2020年12月21日月曜日

栃尾の雪



大雪情報の中でしたが、思ったより栃尾の

積雪量は少なく豆撰への来客も

例年通りでホッとしています。スタッフは手洗の

徹底、消毒の徹底に努めお客様をお迎えして

おります。

目に見えないコロナと雪と戦う、どっちも

大変です。

街までやってきた熊はどうしただろうか?

冬眠生活に入っただろうか?

何もかも人間が自然破壊してきたからですか。

療養病院生活3年になる実母を思い出す。

母の冬仕事は機織りだった。火の気のない納屋

からバッタン、バッタンと音がする。

火鉢で祖母が餅を焼く。焼き上がった餅を半分に

してあんこをいっぱい挟んでくれる。

その餅を母に届ける。

私は餅を母の手にのせる。母の手は真っ赤に腫れ

ていた。

この頃は雪は今の何倍も降った。

屋根の雪下ろしは毎日のようで、玄関から

外に出るには雪の階段を上らないといけなかっ

た。60年以上前の話だ。




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