2020年7月8日水曜日

豆撰山の家イベントで懐かしい人に出会って



 

雨だったけれど
豆撰山の家にはアロマの先生、先生のお友達
そのお友達、豆撰のお友達が15人くらい集まった。

仏壇の前に真っ先に座り、拝んでいる人がいる。

イベント会場は亡き父の残した家です。
生前はいつも
「老人が集まる憩いの場所にしたい」とご近所のお友達や
親戚のみんなを招き、母の手作りあぶらげ寿司やおはぎを
振る舞っていました。

仏壇でお参りしてくださってたその人は
私を見つけ私の手を握りしめ
「お久しぶりね、タズ子ちゃんに、お父さんにお参りできてよかった」
とまるでテレビ番組のご対面のようでした。その人は私の叔母の友人でした。
母のこともよく知っていて「お母さんはタズ子ちゃんのおかあさんみたいだったわね」
叔母と妹と私はまるで本当の姉妹のようでしたから・・・・・・。

そして
「ここは60年ぶりよせていただいたわ。
景色が変わっているわね、昔は大木に囲まれていて
栃尾の町はよく見えなかったのにね」
そうです
平成16年7月でした。
我が家は土砂に埋まってしまい
豆撰の山の家も庭は崩れ落ち
庭の大木は土砂に埋まり跡形もなく
今では半分しか残っていないのですから。

熊本の大災害の画像を見るたびに心が痛みます。
心からお見舞い申し上げます。

父の残してくれた山の家のイベントは
人と人をつないでくれていました。

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