その人は
絣模様の紬洋服をお召しになっていた。
白髪が紬の焦げ茶色に溶け込んで
上品さが漂う。
その出遭いのその瞬間に
「多田礼子さんでしょうか」と
その方が私を見つめ
テーブルをはさんでいる距離を
ちじめようと
腰を少し前かがみに話しかけてくる。
初対面なのに
優しいまなざしと笑顔に
私は少し戸惑ってしまう。
「おてがみれしぴを大切に持っています
お逢いできてうれしい」と
その人は童心で話しかけてきた。
6月23日から
その人のキルト展をしたいと思っている。
そして
オカリナ演奏だ。
〇詳しい日程内容は後日お知らせいたします!
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