2016年11月21日月曜日

モミジの葉をいっぱい入れてやりました



山の実家に帰ってきた叔父は

栃尾の街を見下ろし、守門岳を見上げ
とてもうれしそうです。

朝早くモミジの葉を拾い、お日様で乾かし、
菊のお花とカーネーションと一緒に赤いモミジの葉を
いっぱい、いっぱい棺の中に入れてやりました。
薄ピンク色の紅をさしてもらった顔に
色鮮やかなモミジの葉は最高のお色直し。
それと、今日は最高続きです。お天気は最高!
縁側の戸をあけると、お日様のあったかい陽だまりに心は和らぎ
澄み切った空気の美味しさは最高!

それもつかのま・・・・・・。

黒い煙がもくもくと天を仰ぎます。
その煙に乗って魂は どんどんどんどん昇のです。
そして、たった2時間で
叔父の体は白い貝殻になってしまいました。
悲しくって寂しくって、少し涙しました。

今度いつ会えるでしょうか

きっと、生まれ変わってまた私の前に現れるような気がしてならないのです。

お帰りなさいそしてまたいつか・・・・・・。




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