2023年3月7日火曜日

コロッセオからパンテオンまで





この日は、私の勘違いで見学先はコロッセオ、フォロ・ロマーノ、パンテオンなど紀元前からの建物や遺跡巡りをしました。私にとっては2度目のローマです。ちょっと感激の度合いが?でもイタリア人の娘婿が一緒ですから安心して回れる、細部の説明ありの利点が他の観光客とはちょっと違うところです。

コロッセオについて

ローマ帝国第9代皇帝ウェスパシアヌスによって建設された円形競技場。大きなアーチ出入り口が80箇所もあったそうです。内部の柱の大きさに圧倒されます。石とコンクリートとを使って建築するとはなんという文明だろうか?日本はまだ縄文時代だったと思うと歴史の違いをまざまざと見せつけているように感じる。この施設が剣闘士・捕虜・奴隷・猛獣の殺戮ショーや公開処刑が行われた事を孫は聞き

「動物はかわいそうだね」と何度も言う。5歳の子供にとっては歴史的建造物には関心が持てないが、「生きる」ことの大切さは理解しているようだ。去年訪れた広島原爆記念館に連れて行った時も「命の大切さ」を感じたようだった。子どもなりに貴重な経験をしている。


数々の広大な遺跡巡る旅は年寄りには、なかなかハードである。1日20000歩以上歩いているのだから、午後からはホテルに戻って2時間のお昼寝タイムを取る。この休憩時間がないと午後からの行動は無理だろう。今回は4年前と違う体の衰えを感じる。ところが孫は休憩中もお昼寝することはなく、テレビを見ていたようである。

さて、午後からはパンテオンを見学。ラファエルのお墓や天井の高い建物、天使の絵などを見学。その途中に「真実の口」に出会う。

以前は休館で窓越しに見ただけだったのですが今回は中に入ることができました。

孫に「悪い人や嘘つきの人は手をちぎられてしまうんだよ」と脅かすと「ハートがドキドキしてきた。ちょっと怖い」と言いながら「誰も悪い人はいないね」と観光客の手がちぎられていないことを確認している。ローマ見学の中で唯一笑える場所であった。


世界遺産を観て廻るとその建物にまつわる歴史的重要人物も登場すが、至って知識不足である。とりあえず忘れてもいいようにブログに書き留めるが、途中で名前が出てこない。日頃テレビなどで知っている人でさえ、あの?えーと?が多くなっているのだから、普段見ていない人や建築物の名前など覚えられるはずがないのです。

途中、泥棒に出会ったりすると孫は大きな声で「あれは泥棒なの」と言う。ヒヤヒヤするババですが、こう言う時は必ず日本語であるからホッとする。

ピッツァやパスタにもそろそろ飽きてきたので夕飯はブラジル系のお寿司にする。

天ぷらはよかったが、寿司はいただけない。どうしてチーズが入るの?どうして甘いの?

まあ仕方ない大はずだった。次回からは絶対偽物は食さない。イタリア料理のみに徹底することを誓うババでした。


次回こそバチカンです。


日日是好日
















1 件のコメント:

mhsanta3333 さんのコメント...

バチカンに行ったらシスチィーナ寺院に行ってくださいね。ミケランジェロに圧倒されるでしょう。真夫