2020年10月5日月曜日

宇宙のように広い世界


 

茶事のお手伝いをする。

 

私のお茶の先生とは同じ高校の同窓生。

 

クラスは違っても顔なじみ。

 

時々和服姿で豆撰にお買い物に来てくれる。

 

品性のあふれるひとです。

 

そんなご縁で40年以上前にかじったお茶のお稽古に

 

通うことになったのです。

 

 

そして先日、茶事のお手伝いをもう一人の人生の大先輩と

 

ご一緒にする。

順番が大きな和紙に筆で書いてある。

 

挿絵も描かれてあり、素人のお手伝いさんにはとても

 

わかりやすく、できないながらも事を進めることができた。

 

失敗も数々・・・・・・。

 

汁椀に南瓜と冬瓜が用意されてある。椀に角切れされたその

 

2種を入れてしまった。1個ずつ入れ2回汁を出すことを再確認。

 

もうひとつは大失敗だった。お濃茶が始まったときに

 

お二階の茶室の釜の湯が沸いたかどうかを見に行って、

 

お湯はシュッシュウと沸いていた。

 

蓋を取ってみようかと迷ったが、結局取らずに来てしまって

 

「お湯は沸いていました」と報告。

 

これが大失敗、お湯は蒸発して半分になっていたのです。

 

なんとかお招きした先生たちと私たちお手伝い組の分のお薄を

 

点てることができたようでした。

 

こうして

 

失敗を繰り返し勉強させてもらうお茶の世界は

 

宇宙のように広く、66歳のかじり虫の勉強は

 

まだまだでした。

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