花蓮に想う
今日から五藤利弘監督映画「花蓮」が
大阪で上映されます。
私はこの映画を三度見る機会がありました。
観るたびに感想が変わります。
いつかはFBのお友達とこの映画について
それぞれの想いを語りあったことがありました。
その時、話題に上らなかった私なりの「想い」を
少し書いていみます。
ヒロインのカレンはタイ人です。
カレンと重なる娘を想う母の気持ちが痛いほど伝わるのです。
この映画には一度もタイのお母さんは登場しません。
画面には登場しない役でも、この映画には重要な
役割があると思うのです。
遠い国から日本に来て、知り合った青年とのはかない恋。
遠い国に行ってしまった私の娘と重なっていたのです。
一回目を観たときは、カレンの切なさが心にしみる・・・
あの子はどうなのだろうか?異国の人と結婚するのだろうか
カレンのような悲恋を味あわせたくないと
母親の複雑な想いを感じて観ていたのです。
そして
二回目の観賞…その時、娘は異国の人と結婚していました。
放浪の旅人のような娘の選んだ人生の伴侶。
素敵な伴侶に巡り合えた娘に、いつも幸せになってね。
と願っています。
三回目は・・・・・・・。
自分の経験と重ねたり、想いを膨らませることのできる
作品作りをする五藤監督のもち味が十分に伝わる映画だと
思いました。
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