2017年5月24日水曜日

岩の鼻口から城山へ 母の元気な姿が映るのです。




 



今朝は四時起床。
朝食の準備とお掃除をすませ、6時に出発。
岩の鼻口からの登りは
木道の階段が続き、その上かなりの急勾配です。
でも、今週末、守門岳に登ると決意したからには
足慣らしをしなければなりません。
と言う訳できつくて難儀な道を今日は選択しました。

息が荒くなり、諏訪神社からのコースは楽チンコースだと
あらためて感じました。

それでも、鶯の声や木の祠に心がなごみます。
祠に夫はお賽銭をそっとおきました。
先日はお賽銭を持って行かないで、お願いをしてきたので
今日は用意してきたようです。
願いはやはり一つ。娘の安産祈願だと思います。

くもり空のため視界はあまりよくありませんでしたが
街並みや山々が霧にかかったように目に入り
そのくもった景色が、昔の自分を想いだす懐かしいフイルムに
変わっていきました。

実母と一緒に城山に登った日はいつだったか
父が他界してからですから80歳くらいまでは
頑張って登ったな・・・・・・。
数段登っては休む、
「もうだめだ」という母を「ゆっくり時間をかけて登れば大丈夫だよ」
と励まして・・・・・・。
前かがみになり、手を腰の後ろに組んで登る母でしたが、まだまだ元気でした。
そして私はこういうのです
「ばあちゃん、きっと今日城山に登った人の中で、一番年をとった人かもよ」と
すると無口な母は にっこりとほほ笑むのでした。

懐かしい自分映画はジ・エンド。

バタバタと自宅に帰り、朝食を済ませ
豆撰に直行。
伝票の整理、やらなければならないことを一応終え、
いざ、病院へ。母のリハビリに間に合うように
往復時間を含め約2時間の御見舞です。
今日は、反応が悪くてがっかりでした。
眠くて、リハビリは中止。
せっかく来ているのにとテレビをつけ、刺激を加えると
なんと、目を開きました。
やりました。すかさず看護師さんにお願いしました。
ごっくんの練習です。
大成功!

お昼過ぎに豆撰に戻り通常仕事!
忙しい一日でした。






2017年5月21日日曜日

上杉謙信公旗揚げの地 城山散策

城山への道は何通りもあります。
今回は、諏訪神社から上ってみました。
神社入り口の階段を上ると、さっそく出迎えてくれる
草花ににっこり。

諏訪様に手を合わせます。
「何お願いしたの」と夫に尋ねる。
夫は無言です。
私は「ひとつだけしかたのまなかったわ」
夫「無言。
きっと夫も私と同じことをお願いしたのです。
もう少しで、誕生する孫の出産安全祈願だったはずです。

今回は写真でご案内いたします。
豆撰から諏訪神社まで車で5分、諏訪神社から本丸まで
歩いて30分くらいです。













2017年5月19日金曜日

看護の先に見えるのは姥捨山

思ってしまいます。人の世話になることなくころりと
あの世に行きたい。

高齢者を抱えると、自分の20年後を想像してしまいます。
いつか自分も病に倒れるはずだと・・・・・・。
夫婦の会話の最後は「あんまり長生きしたくないね」に
たどり着くのです。

実母の突然の入院生活
同居していた妹夫婦にも、私にも
大きな問題となってきました。

誰もが命の期限を宣告されると、とても優しくなります。
それは、家族だけではありません。病院の先生、看護士さんも親切に
してくださります。実際父、叔母、叔父が死に直面した時は
優しい言葉で励まされたり、促されたりしているのを隣で見ていました。

しかし、今回はちょっと違うのです。
「脳梗塞」という病には段階があります。
症状がかなり重くなり、高齢になると、治療もなくなります。
すると、入院しているのに、看護士さんはまるでロボットのように機械的なのです。
忙しくて大変なことはわかります。
でも、患者は無抵抗な弱い人間なのです。
母は、言葉が出ません。意思表示はうなずくかうなずかないかです。
私と妹の言葉は母に伝わります。なぜなら、伝わるように根気よく繰り返し
話すからです。看護士さんには言葉がでないこと、左半身まひという
事実から、寄り添う気持ちを伝えようとはしないようです。
看護ってどういう意味でしょうか

着替えのシャツを持って行く時間が10分遅くて、母はお風呂に入った後、パジャンマだけ
着せられていました。
翌日、母はシャツを着ていません。と看護士に伝えると
そうですね。と言ってシャツをロボット人形にでも着せるように
作業をしました。
話ができなくても、全身全霊で伝わるように話せば
母はわかるのに、なぜ伝わるように話してくれないのか
看護士さんに不信感がつのってしまいます。

高齢者の病の先に見えるのは
姥捨山なのでしょうか


2017年5月16日火曜日

絹あげと鶏肉の栃尾だんご誕生まで






豆撰がイートインをはじめて、早2か月が過ぎようとしています。

何からお話したらいいでしょうか
まず、イートインスペースをどうしたらいいか、一番の難関でした。
限られたスペースです。店舗を増設することが、一番のなのですが、
豆撰は新潟でも雪の多い豪雪地帯です。
駐車場の確保以外に除雪した雪の捨て場が必要なのです。
そこで、仕方なく店舗の配置を考えた次第です。
窓際に椅子を並べてはどうか、テーブルを増やそうかなどなど
なかなかことは進みませんでした。

私の人生は、親、夫、娘はもちろんですが、お友達に感謝感謝の人生です。
運がいいのです。困った時に困ったことを解決してくださる人に
必ず出会うのです。今回も、そうでした。FB友達つながりの長岡出身の
建築家の先生とのご縁があってこそのイートイン。
幾たびかの、写真やメールのやりとりで相談をさせていただきましたが
私の不手際と私のいい加減な性格に、先生はしびれを切らし
東京から栃尾へ数回足を運んでくださりました。
「お金をかけずに、再利用しましょう!」のお言葉(信念)をいただきました。
元々豆撰に存在していた、大きな蔵の戸を使ったテーブルは、みんなの邪魔もの、
なんて、言ったら亡き父が「こら!れいこ」と怒鳴りそう・・・。ですが欅は重いのです。
でもなんだか、大きくって重厚でいい感じの座敷に出来上がりました。
それから、ショーウィンドウの位置を、まさか動かすなんて、思いもつかないことでした。

何とか、イートイン改築は終了のはずなのに
私は豆乳ソフトクリームの器械のサイズをすっかり先生に報告することを忘れ
まあ、なんといいましょうか
私は小さく小さくなって、「ごめんなさい」と謝るのみ。
それでも、先生の後輩の建具屋さんのおかげで、機械も食洗機も無事に
棚の上に収まることができ、やれやれ。

ここからが本番です。食器選び、
「アツアツ栃尾の油揚げ定食」の副菜
「栃尾寿司弁当」の副菜 と頭の中はいっぱいいっぱいになってしまいました。
そこで、今度はFB友達の料理家にSOS!
レシピのヒントをいただきました。(建築家と料理人さんは同一人物)
豆撰の人気商品「絹揚げ」を細かく刻み、鶏肉をミンチして
どこにも売っていない、豆撰独自の新商品へと・・・・・・。

さて、はて、もっとも重要ことはイートインのシュミレーションと評価が問題です。
お忍びで、東京からお越しいただきました、シニアビジネスの第一人者のMさんと
私の保育園時代の先輩ご夫婦から、貴重なご意見をいただくことになりました。
この重要な場面でもお友達から助けてもらうことが出来たのです。
シュミレーションがなかったら、一体どうなっていたことやら・・・・・・。
まだまだ、たくさんの本当にたくさんの方々の応援をいただくことが出来たのです。

話は前後してしまいますが
多くの多くの方々の応援、イートインに来てくださった方々、豆撰のお客様から
「だんごを売ってください」との声がたくさん!
嬉しくって、ありがたくって、
「絹揚げと鶏肉の栃尾だんご」を販売することになりました。
パッケージにはサブタイトル「お母ちゃんの手作り」を入れました。
一流の料理人にはなれませんが、健康と栄養バランスを考えた
お母ちゃんスタッフの愛情を栃尾だんごにいっぱい、いっぱい、詰め込んでいます。
夏のパンフに載せます。お楽しみにお待ちください。
世界にひとつだけのお母ちゃんの味を・・・・・・。









2017年5月8日月曜日

はーい。100点です!母のリハビリ。

三日ぶりに
入院中の母の顔を見に行きました。
母は声が出ません。
「おはよう、ばあちゃん」と声をかけると
口を少しだけ開き、お・は・よ・う
と唇だけ動かします。
今日は調子が良いのか「目を開けて」と母の耳元で
大きな声でいいます。
小さな目(亡き父曰く母ちゃんの目はドジョウの目)をそっと開きます。

母の手を握ると、握り返してきます。
親指はどの指と問うてみました。反応ありです。親指を動かしました。
小指はの問いに小指も動かしました。
凄い、進歩です。
それから、リハビリの先生から腕伸ばしをしていただき
「今日は調子がいいようなので、リハビリ室にいきましょう」
となり、私も一緒に移動。
車椅子に乗っている母の首は右向きです。
左の麻痺のせいで顔を正面に向けられないようです。
病院から外の景色を見る
車がいっぱいの駐車場、その向こうにはバイパス
「見える?」と問う、うなずく母。
母の目の先に烏が飛行していました。

母は歌が大好きな人でした。
山道を30分以上歩いて、田植えに行きます。
行き道は、私も歩きます。何歳だったのでしょうか。
父と母は田植えをします。私はおたまじゃくしを捕まえようと必死になって
泥んこです。なかなか捕まえられず「父ちゃんとって」と半べそ。
山の田んぼですから
お昼はおにぎりを持って行きました。
大きな大きなおにぎりの中は、もちろんうめぼし。
親子三人で食べるおにぎりの味は今でも覚えています。母ちゃんの味です。
おにぎりを食べ終わると、父はおたまじゃくしをとってくれます。
泥で小さな私専用の池を作ってくれます。
日が暮れると
からっぽになった馬かごに私はのって、楽ちんらくちん。
母は烏を見つけて
「カラスの母ちゃんも父ちゃんもこどもたちの待っている山に帰るんだよ」

烏なぜなくの
烏は山に
かわいい七つのこがあるからよ・・・と母の歌を聞きながら
コックリ、コックリ

病院から見た烏と若き日の母が重なり
思わず目頭があつくなりました。

視界の狭くなった母がなんと今日は輪投げに挑戦しました。
できました。できました。
「はーい。100点」と拍手をするわたし。
それを見て、リハビリの先生もニッコリ。





2017年5月4日木曜日

豆撰のおかあちゃんスタッフはがんばりまーす!








「栃尾寿司弁当」も「アツアツ栃尾の油揚げ定食」
豆撰のスタッフの全部手作りでーす。
科学調味料を使わずに、おかあちゃんスタッフは今日も頑張って作りました。
シェフにはなれませんが、やる気おかあちゃんの
心が伝わる田舎の味です。

皆様から「美味しかった」と言われ「本当ですか?」と大喜びしています。

豆撰イートインはお客様とスタッフの「仲良し」の絆になるかもしれません。
イートインのお時間は午前11時から午後3時まです。
お弁当もお店で召し上がれます。
単品は朝10時から夕方4時までお召し上がりいただけます。
みなさーん!お待ちしております。

今日は東京、富山、石川と遠方の方いっぱいでした。
ありがとうございました。
明日も、おかあちゃんスタッフはがんばりまーす!

2017年4月28日金曜日

東京のホテルの味は全く特徴がなかった

片道2時間の日帰り出張。
目的場所へ直行。
600人以上の集会である。北海道から九州までの「ものづくり」販売業者が一堂に会した
このホテルは、見覚えがあった。
中学生になったばかりなのに、天国に行ってしまったさやかちゃが元気だった頃です。
娘4才さやかちゃん5才。夫の叔母さんご夫婦とさやかちゃんの家族と私達家族で
夕食に連れてきてもらったホテルでした。
初めてのバイキングです。子供達は大喜びでした。食べたことのない「ライチ」をとても美味しいと何回も取りに行っていました。景色が動くのにも感動しました。
懐かしさと悲しさがいっきに湧き出てしまいました。
さやかちゃんが生きていれば37才です。もう、会うことはできません。それよりも、このホテルへの出張がなかったら、最近ではさやかちゃんを思い出すこともなかった。

栃尾の油揚げを作っている私の興味はやはり料理です。
会費の額にもよるのは当たり前でしょうが、
一流ホテルには特徴が感じられませんでした。
長岡のホテルとまるで変わらないのです。
つまらなと思いました。東京には地方からたくさんの食材が届くはずなのに、その特徴を生かしたメニューが見当たらない。何種類あっても、感動がなく、がっかりしました。
これなら、安くて、想いの詰まった「栃尾の油揚げ」の方が価値があるのではと思ってしまいます。
飽食時代に、誰でもがお手軽に食べれる栃尾の油揚げイートインは、この時点で一流ホテルに負けていない。
豆撰の想いの味をどうしたら、伝わるであろうかと悩みながら帰りの新幹線に乗りました。



2017年4月25日火曜日

もうすぐGWです。ぜひ豆撰にお越しください!







人間って本当に不思議な生き物だと思います。

昨日までは、もうどうでもいいか、なるようになるさと
投げやりになったかと思うと、ちょっとした嬉しい出来事で、
またやる気が出てきたりするものです。
私は頭の中がいっぱいになると、体まで狂ってしまいます。
足が重く、腰は痛く、こりゃあ大変と
昨日は、整体に行ってちょっとリラックス。
でも朝になると、やっぱり気が重くなるのです。
GWの準備もしなければ、
新商品のパッケージの事や7月に渡米しなければならない
事情もあり早めに夏に向けたパンフレットも作らなければと
思うのですが、
思うのみでなかなか前に進まなかったのですが
なんと!朗報あり。
入院中の母が1週間ぶりに口からゼリーを食べたとの知らせが入り、「やったあ!!」
このことは私のやる気スイッチの再起動です。

もうすぐGWです。
4月29日・・・・栃尾の春祭り
5月 3日・・・・雁木あいぼ(てまりつくり見学)

一年で一番美しい栃尾の春は新緑を楽しむことです。
刈谷田ダムにはこの時期は水もあり、周りの山々の薄黄緑は最高に美しく心を和ませてくれます。
鳩峰にちょっとハイキングしたら栃尾の街を一望できます。
秋葉神社、諏訪神社、神社の多い栃尾です。
上杉謙信公旗揚げの城山に登れば、山野草にも出会えます。

栃尾散策の途中で「アツアツ栃尾の油揚げ定食」「栃尾寿司弁当」「豆乳ソフトクリーム」
はいかがでしょうか?
お弁当は朝10時に販売いたします。(お弁当はご予約承ります)
ランチタイムは朝11時から午後3時まで。




 

ご家族お揃いで、お友達と 「栃尾巡り」を楽しんでください。
雁木通りもおすすめいたします。






2017年4月23日日曜日

栃尾寿司弁当を持って、栃尾の桜巡りと山菜採り








4月22日、5時起床
あれれ、雨が降っています。
栃尾寿司弁当を持って桜ツアー当日なのにどうしましょう!
東京、柏崎、長岡から数人のお客様のおもてなしの日なのに・・・
すると、夫が「雨は朝のうちだけだから大丈夫だ」と天気予報を確認してくれました。
7時ころに雨はあがりホッと胸をなでおろし豆撰へ出勤。
おもてなしのお弁当は 栃尾寿司弁当スペシャル版。
さてはて、どんな感想が聞けるか、楽しみのようで怖いものです。

豆撰の裏山、花桃の里へ
見晴らしの良い場所に皆様の感激の声。
刈谷田川と西田谷川の合流を山の上から見下ろす、街並み、バス停、学校、秋葉公園
などなど、目印になる桜を追いながら、
まるで、私の庭のごとく説明し、
誰も知らない場所、ここは私の秘密の場所のように説明し、ひとりよがりの鼻高気分。
帰り道でおじいちゃんとお孫さんのお花見に遭遇、なんて微笑ましい!
いつか、私も孫と来ることあるかしら?
栃尾美術館にて、お花見弁当 (栃尾寿司弁当スペシャル)をひろげる。
女性陣は3個の栃尾寿司はいっぱいかなと心配の声も聞かれましたが
皆さん、ぺろりとお召し上がりに、これまたひとりよがりの感激。
さて、空も青くなり、目指すは菅畑そして「こごめ」採り体験。
こごめを追いかけて、どんどこどんどこのぼって、まるで童心になって
いたのでは?またイチゲやカタクリを見つけては歓喜の声。


最後はやっぱり豆撰に戻ってアツアツ栃尾の油揚げを食べてもらい
生搾り豆乳ソフトでしめました。

どうぞ、皆様も豆撰イートイン俱楽部にお入りください!
事前にご予約いただければ、栃尾寿司弁当を持って、栃尾散策ご案内いたします。
電話予約は豆撰多田礼子…電話0120-05-5006まで








2017年4月21日金曜日

山と川の空気は気分をかえる



久しぶりに夫と菅畑の山を散策しました。
山のてっぺんから流れる雪解け水、壊れかかった小さな橋
萱の中からグーっと可愛い帽子をのぞかせる「こごめ」
ガサガサと萱の上を歩くと
けなげな「イチゲ」がわたしに話しかけます。
するとゼンマイも、カタクリも
「ご苦労様ね」と優しく微笑む。

少しだけ疲れていました。
母の入院
高齢とはいえ、86歳です。92歳の義母に比べたら若いのです。
私の名前も忘れ、深い眠りについている母を見ていると
疲れて、
心がなんだか沈んでしまうのです。
ゆっくり、ゆっくり治療し一緒に散歩が出来る日を願っています。

おまけに、私の中古心臓はちょっと誤作動気味。
そんな数日を取り消してくれるように、私に
優しく、「できることでいいのよ」と声をかけてくれた野の花たち、
ウグイスも歌い励ましてくれます。
心の疲れが和らいだ一日。

明日は遠くから豆撰イートインに来てくださるお友達をお迎えします。
こちらも、元気が湧いてくるのです。

2017年4月16日日曜日

栃尾の油揚げの煮付けは母ちゃんの味です。


朝一番のお客様
「ちょっと、来ないうちにお店、変わりましたね」と声をかけられました。
イートインの説明をさせていただき
久しぶりの、世間話、お花見話に弾みがかかりました。

続いて、こんな話も飛び出しました。

「ケンミンショウや他の番組でも、栃尾の油揚げというと
焼くことばっか写って、煮付けや味噌汁がでてこないから、栃尾の油揚げこと
しらねえなって、ちっと頭にきてます…豆撰に来ると、鰊とあぶらげの煮付けが
あるっけ、いいて」と栃尾人の声をお聞きしました。

そうなんです!
栃尾の油揚げといえば
鰊とぜんまいと一緒に煮るものだったのです。
昭和29年生まれの私は煮付けた油揚げを食べて育ったと言っても
過言ではありません。焼いて食べる油揚げなんて、栃尾人なら、
まったく知らないかった昔。
母が作った煮付けは口に含むと、じわっと甘しょぱい煮汁が口の中に広がって
しあわせ気分になるのです。
煮付けこそ、栃尾の油揚げの最高の食べ方であり、最高の味だったのです。

本当にシンプルな味付けなのに
その母の味がいまだ私には出せません。遠方からのお客様をお迎えすると
必ず挑戦するのです。
高級昆布、高級鰹節で丁寧に作っていても母の味にはまだまだなのです。

まだまだ修行が足りなくて上手にできません。
だから、母の作った油揚げの煮付けこそ、栃尾の油揚げ物語かもしれないと
あらためて感じました。

だって、栃尾の油揚げ煮付けは、かあちゃんの味ですものね!!
母から娘に娘から孫に伝えなくっちゃ!



2017年4月14日金曜日

さくらの想いは栃尾寿司ものがたりの続きでした








娘夫婦の来日滞在一週間
新潟の桜を追いかけました。高田公園からはじまり、鳥屋野潟付近、そして最終は
長岡福島江でした。
7部咲きの桜は、濃いピンクと山盛りの薄いピンクの入り混じった、とてもステキな
さくらものがたりの開幕でした。
娘夫婦と過ごしたこの数日間は、とても賑やかで、忙しい日々でした。
「おやすみ」と言って、娘夫婦は部屋に行きました。今回の帰国最後の夜です。

私は疲れてしまい、リビングで寝込んでしまい、目をさますと、誰もいない。
お風呂に入り、目を閉じると、なんだか妙に寂しさがこみ上げてきました。

そうです、先日ブログに書いた「とちお寿司ものがたり」と同じ気持ちだと
気がついたのです。大きな栃尾寿司のはしっこを狙って、競ったあと
大皿は空っぽになり、従兄弟たちはそれそれの家庭に戻ってしまった。
あの、なんとも言えない切ない気持ちと今、また同じ気持ちを味合っていることに
気がついたのです。
さくらを追いかけた数日のものがたり、栃尾寿司ものがたり
出会って嬉しいきもち、再開して楽しかった日々……。
そして、今度いつ逢えるのかと、心の中で、花びらがちらちらと散っていくのです。
想いを心の中に残せば残すほど恋しく愛おしくなる。
ものがたりは明日でいったん、本を閉じます。

今度、ものがたりを開くのはいつになるのでしょうか?

2017年4月12日水曜日

花桃の里からお知らせ 栃尾寿司弁当をもっていこう!




豆撰から車で5分
歩いて15分くらいでしょうか
小高い丘の上を見上げると
色鮮やかなピンク色の花桃のつぼみが膨らんで
見えます。

イチゲが咲き、ぜんまいも顔をだしはじめる気配です。
上りの道は狭いので小さな車でないと
危険かもしれません。頂上裏手に、3台くらい置ける駐車場があります。
豆撰に車を停めて、ぶらりと花桃を観ながら小高い丘「鳩峰」に
お手軽ハイキングはいかがでしょうか

畑のあちらこちらには水仙の花が群れをなして出迎えをしてくれます。
花桃の蜜をねらって飛び交うメジロたちの
賑やかな歌声に清々しい春爛漫を感じるはずです。
頂上付近から、もう一足上ると、両脇に紫色のカタクリもいっぱい咲きます。
朝は下を向いているカタクリは、お日様の陽を浴びると
空に向かって笑います。
コブシの花も咲く
小さな小さな鳩峰公園からは栃尾が一望に見渡せる眺めのいいところです。
(チッチとサリー気分になって・・・・・)








豆撰、お立ち寄りの際にちょっと足をのばしてみてはいかがでしょうか

お天気が良ければ「栃尾寿司弁当」を持って
残雪の守門岳を観ながら
お友達とご夫婦で楽しんでいただきたい
ちょっと穴場の「花桃の里」へご案内いたします。