2017年11月21日火曜日

編集の力 レミングスの夏

昨年茨城で先行上映を観た、「レミングスの夏」。
そして先日、長岡アジア祭主催のこの映画を再びスクリーで観ました。
一言で言えば生まれ変わっていました。
 何がどう変わっていたのかと問われたら
困ってしまいますが画像の一コマ一コマが生きていて、
主人公を含めた子供たちの表情がとてもいいのです。
引き込まれていくのです。
編集の力が作品を押し上げています。

五藤監督の舞台挨拶の中
子供たちの計画だから、そこには少し幼稚な部分が見える撮り方をしたそうです。
原作を見通した、感性は脚本家であり映画監督だからでしょう。
そしてそこに五藤監督の優しさが感じられます。

映画とは不思議な力を持っています。
記録であったり、希望を感じさせたり、人としての生き方まで
考えさせてくれるのですから。


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