2019年8月19日月曜日
おたよりは人生物語のようだ。
時々、お客様からおたよりをいただきます。
文筆家の先生から
一枚のお葉書が届きました。
豆撰をたくさんの本に紹介してくださった先生です。
池波正太郎さんのたった一人のお弟子さんです。
近年は奥様を亡くされ
ご自分も闘病生活。
それでも酒はやめられないらしい。美食家ですから・・・・・・。
先生は東大卒のインテリさんなのに
人間丸出しの方です。
「まだ生きていいます。」の一言が物語っています。
もう一人の方は
ご高齢の女性です。
愛猫を先日亡くされその悲しみがつづられていました。
家族の一員の死は動物でも同じです。
その切なさを必死で乗り越えようとなさっている様子が
伝わる文面に私も昨年死んでしまった猫マメを思い出し
お便りの人生物語に
私は私を重ねます。
生きることはつらいことの繰り返しなのだろうかと
でも、私はお客様のお便りが
何よりも嬉しく生きがいにつながっていることにも気づいています。
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