栃尾には奇妙なお祭りがあります。
今年は3月11日に開催されます。
下来伝地内で開催される今年の「ほだれ祭」です。
「ほだれ」とは「たわわに実った稲穂が垂れる」様を表す言葉で、
五穀豊穣、子宝や良縁、子育てなど、 人や作物の豊かな実りを祈願する祭りです。
はじめに重さ300キロしめ縄が御神体が祀られている隣に樹齢800年の大杉にかけられます。
この様子は、厳かさと、日本の伝統を感じさせてくれます。
栃尾には数多くの石仏や道祖神で有名です。
その中のひとつのである御神体は高さ2.2m、重さ600kgの日本一大きい木彫りの陽根型の 道祖神です。
この祭の時だけ祠から出され、初嫁を乗せて担がれます。
江戸時代の村における伝統行事を再現しています。
ほら貝と太鼓の音をバックに御神体に乗っている初嫁さんの笑顔に観ている人にも自然と笑顔がこぼれてしまいます。
昨年は栃尾生まれの村田裕之先生をお招きし、五藤利弘監督から「ほだれ祭り」の撮影させていただきました。栃尾に受け継がれる伝統と食をお伝えしたくて・・・・・・。
今年は
全国のCATV局で生放送されます。
小さな村のお祭りですが、初嫁さんの初々しさはなんともほっこりしてしまいます。
生中継日時:3月11日(日) 12:00~14:00
昨年撮影したこちらも是非ご覧ください。https://www.youtube.com/watch?v=7lOkYWt2k04
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