2018年5月8日火曜日
安楽死を望む英国人患者の映画
GWは気候の変化が大きく
長袖から半袖に衣替えしたその日は寒かった。
案の定風邪をひいてしまいました。
熱はないものの、のどの痛みと体がだるく、鼻水ダラダラです。
無理はせず、家の中で二日間をゴロゴロと過ごしています。
初日は、「イングリッシュ ペイシェント イギリス人の患者」を観ることにしました。
第二次世界大戦最中を舞台に、アフリカの砂漠をメインに英国人、イタリア人、ドイツ人など多国籍の人間が入り混じっている、壮大なロケーション。はじまりには謎めいた絵筆です。謎解きからはじまりました。
恋愛、それも
わけありの内容ですが、上手い演出のせいか、わけありでもいいかと思わせる不思議な魅力ある映画です。音楽もいい。
修道院に逃げ込み主人公を介護する看護婦さんが見つけたピアノ、そしてそのピアノを弾くシーンはとてもいいのです。ピアノの音色が語るのです。平和であることの大切さを。また地雷工作員との恋もいい、主人公を密告者と思い込み、追い続けるカナダ人。主人公の記憶は人妻への愛を語る。
人妻のことを想いながら、自らの命を看護婦さんに委ねる。なんとも言えない、悲しみというのではない、ここで恋が成就していく。おわりははじまりのようだ。
国と国には国境があるけれど、人間には国境はないと訴えているようです。
ラスト、平和を信じ、希望をいだき、ジープに乗り込みイタリアフィレンツェに向かうシーンもいい。やはり映画はラストで決まる。
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