2014年9月10日水曜日

小さなお家

一度観ていましたが、無料で栃尾オリナスで上映されたので
二度観をしてきました。
二度目となると、とても理解しやすい。
栃尾の風景が前半と後半に映し出されます。
雪の風景、稲の実る風景。五藤監督映画を思い出します。
登場人物はさほど多くもなく、赤い屋根のお家はセットらしい。
豪華なキャストと宣伝費 にお金がかかっているだろう・・・なんてせこい考え。
過去と現在の入り混じった映画ですが・・・・・・。
奥さん時子 と女中演じるタキの無言の表情
ふたりの愛に気がついているのかいないのか、だんな様の部下板倉の表情

見る側の、それぞれの考えですから。
原作は読んでいないので、その辺が少し曖昧ですが・・・・・・。
もし、タキが板倉想って、生涯結婚しなかったとしたら?
タキが奥さんから預かったお手紙を板倉に渡さなかった罪は
大きいのか?
答えは見つからないけど、奥さんの息子が大きくなり、車椅子で語る母親への
想いのシーンはたまらなく切なくなりました。
一回目の時よりこの最後の場面は悲しく切なく
涙がにじんでしまいました。

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