2016年9月26日月曜日

85歳前日、母を風呂に入れる。

実母、明日は85歳のお誕生日です。
今日は、山の家に来て、父に手を合わせる。
母は水を替える。

母を、お風呂に入れます。
少食な割にお腹まわりは大きく、
何?この腹と私が笑うと母も笑う。
シャンプーになると、両耳にしっかり指を入れふさぐ。
気持ちが良いのだろう
嫌だと言わない。
石鹸で体を洗うと、もういいという。
何言ってんの、ばあちゃん何もしないくせにと
私は母の背中から足までゴシゴシ洗う。
ゆっくりと、湯につかり、やれやれ。
バスタオルで体を拭いてやる。
着替えを、子供のように順番に並べておく。
15分以上かかって着替える。
玄関ベンチに座り、守門を眺めている母。
はい、次はつめきりです。
今日はいい子です。いやと言わない。
iPadを取り出し、アメリカの娘に電話。
今何時?と娘が聞くと、柱時計を見て、
11時10分前と答える。時計はまだ読めるようです。
その他は会話せず、ただニコニコしているだけ。
私は持ち込んだ仕事を終え、時計を見ると
あらまあ、時計は止まっているではありませんか。
早速湯を沸かしお茶を入れ
お弁当を食べる。大好きなかぼちゃを4切れも食べ満足そう。

認知症の母をみていると、
寂しくなります。

88歳まであと3年。このまま認知症が進まないことを願う。

私も母の年まで生きたいと願うようになった。
認知症にならず、大病しないようにしなければと父に目配せする私。



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