2018年4月7日土曜日

互尊社にはじまり・・・・・・。


すぐ目の前にあっても見過ごし、知らないことが多いようです。
昨日は互尊社でのお茶会に参加すると、如是蔵博物館を知る。
野本互尊翁(1852~1936)は
山本五十六をはじめ、長岡出身の偉人たちに大きな影響を与え、「如是蔵」の
精神(自分の尊さを自覚するとともに、他人を尊び敬うことがたいせつである)を
重んじ互尊文庫を創立された。
昭和60年に一般公開されたらしい。
庭は広くて、柿の木とケヤキの木に戦争の傷跡が残されていた。
戦争を知らない世代である。

積極的に書物を読むこともなく、この歳になる。

お茶会では、同年齢のお友達がお茶の先生として
お道具、掛け軸など、私の知らない名前が次から次へと出て
優しく説明をしてくれました。
同じ歳なのに凄いとただただ感心する。
この茶会に呼び寄せてくれた友を尊び敬う私でした。

その後、先日は休館だった駒形十吉記念美術館に立ち寄る。
加山又造展と加藤唐九郎展だった。
さくらに朧つきの日本画は、素人の私でもうっとりとさせられる。
茶器はそれぞれ個性があふれている。
この黒色の茶器でお茶をいただいたらどんな味がするのだろうかと利休を想像する。
この場でも優しく説明をしてくださる女性の学芸員。
また来ます。と約束する。次回は6月に来ましょう。展示内容が変わるらしいから。
この記念館は、空間の贅沢さと作品ひとつひとつが引き立つ展示に感動する。

その帰りに、新築されたある社長さんのお宅にお邪魔する。
ハイカラな洋装仕立てである。メルヘンチックなおうちは素敵だった。
女一筋で会社を切り盛りされている社長さんは凄い。

この日は女性の凄さを感じた。

しみじみと思う。
この年まで、仕事仕事で、趣味や余暇を持つ事がなかったと
夫と語る。



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