2014年6月30日月曜日

歩いているといい音色が聞こえてきました

今朝は、いつもの道を歩いて通勤しました。
旭橋を過ぎたころ
ちりんちりんと音がします。
振り返ってみたら、ある家のお庭に風鈴が下げてありました。
風鈴が風に吹かれ奏でる調べに心が癒され、しばらく立ち止まってしまいました。


2014年6月28日土曜日

久しぶりの介護

今日は久しぶりに実母と叔母を連れて、三条のしらさぎ森林公園へ行ってきました。
残念なことに、菖蒲の見ごろは終わっていました。
それでも、実母は「きれいだ、手入れが大変だ」と今を楽しんでいました。
1日として記憶を自分の頭にとどめておけなくなった母を見ていると
切なくなりますが、いやなこともすぐ忘れるから幸せかもしれません。
お昼に大好きなマグロ丼を頼んだのですが、それも半分も食べられません。
温泉に入って、背中を流し、足を洗い・・・・・・。
母の背中が一回り小さくなったような気がしました。

2014年6月27日金曜日

片付けでみつけたメモ

「多田様
大変お世話になりました、身体を大切に栃尾のために
ご尽力下さい。

                              T.K」
豆撰そして栃尾のために、いろいろと尽力くださった若い局長さんでした。
転勤なさる時に御挨拶にお見えになられたのですが
私が外出していたため
このメモを残してくださいました。
机のマットの下に忍ばせていました。
ご自分の任務を歩き、語り、実行してこられた人柄に今もなお敬意を感じております。
あらためて、このメモを読み返し、私は栃尾のために何ができるのだろうか
日頃60歳になるからと弱気になる自分がちょっと情けなくなりました。

2014年6月26日木曜日

45年前は木造の渡り廊下がありました。

今朝は栃尾高校の脇を通って、豆撰に出勤しました。
同窓会館の脇のポプラは大きな大木になって、思わず見上げてしまいました。
この木が、こんなに大きくなったのだから
私は随分長く生きてきと実感してしまいました。
先に進むと、今では立派な渡り廊下になっていましたが
45年前は木造でした。校舎も木造とコンクリート校舎に分かれていて
1年の半分は木造校舎で勉強をしました。
だるまストーブに石炭です。
その周りに、大きな、ごはんいっぱいのアルミのお弁当が並びます。
今では考えられませんが思い出しているうちに
「いい時代」だったと懐かしくなりました。

2014年6月24日火曜日

歩くといいことがあります。

さて、歩いて5日目です。
相変わらず腰の痛みは取れませんが、歩いている時は痛くないのです。
今日は昨日と同じ道を歩きました。
S君の家の前を通るとS君のお母さんにお会いしました。
「私です、豆撰の」とメガネをはずして、私であることをお知らせしました。
「あら・・・・・・。」と昔話が始まりました。やっぱり話はS君の保育園時代のこと
給食が食べられなかった話をされていました。
今では2階から見下ろして、私は首が痛くなるほど上を見上げないといけないほど
彼は巨人です。
最期に「兄弟仲良く弟〔S君〕は兄を立ています。でも兄は兄で弟を尊敬しているんですよ」と
笑顔で話されました。
懐かしい方とお話がでたのも歩いたからです。

2014年6月23日月曜日

ケーンケーンと叫ぶのは誰

夜明けと共に叫ぶ声

どうもキジの声らしい。最近はこの大きな叫びで目が覚めます。
この近くに巣があり、夫は妻と子供を守っているかのように
「ケーンケーン」と叫ぶ。

2014年6月22日日曜日

母ふたり

実母は私の父が亡くなるまでは、炊事洗濯をこなし、現役引退してからは
趣味の生花と習字の趣味をもち
気楽な生活を楽しんでいました。
現在の母からは想像ができません。先日介護認定2と診断されました。
義母は朝から畑に田んぼにと農業を今も自分のペースでやっています。
他に、趣味を持つ事もなく、一生懸命働いてきました。
私は、毎日ふたりの母と顔をあわせます。
朝と夜は義母、日中は実母。

実母はこの花を以前は楽しんで活けていました。
義母は今もなおこの花を作り続けています。
さあ、どっちの人生が良いのか・・・・・・。

2014年6月21日土曜日

土手に咲く花たち

小雨でしたが、歩く事を決意して3日目、ここでやめたら三日坊主です。
勇気をもって?
傘を手にリュックをかつぎ、歩いて豆撰へ。
平橋を渡るといつもより耳に響いてきたのは川の音。
ツバメが低空飛行で私の前を通り過ぎて行きます。
堤防には背の高い赤と白とピンクの芙蓉?の花が背丈を競って並んでいます。
雑草たちは競争に勝ち、威張って背丈を伸ばしています。
歩くと、心が弾みます。車で通る風景と違って
音や自然がたくさん聞こえてきます。
いつもと違う土手を歩いたら、新しいお家がいっぱいでした。
犬を連れて散歩している少女に会いました。私と目が合うと、軽く会釈をしてきました。
初めて会った少女でしたが私も微笑み「可愛い犬ですね」と声をかけました。


2014年6月20日金曜日

何年できるのだろうか?庭の剪定

我が家は朝早起き家族です。
夫の仕事はここ数日、庭木の剪定です。
ドウダンツツジに始まり、モミジなどの形を整えます。
「おーいきれいになったろう?」と夫。
キッチン立っている、私の「きれいだよ」の答えを待っています。
きれいに整った木々は嬉しそうな笑顔です。
でも、この剪定はいつまで続けられ
「きれいだよ」と答えてやれるのでしょうか
ふと、小さい家でも夫と共にあれこれ考え楽しんで建てた家と庭です。
持ち主がいなくなったどうなるのだろうか?
と寂しい想いにふとかられてしまいました。

2014年6月18日水曜日

遠くにいるからこそ栃尾を想う

先日、日頃お世話になっている豆撰のお客様にお便りをお出ししました。
すると「少しお尋ねしてもよろしいでしょうか ?お手紙に書かれた映画はどこで見られますか?
私は栃尾の生まれです。懐かしくって・・・・・・。」と
DVDが販売されていることをお伝えいたしました。そしてぜひご覧下さい。栃尾の風景が
たっぷり楽しめます。」とお答え致しました。
お電話の声から察して少しご年配の方のようでした。

下記はそのお便り です。




お元気ですか
先日、こんなことがありました。
「いつも突然ですみません」と大きな体を小さく丸めてお店に入ってきたのは、長岡出身の映画監督さん。栃尾を舞台にした映画も撮っておられます。東京にお住まいですが頻繁にお越しいただき、いつも揚げたての油揚げをお召し上がりになります。
この日も、あつあつの油揚げを監督が召し上がっていると、以前豆撰で一緒に働いてくれたYちゃんが生まれたばかりの赤ちゃんと一緒に一家でお店に来てくれました。「内祝に豆撰の商品を…」と言うなり、Yちゃんは赤ちゃんを私に預けて商品選びを始めました。赤ちゃんは泣きもせず、かわいい笑顔を見せて私に抱っこされていました。
そこへ以前に新潟市からお越しいただいたご夫婦が来店。「この前お店で食べた油揚げがとても美味しかったので、また来ました」とうれしい言葉をいただきました。私は監督さんと相席をお願いしました。
油揚げを食べているうちに、いつの間にか、ご夫婦も交えてみなさんが楽しくお話をされていることに気がつきました。
ついさっきまで知らない者同士だった人たちが、あっという間に仲良くなって・・・。豆撰の栃尾の油揚げがこうした縁をつくるきっかけになっていることを感じて、とてもうれしくなりました。
Yちゃん一家は「また、来ます」と、新潟市のご夫婦は「今度、映画観ますね」と監督さんに約束し、お帰りになりました。監督さんも腰を上げ玄関に向かおうとすると、今度は豆撰を贔屓にしてくださっているNさんがご来店。Nさんに気づいた監督さんが「またお会いしましたね」と声を掛け、お互いに再会を喜んでおられました。豆撰のような小さなお店だからこそ「袖振り合うも何とやら」と改めて感じました。
その日の最後のお客様は、お世話になっている業者さんであり、長年にわたって豆撰を贔屓にしていただいているMさんでした。監督さんやYちゃん一家、新潟市のご夫婦のことをお話すると、「私にとって豆撰さんは、居心地の良い実家のようなものなんです。だから、何度でも栃尾と豆撰さんに来たくなるんですよ。みなさんも同じ気持ちなんじゃないでしょうか」とお話しくださいました。嬉しくて、胸がいっぱいになった一日でした。

2014年6月17日火曜日

介護猫は3D輸送してください

今朝、ミラノに住む娘との会話です。豆撰の「揚げたて冷凍ボック」の話を
娘にしました。日本の冷凍3D技術は世界のトップであり、これからは3D冷凍が主流になると力説。
その後、老猫介護の話になり、「イタリアでひきとってほしいよ」と話したら
「いいよ、3Dで送ってよ」と久しぶりに笑いあったアイパット電話の会話でした。

2014年6月16日月曜日

老人がまたひとり増えました。

89歳の義父母に、私たち夫婦の4人暮らしに
可愛い息子が登場してもう12年?
彼は人間にしたら、私の年を越えています。
最近は、お漏らしをし、私の朝の仕事を増やしてくれます。
「ああ!我が家は介護人がひとり増えてしまった」と
愛猫を見つめため息。

出勤前に庭をのぞいたら
日よけと食用のゴーヤの背が伸びていました。
朝から、文句ばかりを考えないで、もっと広い心になれないのかと
ゴーヤに聞いてみました。
「あなたの気持ちしだいですよ」と言われてしまいました。


2014年6月15日日曜日

東京は疲れます。

昨日は疲れた一日でした。プレミアム商品券を使い、横浜中華街へと、長岡へ向かったら靴が違う、ヨレヨレのいつものズック、時間がないから仕方ないと諦め、長岡につきプレミアム商品券をだしたら、ビュープラザでお願いします。と言われましたが、開店していません。仕方なく これも諦めました。東京から横浜へ。横浜への電車が何処か途中で人身事故のため、品川まで行って下さい、仕方なく、品川へ 、夫が私の目の前で、電車のドアが閉まり、夫は乗り遅れ、メールで品川で待つことに、やれやれ、目的地につき、老舗の店を見つけてどうやら、ランチに、点心セットを頼み、満足して、店を出てお買い物、するとその店の奥は、目的のお店の本店でした。あら?趣が違うではないか、中を除き、仕方ないもう、ランチは食べお腹いっぱい、さっきまでは美味しいと思ったのに なんだか不満足気分、帰りは東京のデパ地下で惣菜を買って、家に、何これ、アスパラと肉のマリネ?そのアスパラの固さ、こんな野菜食べたことない。夫の作った野菜のおいしさを感じ、東京の人はこんなの食べているのかとなんだか東京に住んでいる知人たちがかわいそうに思えました。
東京への小旅行は仕方ない旅行でした。

2014年6月13日金曜日

雨に濡れて

朝からの雨音に
「雨だと何もする気にならないな、ブログ書くこともないし・・・・・・。」と
窓から、田んぼに降り続く雨の量がだんだん多くなるのを見つめ、ひとり言。
少し憂鬱な気分のまま、豆撰へ出勤。すると玄関先で、けなげに雨に打たれている
バラの鉢植えに目が留まりました。
「貴方は、雨が降っても誰も傘をさしてくれないのに、笑顔だね」
憂鬱な日は心の休刊日にしましょうか?

2014年6月11日水曜日

土と語らい

私の大好きな、叔母の13回忌に行ってきました。
それぞれの家族の話題、懐かしい写真を見て
生前の叔母を思い出しました。
そこで、叔父からいただいてきたステキな器に
「土と語らい
炎の声に耳を傾け
流れゆく作礼山の
自然の中で
作陶に励んでおります。
忙しい日々の暮らしの中
心になにか感じていただければ
幸いです。」
と書かれたしおりが入っていました。
叔父の叔母への思いがつたわり
頬に熱いものが流れてしまいました。

2014年6月10日火曜日

集団登校

 

 毎朝、子供たちはランドセルを背負って
この道を歩く。
天気の良い日は、家の前の田んぼそして
子供たちの登校姿を
お日様と一緒に見守るのが大好きです。
子供たち、ひとりひとりの顔が見えるわけではないのですが
いつもと変わらず、同じ時間に同じ子供たちが歩く。
この子らが大きくなったら、この道を歩いたことが懐かしくなる
そんな時代が未来にありますように・・・・・・。

2014年6月9日月曜日

13年忌






明日、10歳違いの叔母の13年忌がやってきます。

命日より少し早く、お坊様にお経を上げてもらうのでと
叔父さんから電話が入りました。
叔母は5人兄弟の末っ子です。
末っ子なのに一番早く、天国に行きました。
もし、生きていたら私は毎日電話で話したでしょう
もし、生きていたら私は叔母と一緒にケーキの食べ放題に行ったでしょう
もし、生きていたら二人でイタリア旅行をしたでしょう
もし、生きていたら ・・・・・・。
いいえ、生きてさえいたら何も望みません。


2014年6月6日金曜日

御中元の新しいパンフができました。

ご注文お待ちしております。℡0120-05-5006

やってしまいました

朝の貴重な時間
掃除、洗濯、朝食作りと忙しい朝
それでも、その合間にコーヒを入れほっとした数分を楽しむ私のはず
今日はこのパターンが大きく崩れました。
おみそ汁の味噌の袋についた味噌を「もったいない」と思い
袋にだし汁を入れ、混ぜ合わせ、鍋に移す
その瞬間の出来事です。
すべては、鍋の外へ流れ
「大変」タオルを持ってきて、レンジの周りを拭くこと
10分以上、使った洗い水はいつもの10倍以上
時間と水を使ってしまいました。


2014年6月5日木曜日

信頼

 ひとり娘からのメール「日本の自動車免許証をなくしたようです」
私は「馬鹿じゃない、今度日本に来たら再発行手続き行ったら?」と返信。
すぐ後に「あった」とメールがきました。
「馬鹿」と一言返信すると、
「貴方の娘だから」と昨日のやりとり・・・・・・。

外国生活が長くなり、言葉のやりとりに日本人特有の言い回し?促す?察する?
等の言葉がなくストレートです。
だから、いつもケンカ?が耐えません。しかし親子ですから
1週j間とケンカは続かないようです。

2014年6月4日水曜日

一足早くお伝えします


                   
  あつい夏に、御中元の季節に!
せっかく、お客様が豆撰の栃尾の油揚げを大切な方に送って下さっても
長期不在が続き、賞味期限が短くなってしまうことがあります。
そこで、揚げたてそのままの味をお届けできる新技術を発見!
従来の冷凍保存と比べ、 3D冷凍は「ふんわり大豆の香りひろがる揚げたの味」を
損なう事なく冷凍できるのです。手間と経費はかかりますがおいしさをそのままお届けできます。
そして、ご自宅の冷凍庫に入れ、好きな時にお召し上がりいただけます。      
この夏の豆撰一番のおすすめギフトです。

                                                    
                             




2014年6月3日火曜日

夜が明けて


 起床したのは4時過ぎでした。
窓から、たんぼの色がきれいな朱色に見えました。
まだどこにも見えないお日様の光がたんぼと空の色を変えたようです。
日の出を見ようと、急いで車を走らせました。
栃尾の町は静かです。
栃尾のバスターミナルには越後交通のバスがいっぱい並んで
まだ、眠っていました。すれ違った人は新聞やさん。
栃尾の朝はゆっくりだと思いました。
生家の山の家に行ってみました。
守門の隣には粟ケ岳です。昔はガスタンクの周りは何もなかったけど
今では周りは家々でいっぱいです。
ここから、眺める景色もずいぶん変わりました。
朝早起きは知らない栃尾や忘れていた自分を思い出させてくれたようです。