「お母さんってさ、結構本読んでいるけどさ、文章力ないよね。よくまあ、世界へ発信しているよね」とイタリアに住んでいる娘のキツイお言葉に、反論できず、
まあいいか記録だから
昨日は夫にお願いして聖籠町にお出かけしました。二宮家のバラ園散策です。駐車場もありお休みところもあり、老人には優しい場所でした。バラの他にもたくさんの花が出迎えてくれました。私の手のひらサイズのテッセン。などなど老夫婦にとっては至福のひとときでした。
日日是好日
7列14番
妹とお友達が先に行く、その後について
座る。結構いい席である。
開演前の嬉しさは子どもの頃の遠足のよう
な気持ちである。
すると
「すみません、そこは何番の席ですか」
と問われる。チケットを出し席を確認する
と妹の隣でもっと中央のいい席だった。
「すみません」と誤って移動。
だから年寄りはと言われそうだ。
オーケストラなしのピアノと西洋太鼓?
のコンサート。
会場もやや小さめのホール。
歌ではじまるがひとり芝居もあり
チャプリン風の俳優を演じる。
歌も芝居も動きが多い。これなら難聴の方
にも聴こえるだろうと思った。
体全体が手話のようだ。英語の歌も日本語
の歌も心で歌い語っていたように思う。
若い時の布施明さんとは違う。
若い時のとんがりがない。
歌のうまさとは違う、
人間の丸みが感じられる。
人を喜ばせなる。人のために歌う。
そして歌が人生そのものと歌う。
75歳を超えても希望と夢を持っている。
そして会場にいる私を含めた老人を励まし
勇気を与えていた。
アンコール曲最後は
これまたまた感激!
ただいまピアノ練習中の「別れの曲」であ
った。
5月は森麻季さんと錦織健さんジョイット
コンサートと昨日の布施明コンサートを
聴けてまさに薫風幸せいっぱい。
日日是好日
探しはじめて早3週間目
「あれはどうだ?」「えっなんのこと」
お父さんの指の先に
貴婦人のようなすらーりとしたお姿!
まさしく「エゾタンポポ」
栃尾の植物図鑑1ページ目の主役です。
探しても探しても見つからなかった
幻のタンポポ!
我が夫は栃尾の万太郎です!
日日是好日
40年前くらいだろうか
子供達は自由に登園し、全員が集まるまでお遊戯室やお部屋で遊ぶ。お天気の良い日はほとんど園庭で遊ぶ園児達。10時にならるとクラス別にお部屋に入る。私の部屋の名前は松組だった。26名の園児たちがお部屋に入り朝のご挨拶をする。「みなさんおはようございます」「先生おはようございます」私のオルガン伴奏に合わせて朝の歌を元気よく子供たちは歌う。「みなさんおやすみは何をしていましたか」と私は問う。その中で今でも覚えている。双子の女の子の答えはいつも「山」でした。その双子の女の子のお父さんは学校の先生で、その当時は栃尾市教育委員会で栃尾の植物図鑑を制作中でした。その時は少しだけ双子の子供たちが可哀想にと思いました。
でも今こうしてこの素晴らしい「栃尾の植物」図鑑をみているとJちゃん、Sちゃんは素晴らしい体験をしてきたのだと今になって気がつきます。写真の中にシロツメクサのヘアーバンドをつけておすまし顔のJちゃん、ホオノキの葉の風車を持って走るSちゃん。この双子ちゃんは最高の遊び場で最高のおもちゃで一番大切な時期を過ごした、最高の幸せな子供だったと思います。
種村清作先生制作の栃尾の植物図鑑は我が家が土砂崩れにあっても生き残り、我が家の本棚に今も存在していたのです。
もし、NHKの朝ドラ「らんまん」が放送されなかったら、この素晴らしい「栃尾の植物」図鑑を開き、あの頃を懐かしみ回想することはなかったであろう。
種村清作先生、ありがとうございました。野山を歩くたびに先生の図鑑を開いて楽しんでいます。
日日是好日