2013年9月30日月曜日

10月12日、13日は年に一度の大感謝祭です。




豆撰大感謝祭が10月12日、13日に例年よりも
新商品を取り揃えて、皆様にお越しいただきたく
スタッフ一同頑張っています。

バーデンバーデンさんから特別に作っていただいた
豆乳入りソーセージをはさんだ
スペシャル油揚げプレミアム
おっとととあきらさんから作っていただいた
生絞り豆乳入りタルト 
ミントを入れたおしゃれな
ミント味の豆乳プリン
など、感謝祭だから楽しめる商品を取り揃えました。



是非、お友達を誘って、ご家族で栃尾と豆撰をお楽しみください。
お待ちしております。
 
 

2013年9月28日土曜日

キンモクセイのにおい





稲刈りも終え、朝晩はめっきり涼しくなりました。
庭にはキンモクセイの花が咲き、
秋を知られています。
キンモクセイは花の美しさより
ふんわりと秋風にのってくるにおいがいいです。
心が重い時はどんな慰めの言葉より
癒される魔法のにおいです。


2013年9月26日木曜日

一番私を愛しているのは私かな

毎日の朝食作りをはじめる前に、カウターの上に娘夫婦の結婚式の写真が飾られている
二人の笑顔を見て、「娘は本当に、この外人である夫が好きなんだ」と
毎日想います。
そして、安心して包丁をにぎります。
これって、私が幸せを感じる一日の始まりです。
また、
手紙やメール、電話で
「礼子先生」と呼ばれた時、嬉しい気持ちになります。
先生という言葉は「死語」のようなものなのに・・・


こうした些細な事こそ、私は私を一番大切に想っている証拠なのかもしれません。






2013年9月25日水曜日

新米のおいしい季節です





いろいろな災害はありましたが、

お天気にも恵まれ、お米の出来は上々です。
豆撰でも新米と栃尾の油揚げを組み合わせた
「ごはん大盛セット」「ごはん小盛セット」を企画販売しています。

栃尾は県内でも棚田の多い盆地です。
寒暖の差が大きく稲作にはもってこいの条件です。
栃尾の油揚げ1枚と栃尾の新米があれば
おいしい笑顔の朝食、夕食が楽しめます。
是非この機会にオール栃尾を堪能してみてください。

2013年9月23日月曜日

きもちを伝えてそして感じてほしい

稲刈りも無事終了しました。
88歳の義母と私は寝てしまった稲を鎌でかり、
夫は長い竿で稲を起しました。
大部分は稲刈り機の威力で終了。
米を作るには、春の苗代から田植え、水の管理、草取りと様々な過程を
通り過ぎ、ようやく稲刈り、そして米になります。
夫の作った米が美味しいわけは、夫の大変さを感じているからです。
私は、今は豆撰の工場に入ることは、ほとんどありませんが
数年前までは、栃尾の油揚げを揚げていました。
「今日は一番美味しい油揚げが出来ますように」と願う気持ちは
今も昔も変わりません。
つくり手の人は誰でも、「きもち」を伝えたくて・・見てもらいたい、食べてもらいたい
そして「ありがとう」「よかった」などの誉め言葉をいただけたらと
想っているのではないでしょうか。

2013年9月21日土曜日

ゆめのかよいじと高校生



栃尾を舞台にした「ゆめのかよいじ」をTジョイで観ました。

「私を忘れないで下さい」のセリフにそれぞれの想いを感じながら、
 亡き叔母や父に想いを重ねたり
土砂に埋まった我が家を思い出したり
・・・・今日はたくさんの想いを感じる事が出来ました。
そして
舞台挨拶の中で五藤監督が「高校生の役で映像に写っている方がなくなっています」

悲しそうに話されたのが
一番辛くて、涙がこぼれてしまいました。
心からご冥福をお祈りいたします。

写真は映画の中でもきれいに映し出されていました
杜々の水です。
昨日、母と叔母とおにぎり持参で行ってきたばかりでした。




2013年9月20日金曜日

一人は寂しいと母はいいます。

先日、妹が夜蕁麻疹になり、緊急外来へ行きました。
夜遅かったので、私の家に実母を一晩泊めることになりました。
夕飯を食べさせ、お風呂に入れ、二階の私の寝室へ
「もう寝て良いですよ 、私はお風呂に入ってくるからね」と母に言って
部屋を出て、お風呂に入り、テレビをリビングで
見ていました。しばらくすると母が私の前に・・びっくりして私は
「どうしたの?もう遅いんだから寝んばんよ」と言いました。
母は、「ひとりじゃ、さみしい」と一言。
仕方なく、「じゃあ、2階でみるこて」と母を連れ寝室へ。
老人の痴呆の原因のひとつは
一人暮らしとの事。
たった30分くらい一人で寝室にいただけでも、寂しいと訴える母。
実母は82歳になります。父が亡くなる前は写経を楽しみ、花を活け
趣味を持ち、毎日父とドライブを楽しんでいたのですが
父の死から、何かが大きく変わったようです。



2013年9月14日土曜日

はざがけの思い出




今から50年以上も昔の事です。
鎌を使って手作業で稲刈をします。
刈り取った稲は「ハザ木」にぶら下げ天日干しされ、
乾燥された頃に、稲をハザ木から外します。
この作業は、お天気の良い日、夕方遅くまで続きます。

父の背をはるかに超える高さで、稲はリヤカーに積まれます。
その高く積まれた稲の上に、父は私を抱え乗せくれるのです。
稲の上で、ゆらゆらゆれて、夕焼け空も、背の高い木々も、雀も烏も
とても近くに見えて、嬉しくてたまりませんでした。

父はリヤカーをひき、母は後ろからリヤカーを押しながら
「からすなぜなくの、からすはやまに・・・」と童謡を歌ってくれました。
私はこの魔法の乗り物が大好きでした。
今では少なくなった 「ハザ木」に掛けられた稲を見ると
昨日の事のように思い出します。



2013年9月13日金曜日

ご当地メシ決定戦に栃尾の油揚げも・・





夕べの夕刊に、インターネット検索サイトが実施している

「ご当地メシ決定戦」の決勝進出!の記事が大きく取り上げられました。
惣菜部門では2位に登場していました。

とても、嬉しく新聞の記事やネットを見ました。
特に新聞の記事に「栃尾の油揚げ」と掲載されているのは
手前味噌ながら「豆撰」のパッケージの名前です。

「栃尾」と「油揚げ」の間に「の」の文字が入る「栃尾の油揚げ」は
豆撰のみです。

ちょっと自慢してしまいました。
とはいえまだまだ豆撰の油揚げはお召し上がりになっていらっしゃらない方
是非、是非食してみてください。http://mamesen.jp/agetate-aburage/

2013年9月11日水曜日

母と手をつなぎ歌う



里の秋
頬をなでる風に秋を感じる今日この頃です。
栃尾の山里を老母と廻りながら
口ずさむ歌・・

静かな静かな里の秋
お背戸〔せど〕に木の実の落ちる夜は
ああ母さんとただ二人
栗の実煮てますいろりばた

この歌の秘話を読みました。
終戦後、昭和20年「外地引揚げ同胞激励の午後」と題して放送されたそうです。
戦争が終わって、無事に本土の土を踏みしめた
兵士の皆さんを迎える歌だったそうです。
この歌をうたいながら、老母の手を引き歩くと
なんだか涙がこぼれてしまいました。

2013年9月10日火曜日

県民を守る信念

県知事の泉田さんのインタビュー記事を見つけ
読むと泉田さんの知事として、県民を本当に守らなければならないという
信念を感じました。
記事内容はhttp://iwj.co.jp/wj/open/archives/100574

今経済は2020年に開催決定の東京オリンピックに向かって
どんどん動きはじめているようです。
私も2回目の東京オリンピックを楽しみにしている一人です。
しかし福島の問題が一国のリーダーが世界へ向けて発信した東京オリンピックの
プレゼン内容で一番守らなければならない事は
「福島」と国民の命を守ることではないでしょうか
信念を一日でも早く行動実行して、国民、世界の人を安心させて
オリンピックへ望んでほしいと願うのは
日本国民、世界の人の願いだと思います。

そして、今の子供たちが夢をもち
政治に関心をもち
未来を作り上げてほしいものです。



2013年9月8日日曜日

1964年オリンピックを思い出す

1964年、東京オリンピック開催の年、私は12歳。
4本の細い足が支えるブラウン管つきの厚い白黒テレビを
一家6人で見入る。
テレビを前に、父の声は大きく、特に重量挙げの三宅選手に送る
声援はすごかったように思い出します。
バレーボールの金メダルは、スポーツ少女にとっては花形。
女子は、こぞってバレー部に入部していました。
スポーツは好きでしたが、
背が低いといういいわけとスポーツをやり通す根性のなさを今さら悔いても仕方ない。
はだしの王者アベベの偉業はすごかった。
東京オリンピックは靴を履いていたようですが・・・
ローマの時のエピソードは学校でも教えられ、その精神の強さを
子供心に感じました。
オリンピックの経済効果はすごいものがあったはずですが
子供の私にとって、東京オリンピックは強い根性を持つ事と
愛国心を教わったよう気がします。
今こうして思い出し てみると
あの時22歳の叔母はもういない、父もいない、もちろん明治生まれの祖母もいない。
一緒にテレビにかじりついた人がいない・・東京五輪決定の号外の歓喜に反して
なんだか妙に切なく涙がにじみます。
2020年の東京オリンピックは夫と娘夫婦と一緒にテレビを見たい
と7年後を想像しています。

2013年9月7日土曜日

介護の楽しみ方

昨日は朝日村へ
帰りの空き時間に、先日「夢コンサート」で買ってきた
三善英史さんの本「おかあさん、もっと生きて欲しかった」を読みました。

こんなに読みやすい本は久しぶりです。
本を読む時間の少ない私にとっては読みやすく、大きな文字は最高にありがたい。
一気に読み上げました。
それは三善英史さんの歌を聞き、彼の人柄にふれたからです。
そして、今私も彼のたどった道を歩いているからです。
今日は仕事が気になって仕方なかったけど、若い人に任せ
私は実母を連れて、コスモスでも見に行こうかと思っています。
介護の名前をかりて、ちゃっかり私も私探しをしたり、休息を楽しもうとしているのです。

写真は昨日の朝日村です。


2013年9月6日金曜日

朝日村へ

豆撰で使っている大豆は新潟産100%です。
産地は平成22年から始めた地元栃尾産大豆と創業以来変わらず使っている
朝日村の大豆の2種類のみです。
どちらも、有機肥料を主体に安心と安全な豆作りに取り組んだものです。
今日は長年、おいしい豆を作っていただいている朝日村へ行ってきます。

おいしい栃尾の油揚げ作りの原点は
畑を耕し、豆作りをしてくださる農家の方々のおかげです。
農家の方々への感謝のきもちをお伝えする事、
そして、今年の収穫状況を 把握する事は栃尾の油揚げ作りに欠かせない仕事のひとつです。

2013年9月4日水曜日

熱き心に

昨夜、長岡市立劇場にて 「夢コンサ-ト」を観劇。お芝居と歌の2部構成でした。
往年のスター、小林旭さん、松方弘樹さん、浅岡ルリ子さんたち大勢の方が出演されていました。
なつかしい歌声に耳を傾け、隣席は同年齢ですが、知らない人たち。なのに、
待ち時間、休憩時間には楽しくおしゃべり・・
これは同年齢という「安心」の切符を手にしているからでしょうか
そして、舞台では、私より10歳も年上なのに若々しい芸能人の皆様でした。
余裕で自分のお仕事を楽しんでいるように感じてきました。
私も10年後は「仕事」を楽しむ余裕のある人生をおくりたいものです。

2013年9月2日月曜日

育児放棄〔ネグレクト〕


保育園に勤め始めた頃、30年以上前でしょうか

母子家庭、父子家庭の子供たちの中には
お風呂に入れてもらえない、朝ごはんは食べさせてもらえない
もちろん洋服は着替えない・・こんな状態の子供たちは
とてもかわいそうでした。
お母さんが恋しくて恋しくて、お母さんのぬくもりがほしくて
いつも私のそばを離れなかった記憶があります。
今に比べたら、問題の度合いが違うかもしれません。
その頃は、育児放棄という言葉で子供のお父さん、お母さんを批判するより
「お父さん一人だから大変だよね 」と親を気遣って
いろいろなアドバイスをしていたようです。

その子供にとっては大切な大切な親なのです。
親に笑顔がなくても、保育園へのお迎えがどんなに遅くなっても、子供は
小さな体全身でお迎えを喜んでいました。

最初から放棄しようと決めていたわけではないはず・・
相談する人も、頼れる人も、友達もなく・・だんだん「どうでもいい 」から放棄が始まって行く。
育児放棄という大きな問題にならないように
転んだら「大丈夫?」と声をかけてやる、大人も子供も老人も大丈夫?の一言を待っているのではないでしょうか。