遠い国にいても、リモートで会話できる便利な時代です。
定期便のように電話がかかってきます。
私の会話に「あれよ、あれさ。なんだっけあれだよ」が最近いや随分前から出てこない言葉に自分ながら嫌気がさしてしまう。友達に聞くと同じ症状だと言う。それで変に納得してしまうババである。
今日もいつものように「あれどうだった」とあれあれを連発する。とうとう孫は呆れて?面白がって、ババの真似をする。「わたし、いまあれにあれするからちょっと待っていて」とあれあれ会話に花が咲く。こっちはこっちでいちいち思い出さなくてもいいので、これはこれで会話が成り立つのである。
しばらく続けたが孫も飽きて、今度はごっこ遊びに変更。この子は私の赤ちゃんだからババは大ババでこの子はババの曾孫だよとのこと。お父さんはいないのと聞いてみたら交通事故で死んだそうな。孫は仕事に行かなければならないので、ベビーシッターに依頼。あらあなたの仕事はなあにと聞くと保育園の先生と答える。あらまあ私と同じねとババと孫は笑う。
便利な世の中になったもののババは疲れます。
日日是好日
0 件のコメント:
コメントを投稿