2018年4月25日水曜日

豆撰から1時間30分くらい「北方文化博物館」へ

 
 
pl k

 

豆撰から新津に向かいます。昨日は雨模様の一日でした。
新津から10分くらい走るとその一角の門構えから敷地の広さが
うかがえます。
正面の奥に樹齢150年、一本の木から広がる大藤が見えます。

後1週間もすれば見事な藤棚になったであろうと想像をしながら
豪農の館に入ります。
江戸時代中期、越後随一の大地主(伊藤家)の館です。
明治15年から8年間を要して建てられたこの豪邸には
魅せられるものがたくさんありました。
台所、大広間、茶の間そして庭園などはまるでお城のような広さです。
小作人の数は2800人とか、このお屋敷で働いていた人数はなんと50人。
一日に炊く米は1俵とはびっくりでした。
柱、天井、式台はすべて欅造りです。座敷を囲む廊下に柱が一本もないのにも
びっくりです。庭の景観を損なわない建築とその財力に驚かされます。
二階から見下ろす、下野の広い事、まるでお城のような感じです。
そして、そこから眺める藤棚の豪快さ。
屋敷のまわりにはいくつもの茶室。そのなかでもちょっと
変わった建物、三楽亭は三角形の 風変わりな茶室兼書斎がありました。
この日は
藤棚が長くたれ、紫の神秘的な世界を堪能するはずでしたが
それはかないませんでした。それでもこの館は新潟を訪れる方々に
ぜひご覧いただきたい歴史ある博物館だと思いました。
次回は紅葉のころ訪れてみようか

このGW新潟にお越しの皆様、栃尾にお越しの皆様、
新潟の歴史豪農の館「北方文化博物館」はおすすめです。



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