栃尾の風景を栃尾人より知り尽くし
撮影される長岡の五藤利弘監督。
「モノクロームの少女」に続き「ゆめのかよいじ」と撮り続ける映画とは
違う、ドキュメンタリー作品「それでも私は産みたい」のDVDを観ました。
この作品は映画監督の、実直な人柄が映し出されているように感じました。
ドキュメンタリー作品を作り手を想像しながら、観ることは
初めての経験?です。
大きなテーマ「それでも私は産みたい」について考えさせる「技」は
五藤監督のお人柄からかもしれません。
女性の年齢、不妊症そして夫婦、家族の問題。
いくつかの女性の心の問題に対して「本人にもわからない気持ち」を
映像の中で発見させてしまう・・・
いつもなら、たいした考えもないくせに発言してしまう
私を「黙」してしまったようです。
裏方に登場する人、表に登場する人、映像を見る人、それぞれの想いを
考えたら・・答えは見つかりませんでした。
「それでも私は産みたい」DVD他
五藤監督作品は「豆撰」にあります。お貸しいたします。
「スターテイングオーヴァー」http://cinema.artport.co.jp/startingover/
を見ました。主人公の設定は28歳位でした。
私は28歳の時、現在の私を想像出来ませんでした。
娘夫婦もきっと10年後を想像することはできないでしょう。
映画の中の2人も、娘夫婦も、そして私たち初老夫婦の10年後はどうなっていることかと
しみじみ思いを巡らせた、今朝のひと時でした。