2017年1月22日日曜日

湯を沸かすほどの愛とは

宮沢りえ主演映画「湯を沸かすほどの愛」を観ようと思った、きっかけは
日本アカデミー賞候補に「怒り」と並ぶ映画かもしれないと思ったからです。

そこで、対抗馬となる「湯を沸かすほどの愛」はどんな映画なのかと思い観ることに。
家業のお風呂屋さんを飛び出した、ボサボサ頭の優柔不断な夫にオダギリジョーさんはもってこいのお似合い役。その妻に宮沢りえさん。
松坂桃季さん演じる青年巧海、探偵役の駿河太郎さんもいい感じ。
映画って不思議なんです。
物語の内容はさておいて、出演されている俳優さんの知名度が観る人を洗脳するのです。
特に娘役の杉咲花さんは可愛らしく、この少女が
飽きさせることなく、物語は進みます。
3回ほど涙がこぼれるシーンがあります。
その最初は、「あなたは末期ガンです。数ヶ月の命です」と医師に宣言されたら、どうしますか?
肉親を癌で亡くしている私。
映画を観ながら、中学生だったSちゃん、叔母、そして実父の
闘病生活、そして死に至るまでが駆け足で巡ってきました。
いつか私もそうなるかもしれないとふと思うのでした。
さて、ここから、先が何とも言えないのです。
とても悲しかった、とても辛かった。これが愛だろうかと・・・
観終わったばかりの時は、いつものように感動したのですが
振り返ると
このタイトル「湯を沸かすほどの愛とは」の意味がわからなくなってしまいました。
映画って本当に不思議です。
赤い煙ってどうなのだろうか・・・・・・。







































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