2021年8月28日土曜日

書家の平野壮弦先生より

書家平野壮弦先生のブログより

 https://www.hiranosogen.com/blog/

15年くらい前に

高田建築さんで先生の書を拝見し

豆撰の包装紙用に書いていただいた。

平野壮弦先生の書を再び拝見した時

青い空を飛んで、白い雲に乗ったような

気がした。

時計の針が何年分も逆回りして

私の年も若返る不思議な体験だった。

それは十日町にある

静かな森の美術館だった。

小高い丘の中に

森の妖精達が道案内してくれる。

山から流れてくる沢のせせらぎ

はオカリナの伴奏のようだ。

こんな山の美術館で

コーヒーをいただき好きな本でも読んで

お昼寝ができたら最高だろうに。

先生が豆撰について

ブログを書いてくださった。

嬉しかった。

日々是好日。





ひら

2021年8月25日水曜日

2匹の猫

 従兄の家にもらわれてきた猫。

1匹はやんちゃな健常な猫。

もう1匹は生まれてすぐに病気に

なって盲目。

2匹は仲良し。いつも福ちゃんは

笑ちゃんをかばってくれる。

笑ちゃんは福ちゃんが外出すると

にゃあにゃあと泣く。

その声が聞こえるとすぐに戻ってくる。

何をするにも福ちゃんは男らしく

笑ちゃんを守る。

笑ちゃんは家の中では

盲目とは思えない。

階段も上がる。どこでも自由に

行動する。

福ちゃんと笑ちゃんの話を

従兄の娘から聞く。

愛にあふれている。

日々是好日。


2021年8月23日月曜日

雷と雨




 雷が

大きな音で太鼓を叩き

睡眠を妨げる。

うとうとし、ようやく眠りに

ついたのに

今度は早足競走の雨だ。

仕方ないまだ夜は明けないけど

起きることにする。

コーヒーを入れながらダスキンかけ

リビングに飾ったひまわりの絵に

やっぱり偽物は偽物。

孫の絵人魚に変える

やっぱり本物は最高だ。

3歳の孫の描いた絵は

どんな素晴らしい名画より

語りかけてくれる。

絵ってそうなんだ!

初めて気がついたババ流絵画のみかた。

庭の葉っぱに水の雫が落ちて

まるでピアノとフルートの

演奏会だ。

はにゅうのやどは

わがーやーど

たまーのよそおい

うらーやまじ

のどーかな・・・・・・。

妹の歌も聞こえてくる。

雷太鼓も葉っぱの鍵盤も

日々是好日。









2021年8月22日日曜日

コロナの中で


 テレビもネットも新聞も

コロナ感染ニュースだらけである。

ワクチン問題も含めて何がなんやら

わからない日々。

「お父さん!ねえ、どうして世界中の

学者、研究者が協力してワクチンを作って

共有しないの?」とまるで小学生の

ような純粋な気持ちで質問をする私。

夫は呆れ顔。

お金儲けに秘密兵器作り

ええわかっていますよ

だから戦争は、なくならないってことは。

でも、生きていくには一番大切なこと

なのに!と思うババです。

イタリアの孫とリモートで繋がっていても

お絵描きをしたり、ままごとをしたり

勝手に遊んで飛びまわっているけれど

「ババもしもしきらないでね」と言う。

日々是好日。


2021年8月19日木曜日

朝焼けに空に虹

 







部屋に差し込む

暖かく、柔らかな光。

朝焼けに誘われて、庭に出て

オレンジ色のライトに

照らされた花を愛でる。

振り返り家に入ろうとしたら

生まれてはじめてだ。

こんなに大きく弧を描く虹は。

何か良いことあるかなぁ。

日々是好日。

2021年8月17日火曜日

オンラインでは繋げない


 

イタリアの孫とは2年以上

直接には会っていない。

でも、リモートで繋いで

毎日会話はしている。

だから、いいわねだろうか?

リモートでは意味がわからず

4歳になったばかりの孫は

怒ったり、ババとは話したくないと

時々言う。

「あっそう、じゃあバイバイね」

と言うババも意地悪である。

娘にとってはそのやりとりが

切ないのだろう。

こんなメールが届いた。

「ジジババのこともノンニのことも好きだけど、本当にここにいたらもっともっと大好きでいっぱい遊びたいのに、iPadで話してると悲しい気持ちになって、苦しくなってだから意地悪言っちゃうの」

と孫が言ったらしい。

胸が熱くなって

涙が溢れてしまう。

これも

日々是好日。




2021年8月16日月曜日

朝の変化

 


お友達から

挽いてあるコーヒーをいただく。

我が家にそのコヒーを入れて楽しむ

習慣はなく、

どうしようかと迷っていたが

カプセルのコヒーは割高と

以前から思っていたので

この道具を購入することに決断。

小出にある「さがみや茶舗」は

亡き叔母のお店。

従弟と叔父がやっている。

従弟はコーヒーを入れるのが上手。

丁寧に美味しく入れてくれる。

つまりそのお店でこの道具を購入

してきました。

コーヒーの香りと匂いは

この道具を通すと

叔母の顔が浮かびます。

「姉ちゃん!Hの入れてくれた

コーヒーは格別だったよ。

今そっちで何しているの?」

と私は交信します。


小出の役場の前にあるお店です。

もし通りかかったら

豆撰の礼子さんからの紹介です。

コーヒーをいっぱいお願いします!

とお店に入ってください。

きっと美味しいコーヒーが

飲めると思います。

日々是好日。



2021年8月14日土曜日

蛙と会話

 


蛙を見つける。

可愛いよ。

大雨なんだよ、九州も広島も大変。

山口の映画上映はできるのかな?

心配だ。

我が家が土砂に埋まった時も

大変だった。この世の終わりかと

思ったほどだ。

あれからニュースは

今までにない豪雨です。って訴える。

こんなことが季節を問わず

各地である。

お盆もへちまもないではないか。

おまけにコロナはゾンビ!

増えていく。

いったいどうなるのさ。

それほどの本好きでもないけど

最近ハマっているのは絵本。

数分で読めて

孫にも読んでやれるから

とてもいい。ちょと本箱が足りないな。

お父に棚を作ってもらえるか

頼んでみようか。

久しぶりに原田マハさんの本を購入。

「リボルバー」拳銃とひまわりか。

契約書とか補助金とかの文章は

まるで頭に入らない。

何?

だけど原田マハさんの本はおもしろい。

一気に読んだ。

お盆でも我が家はお父さんと

金魚1匹、そして私。

ユウゴのくずかきとあぶらげの味噌汁。

日々是好日。

2021年8月11日水曜日

巡り会う




 私は人と出会うチャンスが

結構多くて(保育園時代、豆撰と)

それが私の源になっていると

思い続けてきました。

今もその思いは変わらないのですが

今朝、私にとって一番大事な人が

ここにいたことに気付きました。


朝ごはんの準備は

お米研ぎから始まります。

お米を研いで

昨日出し忘れていた梅干しを

出さなければと思って

小さな器を手に

瓶の蓋を開け、続いて小さな器の蓋を

開けたら

そこには梅干しがいっぱい

詰まっていました。

こんなことを私が寝ている間に

夕飯後の後片付けと一緒に

してくれる人はいません。

日々是好日。




2021年8月9日月曜日

月に一度のピアノと歌レッスン


 月一度のピアノと歌のレッスン日は

私たち60歳以上の癒やしの時間です。

現役保育士のTさんは同級生!

ピアノの音がとても綺麗です。

彼女は優秀な人で、

私は高校を卒業できたのも

彼女のおかげ、

今まではなかなか会えなかったけれど、

今は月一で会える。

同級生のお友達はクラッシク音楽の

ようです。

初心者のMさんは人生の先輩!お茶、

お花なんでもできる方!

私はちゃっかりお花の生け方を

教わっています。

その大先輩と今日初めて

キラキラ星の連弾を合わせる。

うーん私の方がついていけない。

間違ってばかり!練習するしかない。

5人の生徒たちのレッスンは

まずまずである。

そして私の賄いランチ!

今日は野菜のみ!

お父さんからフライドポテトを

作ってもらう。

メインは新発売金子屋さんの

「油揚げシュウマイ」

評判は上々!

長岡の新名物になりますように!

楽しい時間はあっという間に過ぎて

しまいました。

日々是好日。


2021年8月7日土曜日

8月7日 石積み





 朝5時に宮沢橋を渡る。

猛暑続きでも、川辺の風は心地よい。

刈谷田川の土手の一部が

綺麗に刈られている。

何回も石積みの写真を

「おてがみれしぴ」やブログなどに

載せてきたけれど

私自身が一度も石を積んだことは

なかった。

朝早くは誰もまだいない。

私は妹まりこのために、はじめて

石を積んだ。

まりこは生後2ヶ月足らずでこの世を

去った。

私は3歳だった。

お葬式の日座敷にお膳がたくさん

並んでいた。

母は2階の自室に閉じこもって

泣いていた。

何故泣いているのかわからなかった。

あれから65年が過ぎた。

そして、私は妹の代わりに石を積み

手を合わせた。

この日を迎えることができたのは

被爆ピアノコンサートと映画

「おかあさんの被爆ピアノ」で知り合った

Aさんの想いが私を誘ってくれたからだ。

その想いは五藤利弘監督映画

「ゆめのかよいじ」をAさんが観たことか

らはじまった。

あぶらげ作りのご縁が映画監督に

繋がリ、被爆ピアノのご縁がAさんに

繋げてくれた。

そして妹まりこの代わりを果たすことが

できた。

日々是好日!





2021年8月5日木曜日

時々怖くなる

 母が逝って

療養生活を見舞う日々から私は

自由になり

母の死に悲しみよりもホッとした

安堵の気持ちの方が大きいと感じていた。

ところが日が経つごとに、私の心は空洞

になっていく。

何をするにも、意欲が湧かない。

母が生きているだけで、

何か知らないけれど頑張ろうと

思っていたようだ。

そして

孫の住むイタリア家族のもとに

いけないこと、夫とふたりの生活の不安

などなどを考えたら怖くてたまらない。

何もかたらずとも母がいたから

どこか安心できていたのではないだろう

か。

今更ながら母の存在の大きさを感じる。




2021年8月2日月曜日

妹誕生の日

 今日は妹の誕生日です。

大きな広間に大きなひなたがあって

その傍で丸い桶に入っている赤子が

妹でした。

よく覚えていませんが

父も祖母も立っていました。

母の姿は全く思い出せません。

この日から私の人生が決められ

後継ぎという運命の道を歩くはめに

なったのです。

一方、妹は天真爛漫自由に遊びまわる。

まだ2歳にもならないのに

ひとりで街に出かける。

堤防を歩いている妹を職場の窓から

見つけた叔母は慌てて妹を抱え

街に嫁に行っていたもうひとりの

叔母のうちに連れて行ったことは

我が家に語り継がれている武勇伝です。

とにかくひとりでどこまで行くのです。

友達を引き連れて

中華そばを食べに行ったりと親分肌で

行動派でした。

カゴの鳥のように育った私は

妹が羨ましかった。

時は過ぎ

私は籠から飛び出してしまった。

そして天真爛漫で行動派の妹が

実家を継いでくれた。

父母の面倒も見てくれた。

妹がいてくれたから

今の私がいる。

7つ違いの妹も

もう60歳だなんて信じられない。

来年こそ

ふたりでイタリアに行きたいね!


2021年8月1日日曜日

合わせることは難しけど楽しい



 新津の金塚楽器の菅子さんご夫婦と

妹そして私で、音合わせを楽しむ。

その前に野菜パーティー。

ミニトマトの山盛り、枝豆、茄子蒸し、 

などなど。

新鮮野菜は何よりのご馳走で

美味しい美味しいの連発!

野菜作り担当のジジも

得意顔で嬉しそう。

お腹も膨れたところで

さてレッスンの開始。

キラキラ星の伴奏はできたはずなのに

ああ、ダメ。フルートにオカリナに

合わせられないどころか

間違ってばかり。

ああ、どうして練習の成果が発揮

できないの。

フルートやオカリナはチューナとやら

に合わせて音を取るらしい。

難しい!

私はピアノだから

調律師の方がついているから

ああ!よかった。

音合わせの難しさと

練習不足を認識する。


人間だってそうだ。

日本人もいればヨーロッパ人もいる。

みんな国が違うから言葉も肌の色も違う

じゃないか。

合わせるってことは

相手を理解すること。そして自分も

相手に合わせて変われるかどうかって

こと。

ふーん難しい。

演奏録画を見て

孫曰く

「ババ間違ってばかりでしょう」

ああきついお言葉!