2015年7月1日水曜日

父の命日を前に





明日は父の8回目の命日です。
命日の1週間前に
ドイツに行ったばかりの娘を一時帰国させました。
意識のあるうちにと呼び戻したのです。
呼び戻すということは
当然、父は自分の命の最後が近づいていることに気づいてしまうでしょう
私と妹はどう説明したらいいのか
考えに考えたはずなのですが
今は思い出せません。
緊急手術の前に
孫たちの顔をひとりひとり見つめ
「若いということは可能性がある。やりたいこと、夢に向かって進みなさい」と
遺言のように語りました。
あれから、この家も3度にわたる土砂災害を経て
今日があります。
孫たちもそれぞれの夢に向かって歩いています。
妹夫婦 と私は豆撰で一生懸命働いています。
苦しいことの方が多いけど、うれしいこともたくさんあります。
仏壇に手をあわせると
涙がとめどなくなくこぼれてしまいました。


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