2020年8月30日日曜日

熱すぎて猿も一休みの今日この頃

 

猛暑の中、夫の畑仕事は朝夕の4時間。

最近はこの猛暑で猿たちは森に隠れているのだろうか

畑には出没しない。

そのおかげでカボチャが実っている。

ややこぶりではあるが、猿にとられてはなるものかと

収穫する夫と私。

豆乳とカボチャスープは十分に楽しめる。

これに夫手作りのローストビ-フがあれば

超高級レストランになるはず。

 

猿にとって美味しくないものは、大葉と里芋らしく

大葉は健在。里芋はこの猛暑で葉っぱが枯れそう。

そこで井戸から水をくむ。

バケツに紐をつけて、まるで昭和の風景である。

私は里芋と背比べ・・・・・・。

 

 

2020年8月29日土曜日

さがしています 中村三奈子さん

特定失踪者と拉致問題を考える集い この思い届け!

待っているよ三奈子さん

来月9月6日午後2時~4時 アオーレ長岡で集いがある。

このコロナの影響で先着35人。

ここでもコロナ差別を感じる。

三奈子さんと私の娘は同じ年代に生まれてきた。

お母様とご縁があり3回ほどご一緒させていただいたことがある。

グレープフルーツゼリーがお得意で振る舞っていただいた。

きれいに剥かれた皮の中に透き通った プルプルの黄色のゼリーが詰まっていた。

ひとさじすくって、口に入れたら、甘くて、ちょっとすっぱくて それはそれは美味しい。

三奈子さんが戻ってきたら食べさせたい。 と思っておられるだろう。

お母様ももうご高齢である。

戻って来てください。かえしてください。

願いがかないますように・・・・・・。

2020年8月28日金曜日

がんばるしかないかな・・・・・・。

朝一番に聞こえるのは 蝉とコオロギの共演だ。

蝉はうるさくって、お盆も過ぎているのに カナカナの声はまだいい。

鈴虫なら情緒もありだがコオロギはちょっとやかましい。

三日坊主の私 庭の植木、そしてヒャクニチソウたちに 水をやる。

夫が畑仕事から帰って、庭の水くれも大変かなと思ったからだ。

去年にいただいた一本のユリの種から 庭に広がって増えている。

コロナがなければ差別もなく 母にも、孫にも、お友達にも会えるのに・・・・・・。

母と会えなくなって8か月が過ぎる。

孫と会えなくなってもうじき1年が過ぎる。

扇風機が回って朝陽がリビングを照らしはじめる。

エアコンに切り替えなければならないかな

今日はコロナ対策補助金申請にいかなければならない。

通るか通らないかわからないから 朝から憂鬱だ。

あきらめないでやるしかないかな・・・・・・。

2020年8月23日日曜日

「お母さんの被爆ピアノ」映画監督を囲んで

 

 

長岡Tジョイ上映「おかあさんの被爆ピアノ」が上映されています。

でも、映画監督の舞台挨拶はこのコロナ禍の中でありませんでした。

そこで人数制限10人前後の「五藤監督を囲んで」と題して

ミニミニ舞台挨拶もどきの豆撰山の家ベントを開きました。

検温、消毒、換気、マスク使用、お隣同士の距離をきちんとあけて

密にならないように十分注意しました。

長岡アジア祭実行委員長の菅野さんをはじめ

常日頃五藤監督を応援してくださってる方々が集まって

監督の熱い想いのトークに参加者は真剣なまなざし、

そして少人数ということもあり参加者全員の本当の声を

感想をお聞きすることができました。

中でも私も疑問に思っていた場面

被爆ピアノを乱暴に弾く若者たちに

佐野史郎さん演じる矢川さんが「ええ加減にせ」・・・・・・・。

「これはのう、1.5キロで被爆したピアノじゃ」

という場面の話が出ました。

これは本当にあった話だそうです。

そして古いピアノはいくら修理してあっても

材料は昔のものを使っているそうです。

監督の説明を聞きくと納得。

ノベライズを読みかえすと

この場面の重要性と意味がよくわかりました。

クライマックスの矢川さんのお父さんが被爆した場面撮影には

お天気事情、俳優さん事情で何日も延期になり大変だった苦労話など

映画を観るだけではわかりえないエピソードなどをお聞きでき

和やかな雰囲気で時があっという間に流れました。

ランチはもちろん豆撰の栃尾寿司弁当と豆乳プリン。

この間に撮影で使用された蓄音機とレコードの裏話そして

ラジカセから本番さながらの悲愴が流れる・・・・・・。

参加下さった私の同級生でお茶の先生から美味しい抹茶をいただきながら

話はさらにさらに盛り上がりました。

ここに参加できなかった方のメッセージをお届けします。 


おはようございます!
映画、とてもとても良かったです!
紹介してくださった礼子さんに感謝です❣
佐野さんの演技がとにかくすごく良かったです。
武藤さんも良かったです、ぎこちないけど一生懸命な感じが良かったです。
他の俳優の方々も、皆、良かったです。

私は最後に、奈々子が練習したけれど、
やっぱりうまくピアノが弾けなかったところにジーンと来ました。
そこで、おかあさんとそのおかあさん(おばあちゃん)の想いに繋がったから・・・
こんな言い方は変かも知れませんが、五藤監督は、監督さんなのに、
全然威張ってなくて、くろこに徹していて、でも、映像の随所に、
独特の空気感というのか、雰囲気というのか、
ふわっと吹く風というのか、そういうのを感じさせる人だなあと思いました。
初めて見た五藤監督の映画・・・こういう優しい目線の方なんだ、
こういう伝え方をされる方なんだ、と改めて感動、感激です!
箇条書きですみません。
 

 
 

 



 


 

 

2020年8月21日金曜日

コロナ差別ってどこ

7.13水害で我が家が全壊した時は 橋の上から

車を止めて我が家の瓦礫を物珍しそうに見る人々がたくさんいました。 

娘がドイツに住んでいた時に福島原発のメルトダウンがありました。

 娘の顔を見て「ふくしま」と言われたこともあったと聞いています。 

誰がいいか悪いかとか白黒がはっきりできない、 

このコロナにも多くの差別があるように思います。

何度も書いていますが イタリア家族とはコロナの問題から会うことはできません。

3歳になった孫は「コロナは見えないの、だからババのところに行けないの。 

悲しいよ、でも今すぐ行きたいよ。連れて行って」とiPhoneの向こうで 訴えます。 

お母さんの被爆ピアノを見てほしくておすすめしたら 病気の姉がいるので、

映画は遠慮します・・・・・・。 

どこで誰が感染するかはわかりません。 

豆撰でも同じことが言えます。 

お店にお越しいただいた方が新潟であろうと、

東京であろうと、関西であろうと 豆撰のお客様には間違いありません。 

私たちは消毒、密にならないように気を付け 空気清浄機を取り入れたり

できる限りの予防対策をとっているのです。 

それでも防げないこともあるかもしれない・・・・・・。 

あなたにはコロナが見えるのですかと 差別、中傷する方にお聞きしてみたい。 

私たちはお客様を信じて 真心を込めて

「ありがとうございます」と 言いたいだけです。

 世界が日本が人を差別しない世の中になってほしいと

 思う今日この頃です。

2020年8月17日月曜日

一番届いてほしい荷物が届かない

やっとイタリアへ荷物が届けられるようになり 孫の喜ぶ物をぎっしりと詰め 郵便局に持って行きました。 自宅に戻ると小さな包みがテーブルの上にひとつ 夫に「これなんだ?」と問われ ぎょっとする。 孫の小さなオカリナの箱が置いてある。 翌日、オカリナだけ送る。 孫の手元につくには1週間はかかるはず・・・・・・。 その間に「ババ浴衣おくって」と孫に言われる、 孫の友達が浴衣を持っていて、着せてもらい 自分も欲しくなったのだろう。 夏にしか着ない浴衣です。今更仕立てに出しても間に合いません。 そこで、従妹とスタッフに 着なくなった子供の浴衣があったら欲しいと ケチなババは懇願する。 さっそく送ることに、ついでに 郵便局さんの前に半額セールの張り紙が目に付く。 浴衣と一緒に送る。 1回目の荷物は税関に引っ掛かり 娘はお金を少々払うものの品物は全部届く。 2回目はオカリナだけだからすぐに届けられ良かった。 3回目は立て続けに荷物を送ったのであやしいと税関に・・・。 夏が終わったらどうしよう困った。

2020年8月15日土曜日

想い出をエコバックに作り替えた人たち

 

とてもすてきな姉妹がとても素敵な東袋を作ってくださりました。 

事の始まりは 着なくなったゆかたをほどいて作ってくださった東袋。

 発案者は姉妹の姪御さんです。 私と妹へのプレゼントでした。

 私たちは大喜びです。 素敵ね、かわいいわとはしゃいでいるうちに。

 メラメラと湧き出るアイデア。 

「このゆかたは、お父さんのゆかた、お母さんのゆかただから 

50年以上の想い出がいっぱい詰まっていますね。 

優しい手のぬくもり伝わる想い出の袋ですね・・・・・・。」 

「豆撰にも30年の想い出がいっぱいあります。 

30周年記念イベントを5月に計画していたけど、

 コロナ騒動で出来なかったのです。

 密にならないように恒例の感謝祭をロングランで考えています。 

100枚くらい作ってもらえないかしら? 

豆撰の品物を入れて 東袋をエコバックとしてプレゼントしたらどうかしら・・・・・・。」

 とんとん拍子に、この案は成立。

ところが ゆかたのほどこしは並大抵ではありませんでした。 

たった1枚をほどこすのに半日もかかってしまいました。

 この企画はちょっと無理とお蔵入り。 

それから数日過ぎたある日のこと

 蓼科のお姉さんのところに遊びに行っていた妹さんから 

「ただいま帰ってきました。お土産もってきましたよ」

 今が旬の桃を抱えていました。

 そしてその次に驚いたことは なんと想いがいっぱい詰まった、

たくさんの東袋でした。 蓼科で、姉妹で作ってくださったのです。 

そしてこうおっしゃったのです。 

「豆撰さんの30周年の御祝イベントに私たち姉妹からのささやかなプレゼントです」 

と・・・・・・。 なんて、なんと、素敵なプレゼントでしょうか。 

涙がウルウルしてきます。 

早速、お姉さんに御礼のメールをしました。 

すると 「ありがとうございました。作っていて、楽しくて、 

ふたりでなかよし時間を作り幸せな時間でした。 

まだまだ.頑張れると思いました」とお返事がありました。

 なんて素敵な先輩姉妹だろ。仕事を楽しみ、その上人の役に立つことをする。

 これからの人生、先輩姉妹のように生きたいと心から思いました。

 そして、豆撰姉妹も30周年を支えてくださった 豆撰ファンの皆様に

感謝の気持ちをありがとうの気持ちを 企画しておりますのでお楽しみに!

 30周年は9月19日から10月11日の予定です。

2020年8月12日水曜日

若い力に感謝とエールを!

 

久しぶりに

工場の若者たちを撮ってみる。

豆撰の油揚げ作りは他のお店の作り方と

全く違う。

新潟産大豆100%の大豆を水に浸す。

浸水時間は四季によってだいぶ違う。

職人としてこの道30年の社長が漬かり具合を

毎日確認。

浸漬された豆は通常の栃尾の油揚げ作りでは

「煮る」である。ところが豆撰は「煮ない」

ここが他の栃尾の油揚げ作りと大きく違う。

浸漬した豆をそのままつぶし、

おからと豆乳に分けるのだ。

搾った豆乳には全く雑味が入らない。

まろやかな大豆の風味が工場全体に漂う。

若者たちが動く。

熱い豆乳に、にがりを加え、混ぜる手の動きの

速いこと。

豆腐状になった生地を水槽に丁寧に移す。

あくを抜いたあとに生地を水槽から

すくい上げる、白魚のような若い手なのに、

その後の生地切りの素早さは芸術のようだ。

脱水された生地を手際よく並べる動きも速い。

いよいよ油揚げを揚げる。

ベテランの揚げ手と一緒に、

20代の若者男性がふたり。

マスクをして揚げる。熱いだろうに、

彼らはみじんも熱いという顔をしない、

真剣勝負だ。

太い箸と手さばき、その凄さに感心させられた。

(私が現場を離れて十数年経っています)

油断のできない、みきわめと時間との闘いだ。

豆撰の工場で働くスタッフに感謝とエールを

届けたいとあらためて思った。

IT時代の中、豆撰の工場で働く人たちは

五感を生かして暑い夏をがんばっているのです。







 

 

2020年8月10日月曜日

おかあさんの被爆ピアノ

わたしと5人のお友達と「おかあさんの被爆ピアノ」映画を観にいきました。

 「おかあさんの被爆ピアノ」とてもいい作品でした。

 大きなスクリーンに白と黒の鍵盤、ピアノの音に耳を傾ける

矢川光則さんを演じる佐野史郎さんの表情が映画に引き込む。

主人公の階段を駆け下りるシーンもこれから何がはじまるのだろうと

観客に想像させる。

そして第五福竜丸をバックに

被爆ピアノコンサートがはじまる。

母を返せ、父を返せと悲愴な声が、劇場に響き渡る。

スクリーンの中の人と観客が一体となり

からだが震えるような気がした。

若き主人公武藤十夢さん演じる菜々子と

演技力俳優佐野史郎さんが演じる矢川光則の

ふれあいがいい感じに映る。

ピアノの教則本を手にしてポスターの謎解きは

映画の進行とともに解明されていく。

ヴェートーベンの悲愴と広島の原爆ドームが重なる。

音楽を通して、被爆ピアノを通して訴えている脚本の力を感じる。

五人のお友達は劇場からでてく来るとそれぞれの目に滲んでいる涙が

映画の完成度を物語っている。

その後のランチ会で

「久しぶりの映画にお誘いいただき、素晴らしい映画を観ることができてよかったです。

ありがとうございました」

「お母さんの気持ちが伝わる映画でした」

「なぜ日本がこんな目にあっているのに、日本国はアメリカの保障はないの」

などいつもとはが違う深い会話に盛り上がりました。

素敵な俳優さんたちと五藤利弘脚本、監督の

映画「おかあさんの被爆ピアノ」をご覧になっていない方々に

ぜひおすす致します。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

2020年8月8日土曜日

昨日は金魚ちゃん「しろ」のお葬式。

 夕ご飯準備を整え

いつものように食卓に座る。

夫の一言。

「金魚は見えるか?」

あらあら大変、大きな「あか」がおなかを上に

ブクブク浮いている。

「しろ」はもうすでに沈んでいる。

夫の唯一の話し相手なのに、

夫の慌て方はすごかった。

餌をやる時にエアーポンプを切るのです。

優しい夫の心遣い・・・

ところがそのあとに忘れてしまう。

ひとつも金魚の世話をしない私なのに

「お父さんのせいでしょ!Yが悲しむわ」と

責める。

 

その話を孫のYに話すと

「今度、日本に行ったら金魚さんに注射してやるよ」

3歳になったばかりの孫には死がわからない・・・・・・。 

あかは今朝元気に海苔の水槽で泳いでいました。

餌をやっても仲間がいなくてなって寂しいのか

競争相手がいなくなったのでラクラクして餌に

飛びつきませんでした。

 

2020年8月7日金曜日

コロナ禍はいつまで続くのかしら

 

夢を見てしまった。

「ババジジ会いたいねえ、ママ」という声で目が覚めてしまった。

枕もとの携帯で時間を確認するとまだ3時半である。

日本列島を行き来するのも難しい今日

国と国の往来はいつになったらできるのやら・・・・・・。

町を歩いても、買い物をしても、お店にお越しの方々も

口には大きなマスク顔である。

マスクはファッションかギャングのようだ。

安倍のマスクをしている人を見たことはない。

レストランに行ったら、コックさんがフェイスシールド をして

調理している。

ホテルのエレベータ前にはボタンに直接触れないように

綿棒のようなものが設置されていると安全を強調する

従業員の映像。

いったいどうなるの、日本も世界も・・・・・・。

「でもさ、生きていればまるもうけだぞ」と

父の声が天国から聞こえてきた。 

生きてさえいれば・・・・・・。


 


 


 

2020年8月6日木曜日

広島へ世界初の核兵器が投下された日。

「おかあさんの被爆ピアノ」を劇場で観てきました。 いきなり、ピアノの調律場面のアップではじまる。 大きな画像に黒と白の鍵盤の音を確かめる主人公の 想いのはじまりを感じさせる。 説明もなく、第五福竜をバックに被爆ピアノコンサートが はじまる。 コンサートに駆けつける女子大生が階段を駆け下りる。 細かな演出というのだろうか、脚本家である映画監督の 想いが伝わる。 最初から大学生の弾く曲はこれだと映画監督は決めていたようだ。 土台にはどんな材料を使ったらいいか、 柱はこれだと決まっている。 その組み合わせ構成が映画を観る人を引き付けていく。 繰り返される原爆の瞬間とその後の原爆ドームの映像は 戦争はしてはいけないのですを強く訴えている。

2020年8月5日水曜日

私の心は夏模様?






6月に朝顔の苗をお友達からいただいて 小さな庭に植え
ました。ネットだけ夫に取り付け依頼。
その他、水やり、草取り、肥料は私の管理です。
(生まれて初めてのマイガーデン)


長雨からようやく抜け出して、お天気になり
山の家の朝顔も一つから二つ
そして今日は五つ咲きました。

そこに現れたクロアゲハ。密を吸っては飛び交う。
なかなか元気が良くて静止してくれない。
私の心は童心。
こんな些細な朝顔育てやクロアゲハの訪問に
日頃のストレスが緩和されるのです。

そして今日も一日コロナに負けず頑張って
あぶらげ作りをしなければと元気を出しております。


2020年8月1日土曜日

お手紙が添えられて届いたコーヒーカップ



中古品を初めて
ネット注文してみました。
ダンボールに丁寧に包まれて
届いた中に1枚のお手紙が入っていました。

このカップをを使ってくださる
多田様ありがとうございます。

というメッセージと一緒にテーパック珈琲が2袋入っていました。
シンプルで私流の大きさに大満足。

とても嬉しく元の持ち主に
お電話をしました。
思った通りの優しいお声。
もしかしたら同年齢かもしれません。

わざわざご丁寧にと
私のお礼の気持ちの電話が反対に感謝されてしまいました。


ささやかなしあわせを感じ
今朝はお茶の大先輩からいただいたパンに
このカップで珈琲をいただくことにします。