインをされるそうです。ここ本宮カフェさんにて、たくさんの有名人のサインを見てきました。ワクワクドキドキだった。
昼食は金谷ホテルの150年の味カレーを食べる。歴史ある遺産の建物と文化人の集まる館。若い人たちにとっては古き時代だろうが、70年近く生きている私にとってはそう昔の話でもないような気がしてくる。モノのない時代、経済成長期、自然災害、Aiに左右される時代、未来は宇宙住まいか?
中禅寺湖に向かう途中の男体山のゴツゴツとした力強さが迫ってくる。迫力を感じる。まだ見ぬヒマラヤを想像する。
夫と友と一緒の楽しい映画巡り旅ができることに感謝です。
日日是好日
久しぶりの遠征はもうひとつの日光物語「夜風に吹かれて」を観る目的で朝7時に栃尾出発しました。目的場所は日光紅葉座、到着すると五藤利弘監督と主演俳優さんたちのトークが始まっていました。主演のスネオヘアーさんとは面識がないけれど長岡出身で私の友達の友達と知ってから密かに応援しています。新潟のライブにも行きました。そして万登香ちゃんは以前豆撰で弾き語りしてくださいました。そんなご縁でトークを拝聴しますと、勝手に親近感が湧いて、応援したくなります。もし日光にお知り合いの方がおられたら日光紅葉座にて上映中ですので是非おすすめください。日光物語の主演そして「おかあさんの被爆ピアノ」主演の武藤十夢さんから大きなお花が届いていました。私たちジジババ仲間はちゃっかり可愛さ満点の和泉詩さんと記念撮影。
続きは次回に
日々是好日
ふきのとうが顔を出して
梅が膨らんで
ちょっとウキウキ。
豆撰 ランチいかがでしょうか?
長岡駅近くに新しいできたミライエ長岡に行ってきました。図書館は本棚がおしゃれに並べられ、休憩スペースもゆったり。お弁当を食べている人もいました。
一階のスペースにはグランドピアノが寄贈されていました。自由に弾けます。私は「浜辺の歌」を弾き妹が歌いました。吹き抜けのせいか音が響いていつもより上手く聞こえました。暗譜曲を増やさないとです。今取り掛かっている「夢」は私には難しすぎて無理かもと沈んでいます。三連符に合わせて左指が動きません。8分音符四つに三連符を入れる。左の音をしっかり聴こうとするのですが右手が入ると聞こえなくなります。訓練かな?諦めず何回も練習するしかありません。ここで挫折するか努力するか分かれ道です。
日日是好日
クリスマスローズの展示と即売
冬季間は入場料も駐車料金も無料だった。ポカポカお天気で丘陵公園は大勢の人で賑わっていた。私も一鉢欲しくて、夫に買ってもいいかと聞いてみたら「自分で手入れができればな」と言われた。鑑賞用に買いたかったから育てようとは思っていなかった。
しばらく眺めて買うことはやめにした。私には植え替えや手入れができないだろうと判断した。
日日是好日