2017年2月13日月曜日

篆刻…感激…三千年前の文字!




郵便受けから取り出す、スマートレターは
なんだかごつごつしていました。
差出人は「鉢山亭 虎魚」さんこと、佐藤隆介先生から届いたものでした。
先日、先生から届いた素敵なカバーつきの本のお礼のお手紙を出したばかりだったので、いったい何かしらとちょっと首をかしげました。すると、一枚のはがきと一緒に石に彫られた篆刻が中に入っていました。その印はずっしりと重く、なめろう色に赤に近い朱色の文様が流れています。
そして、「おぬしは筆まめのようだから、書信にサインしたとき、そのうしろにこの遊印を捺すべし。
(豆も礼も三千年前の書体だ)」とハガキに書かれていました。
私の感激はどれくらいだったと思いますか。
うかれて、酔って、宙を舞ってしまいました。
それから
印の起原は古く中国の殷代にさかのぼること、秦の始皇帝が字を統一してつくったのが小篆であり、その書体を印に彫ったところから篆刻という言葉が生まれたことを調べることもできました。
と人のは不思議なものです。縁をいただくから
私はその方々にお礼、感謝の気持ちを持ち続けたいと思いました。
そして、私の名前「礼子 」いい名前かもしれない命名してくれた祖母に感謝した次第です。

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