2015年6月6日土曜日

ビューティフルマインドを観る

気になった映画は随分昔の映画でした。
この映画が公開された時代は、全く映画を鑑賞する余裕など私にはなかった。
朝早くから、夜遅くまで、働き通しだったからです。豆撰と言う会社に席を置き、
休むことを忘れたかのように、働いていました。
ひとり娘は友人の家で育ててもらったようなものです。
だから、有名な映画であることも知りませんでした。
さて、本題に、この映画は、実話をもとにつくられていました。
ミステリー的に映像が進みますが、この実話の主役である、数学者の病について、
観る前に知っていたので、ミステリーに進む内容の謎解きは私にとっては
すぐに妄想であり幻覚であるとわかり映画を見続けました。があまりの演出?運び方
の上手さに、時々どうなのかと思ったのも事実です。
病名は昔では精神分裂症の仲間だと思いながら観ました。
今ではこの呼び名はないそうです。
統合失調症 と呼ぶことの意味をはじめて知りました。
精神の病は、家族の心を繋ぎとめておくには、やや不可能に近いものがあるはずです。
この映画はその不可能を妻の心で、触れる手のあたたかさで、可能に導き、
感動を世界中に与えることができたのでしょう。
人は病でなくても、妄想や現実離れしたことを、いつも想像する生きものなのですから、
この映画自体が妄想で、推理であるような気がします。
そして、脚本と事実が異なろうと、映画の世界では、観る人に
感動を与えることができたなら、それは事実と異なろうと、脚本家、映画監督
俳優、映画に関わる人たちの想いが伝わるから映画は楽しいのかもしれません。



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