2024年6月10日月曜日

片手のピアニストにありがとうございました、

舘野泉氏のコンサートに行ってきました。

米寿の片手のピアニストの奏でる音は片手で弾いているわけではありませんでした。心で弾き、聴衆に感謝を伝えるのです。一幕が終わるたびに手を合わせるような仕草と笑顔はまるで仏様のようにみえました。

舘野氏のために楽曲を書いてくださったひとりの名前、谷川賢作氏に舘野氏は恩師以上の感謝の気持ちを伝え心で弾いてくださった。おかあさんの被爆ピアノでアヴェマリアを自ら弾き音楽監督をなさった谷川賢作氏と私の距離は私の勝手で近くに感じていましたので、それはそれは感激でした。

そして、舘野泉氏と谷川賢作氏は盟友であり、心と心で弾くという共通点を見つけてひとり興奮していました。

息子さんのバイオリンもピアノと調和する。これほど優しい二重奏は聴いたことがありませんでした。お互いを思いやる親子共演は今まで見たことも聴いたこともなかった。チェロの演奏もふたりの親子に支えられて、支えて奏でる。

最後のアンコール曲赤とんぼは亡き叔母の大好きな曲でした。他界して20年以上すぎましたが、あの日のままの叔母が目の前に現れたようでした。

米寿コンサートに元気と勇気と優しさをいただきました。ありがとうございました。

日日是好日

2024年6月9日日曜日

下田 高城ヒメサユリ

 







軽いトレッキングのつもりで友と出かけた。20年ほど前にヒメサユリの群衆を観た記憶を辿って、はて?いつもの私です。まあいいかと登りはじめました。途中から記憶にはございませんのアップダウン、おまけにどこにヒメサユリ?花は散ったのか茎と葉っぱだけが残っている。

まあいいかアンアプルナのためのトレッキングである。昔上った道ではなかった。

最初の見晴台は下田の街が見渡せる。その向こうに守門岳が栃尾側とは違うなだらかな山に写る。青雲がよく見えて、シラネアオイが咲いていたことを思い出す。結婚前に夫と登った懐かしさが甦る。

それから行き交う登山者に高城趾までどれくらいですか?と尋ねること2回。ヒメサユリは鹿と猿にやられたそうです。彼らにとってはケーキのようにおいしいものと話してくれた登山者。まあ仕方ないか?鹿も猿も熊も生きるため。

2時間かかりなんとか高城趾まで辿り着く。

ヒメサユリには出会えなかったが、程よい汗をかき風が疲れをとってくれた。

下山は登りの半分の時間でようやく駐車場に到着。

日日是好日

2024年6月7日金曜日

とうとう決断する







 白内障と診断され2年経過。

最近は焦点が合わず、曇って見える日が多い。

老人の交通事故多いこの頃。はて?もしかしてと思い、意を決して病院へ。

「白内障進んでいます。手術しますか?」の問いかけに即答。「はいお願いします」

日程合わず11月に実行予約をする。とにかくとうとう決断した次第です。それにしても近年の病院通いは多くなったものです。心臓からはじまって、胸椎骨折、帯状疱疹、膀胱炎と病院パレードである。なんだか老人の仲間入りをしたような。

眼科診察の後ちょこっとイングリッシュガーデンに寄り道しました候。

日日是好日



2024年6月1日土曜日

日本の



7月になったら日本に来ることを楽しみに待っている孫の描いた「日本の家族」です。

ふたつの国に家族を持っている孫にとっては、日本もイタリアも自分の国です。

私たち老夫婦も娘を嫁にやったという感覚はありません。たまたま外国に住んでいるだけなのですから。

なぜ国が分かれたり、侵略したり、戦争をするのでしょうか?

兵士たちは戦いなど望んでいないはずでしょう。戦争によって切り離された家族、戦争によって息子や親を亡くした家族の気持ちがわからないのは国のトップの人たちでしょう。

家族も国と国も世界も繋がっていて

そして地球の仲間なのに

日日是好日


2024年5月19日日曜日

美味しい顔してください





ある番組取材の出来事。

「辰巳琢郎葡萄酒浪漫」という番組です。

現れた2枚目スターはこの番組の企画、つまり栃尾のワイン企画で総勢7人で栃尾入り、そのついでにお立ち寄りいただき、栃尾といえば栃尾の油揚げ。栃尾の油揚げといえば豆撰へ。

揚げたて作業を丁寧に見学その後、あぶらげカレーをリクエスト。一通りカメラが回った後に「どうぞ写真を撮ってください」とスタッフから声かけあり。遠慮しながら俳優辰巳琢郎氏の近くに行く。

まさかああ口が滑ってしまった。

「おいしいそうな顔してください」と私。

スタッフは爆笑!

辰巳さんの顔はこの写真となりました。




2024年5月14日火曜日

共通点

 同窓生が亡くなった。

朝ドラの本を読み終わった。

69歳の最期だった。

ふたりの最期が同じ年齢だったとは。

思い残すことのないように生きることの意味を

考えてみる。

今までは旅行がしたい。美味しいものが食べたい。

今まで頑張ってきたのだから当然だと思っていた。

だが、この2人の偶然の69歳と私の69歳を重ねると

自分のやりたいことははて何か?

誰かの役に立つことを些細なことでもいいからやる

ことかもしれない。

それが自己満足だと思う。

日日是好日


2024年5月11日土曜日

セカンドネーム





 ブーゲビリアは姉ちゃんの花

シラネアオイは真央ちゃんの花

クレマチスは娘の花

リンドウはお父さんの花

それぞれに花にはその人との思い出がいっぱい咲いてくれる。

余命いくばくもない姉ちゃんを最期の旅行に連れて行った。

「綺麗ね、綺麗ね」と繰り返し沖縄の大きなブーゲビリアと一緒に記念撮影

姉ちゃんは美人で背も高くてブーゲビリアには負けなかった。

シラネアオイは真央ちゃんの衣装の色、真央ちゃん大好き人間の私は薄紫の衣装が一番真央ちゃんに似合うと思っていました

清楚で優しくて

クレマチスの庭園はお友達のきみこさんが丹精こめて作られていました

その時に日本名はテッセン、洋名はクレマチスと知りました

そして母の日にクレマチスが届きました

今年も見事に綺麗に咲いて私を笑顔にしてくれています



2024年5月10日金曜日

お弁当作りの想い出



 日本は朝の5時、イタリアは孫の消灯時間。

私「今電話できる?」

娘「明日のお弁当作り中」

そうか、仕方ない。ストレスが溜まりすぎて、脳から溢れそうになっていたから、娘に鬱憤を聞いてもらいたかったが仕方ない。

私も想い出す。

娘はお弁当の日には必ずスイートポテトを依頼していた。

私「覚えている?あなたはいつもお弁当にスイートポテト入れてねと言ったこと」

娘「覚えているよ」

娘「この間のお弁当のおにぎりは笑われたから、サンドイッチにしたよ」

とメール。娘の作る孫のお弁当についてです。おにぎりは海苔で真っ黒になるのでイタリアの子供達は笑ったようです。

年代が代わっても母親の作るお弁当は、子供にとっては嬉しい宝物弁当。

私の母もおにぎりやあぶらげ寿司のお弁当を作ってくれました。

日日是好日


2024年5月3日金曜日

庭の花をみていると嫌なことが飛んでいった

 











ちょっと疲れた。

4月は特に疲れた。嫌なことが重なり人間不信に陥っていた。

桜からハナミズキに変わった栃尾の風景。車を運転して見上げる山々の景色がいつの間にか変わっていた。若葉の色が目に入ってくる。自然の色を見つめると昨日まで落ち込んでいた自分なのに、幸せを感じる。まあなんとかなるだろうと思うようになる。家と仕事場の往復ができることに感謝、職場のスタッフに感謝、お友達に感謝、お客様に感謝。感謝できることは幸せである。と思った。

最近、夕方まで仕事をすることがなかった。5時過ぎまで仕事をして帰宅したら夕陽が日庭の花々を照らしていた。お花たちがご苦労様でした。と迎えてくれた。

日日是好日



2024年4月22日月曜日






同年小旅行

蓬平温泉へ

何十年ぶりかの蓬平温泉の旅でした。

高龍様の階段はきつくて、ハアハア息切れ

でした。商売繁盛を願って奉納もしました。

温泉はツルツル、スベスベになり若返った気分。

夜中に目が覚めるお年頃。ヒソヒソ話に花が咲き朝方までどうでも良い話を繰り返す。

今日は丘陵公園へまっしぐら。チューリップが綺麗に並ぶ。山の萌色とピンクの山桜が心を癒す。

同年の小旅行は命の洗濯。

日日是好日

2024年4月15日月曜日

おまかせ

 



ストレス満開

もうだめ

夕飯なんてできない

外食すること決定

お寿司屋さんに直行

店主、何にしましょうか?

今日は考えることできません

おまかせします

サヨリ、ホッキ、アナゴ、サバ

いつものメニューである

店主の記憶って凄い

ひとりひとりの好みを覚えているんだ

なんだか、クヨクヨしている自分に

活力を与えてくれた

よーし

やるしかないでしょう

そこへ同期の保育士登場

七夕コンサートに誘われて

あぶらげ持って聞きにいくわよ

元気をもらう

まだまだ頑張らなければ

今朝並んだチューリップも

古希ちかしわたしに

応援歌を聞かせてくれた


日日これ好日





2024年4月9日火曜日

お花のパレード

 


我が家の豪華版です。クンシランが並びました。お父さんありがとう!

いつも素晴らしい花を咲かせてくれて。感謝しています。

だんだん、二人の話題は今後どうなるかと不安の話題が多くなっています。私たちの行く先は介護施設。と決まっているような会話です。でもできるだけ老夫婦2人で頑張りたいと思います。

まだまだ大丈夫ですよと笑っているクンシランたち。

そうそう先日植木鉢に中で冬眠していたカナヘビちゃんも元気よく草の中に飛び出しました。

日日是好日



2024年4月8日月曜日

バーコードがないから

 イタリアから孫が数冊の絵本を読んでくれた。もちろんfesutaimuで繋がって。

ひらがなとカタカナが読めるようになり、ちょっとお得意顔で読む孫。

ババはグーサインを送る。

その後、図書館ごっこをする。私は借りる役を仰せつかる。テキパキと絵本の裏に何やら、ピーピーとかざす動作をしている。

ノンタンの絵本を貸せてください。

すると、ダメです。ないです。ないないと慌てる孫。よく聞いてみるとバーコードがついていなかったようです。

お貸しできません。の結末となりました。

便利は不便利子供の世界までも浸透していることにはてな❓これで良いのか。

日日是好日




2024年4月2日火曜日

刹那の夢がたり

 


刹那の夢がたりコンサート

開演ブザーで幕が上がる。スポットライトの中。

そこには76歳の青年が、2000人の観客全てに歌を届ける。その歌はマイウェイではじまった。今回のコンサートテーマは「刹那の夢‥‥‥その時を想い出してください」と語り歌が続く。

私は16歳だった。はじめて恋をした。刹那の恋だった。半世紀も前の恋なのに、いまだ冷めぬ恋心を思い出した。はじめての恋はあっけなく終わってしまったのに想いは続いていると思った。

昨日観た映画「人間失格」と歌い手の人生に接点などないのに交差する。交差する一点に刹那の夢が見えた。

コンサートの余韻に浸り夜9時に帰宅するとリビングから灯りが漏れている。リビングからバスルームへの戸が開いていて、中戸は半開きである。

夫は私の帰宅に気がつくようにしていた。ひとりでの夕飯は味気なかっただろう。

布施明コンサートは今回で4回目である。45年前新潟公会堂でのコンサートがはじめてだった。まだ付き合ってもいないのに、先輩が行くはずのチケットが私に回ってきた。その時、知り合いの人を誘ってみた。

その人は車を持っていたから丁度よかった。チケットを無駄にせずちょっと気になっていた知り合いの人は今私を待つ夫である。

歌の上手い歌手は多いけれど、76歳で歌い上げる完成度の高さに驚くばかり。一呼吸もしないで愛と恋を歌い上げる。メロディと詩が切なく心に沁みる。その感動をどう伝えたらいいのだろうか。

この歌い手は疲れを知らないのか訓練か。人間失格に登場する3人の女性の映像と歌が重なる。

太宰治の妻役は宮沢りえ。凛とした和服姿がとても似合う。太宰治の才能を死ぬまで信じて認める真の強さと愛情の深さなのだろうか。

愛人役の沢尻エリカはまさに地を行っているようだ。わがままで妖艶で、子どもを欲しがる。その子は太田治子。一度は読んでみようか。

三人目の愛人を演じる二階堂ふみの迫力は凄みだった。天才かもしれないがあんな男なのに、自分のものにしようとする女の意地だろうか。

太宰治は最後には自らは命をたちたくなかったと思った。どうせその時は来るのだから、その時まで子供達のために生きたかったのではないだろうか。

刹那の夢がたりコンサートも終盤。2時間近くをひとりで歌い続けるこの歌手の底知れぬ歌のドラマに感無量。オーチャードホールも素晴らしく、妹に連れてきてもらってよかった。感謝する。

数々の人生の想い出を歌に映しているのだろう。数人の女性の顔が浮かぶ。ひとり息子は今どうしているのだろうか。今、歌い手を支えている若い妻はどんな人だろうか。

日日是好日

2024年3月25日月曜日

春らんまんを楽しむ






ウオーキングをかねて、雪国植物園に友とふたりで出かけた。
咲き始めたばかりの山桜、雪割草、ショウジョウバカマ、ナニワズ、キンセンカ、マンサクを見つけて喜ぶが、なかなか妖精たちの名前が出てこない。つい最近まではスラスラ言えたのに。ナニワズの名前は初めて知る。Googleで検索で。ところが一歩歩いた途端に「なんていう名前だったかしら」と認知症予備軍のふたり。浪速屋の柿の種を思い出し妹の名前の一字の「ず」をつける。ということにする。なんとか覚えたようだ。新しく覚えるのは、思い出すよりも難しい。これが古希への道かと少々自分にがっかりする。
水分補給にベンチを見つけて腰をおろす。片手に持っていたスマホをベンチに置き、水を飲む。ゆっくりと花を愛でながらの散策はそれほど喉も渇かない。行き交う人たちは、私たちの2倍速で通りすぎていく。「本当にいけるかしら?私たち」と
10月のアンナプルナトレッキングツアーのために新調したトレッキングシューズを見つめ、老人は形から先に入っているのであると自嘲する。森へ招待してくれたのは花ばかりではない。野鳥の共演もまた楽しからず。と歩き出したが「スマホがない」、水を飲んでベンチにおき忘れたことに気づく。とその声に反応して、旅人の男性が「案内所に預けてきましたよ」やれやれまたやってしまった。どうしてこうなるのだろう。これは認知ではない若い時からの習性である。さて、そろそろ帰りましょうか。なんだか変だ。朝起きた時から喉が痛かったのだが悪化したようだ。これは大変と家に戻ってすぐに一袋しかないパブロンを飲み、爆睡。夕飯まじかに、スマホで焼肉のタレの作り方を夫に、友には野菜を切るようにお願いする。夫曰く俺たちにもスマホで指示するのかと笑っていた。
養生は成功。焼肉は美味しかった。友よ、夫よ後片付けは頼む。
日日是好日

2024年3月17日日曜日

ババおねがい



 我が家の2階に置いてある盆栽の中に、眠っていた「トカゲ」を夫が発見。まだ外は寒いので金魚の水層に仮住まいさせ、大きな葉っぱで暗い場所を作ってやる。

孫に話すと

「ババおねがい。わたしがにほんにいくまでかっていて」と懇願。

ババ「でもババ達は虫の餌を探せないから春になったら外に逃してやらないと可哀想だからね」

孫「わかった」とちょっと残念そうでした。

夏には外でいっぱいトカゲさんにあえるでしょう。

日日是好日

一月遅れの雛飾り



栃尾の雛飾りは旧暦の4月3日です。1日早く仕舞うと娘は早くお嫁に行けると祖母から伝え聞いている。実家には瀬戸の焼き物の雛壇があった。みかん箱くらいの大きさの桐箱に入っていた。明治からあったのかその前だろうか?私が幼少の時には鼻がかけたりしていて、まともな雛人形はなかったような気がする。その代わり熊にまたがって、マサカリを担いだ金太郎さんなどの飾り物があった。

小さなひなたちだったが箱から取り出し、箱を台にして赤いちりめんを敷いて、ひとつひとつ丁寧に並べた記憶がある。10歳違いの叔母と妹と一緒に並べた。叔母がお嫁に行き、祖母が亡くなり

いつのまにか小さな雛壇は物置に隠れてしまった。

私も家を離れ娘と一緒に飾った昭和の雛人は平成の水害で流されてしまった。

今日飾った雛人形はお友達から頂いた手作りの雛達です。もうひと組頂いた雛人形はイタリアに送ってあります。娘から写真が送られてきました。

孫がお嫁に行くのはいつかしら、まだ6歳だから、後20年はかかりそう。私は生きていたら90歳。この小さな雛達をそれまで飾れますように!

日日是好日

2024年3月16日土曜日

豆乳でホットドリンク

 


今日は豆乳のお話の続きです。

豆撰の豆乳は生搾りなので、豆の皮についているえぐみ、雑味が入らなくて、さっぱりとした美味しい豆乳です。

でも毎日飲むにはもっと美味しい方がいいに決まっています。

そこで豆乳を温めて飲む。鍋に豆乳を入れてきな粉、ココア、コーヒー、お抹茶をお好みの量1カップ小さじ1杯が適量です。甘さがほし時はきび砂糖をお好みに合わせて加えてください。

もっと手軽に!電子レンジで普通に温めてください。

牛乳が苦手な方におすすめ健康飲料です。

日日是好日






2024年3月14日木曜日

すごーい こんな綺麗なトイレ

 





すごいです。

こんなにお花が綺麗に飾ってあるトイレはじめてです。

「まるでperfect Daysみたい」と

思わずお掃除のお仕事をしてくれている方に声をかけました。

「ありがとうございます」と優しく微笑んでくださった。

最高の日です。

阿武隈高原高速でした。

日日是好日

2024年3月13日水曜日

perfect Days

 話題の映画を観る。ゆったりとした規則正しい生活を繰り返す主人公を数少ないセリフと表情で表現していた。淡々と毎日同じパターンで過ごす日々を映像で魅せているのに、飽きるより一体なにがはじまるのかと魅せられ、惹きつけられる序盤だった。しかしこの脚本は何気ない日常のように見えて日々変わる様を小さな出来事や大きなショックと次から次へと展開させていく。こんな脚本ってあるんだ。哲学のように、人生を語っている。答えは観る人が考える。姪っ子の登場や妹の登場で豊かな人間性を演じられるのは役所広司さんだからであろう。日本アカデミー主演男優賞に納得する。ただし他の映画は見ていないので私の評価は偏見極まりない。

木漏れ日の写真映像と古本屋さんの一言、迷子の子どもには人間性が深く映し出されている。風呂屋のシーンにはかっこいい俳優の裸も歳とともに衰えている。それも自然でいい。

決めつけは三浦友和との影踏みだろう。あの役は三浦友和の積み重ねてきた演技力にあると思う。好きな俳優だから贔屓もある。

ラストに流れる歌が情緒的で言葉の意味がわからないのに感動してしまう。映画を影で支えるこの作品の素晴らしさだろう。

日日是好日

2024年3月12日火曜日

ポカポカいい気持ちだにゃあ

 


イタリアの娘から春らんまん写真が届きました。

ニャンコはうとうと、幸せだね。


日日是好日