2018年7月21日土曜日

母に語る 鶴の恩返し

妹の借りてきた一冊の絵本
「鶴の恩返し」を病室で横たわる母に読み聞かせる。
読んでいると、物語が少し違うことに気づきました。
私が知っている「鶴の恩返し」はおじいさんとおばあさんが登場していたのですが
今回は、男の人が鶴を助けてくれます。そして結婚をするのです。
後半のお話は同じでした。
「決して戸をあけてはなりません」とお嫁さんはいいます。
開けてしまった、お嫁さんはやせ衰えた鶴。そしていなくなるのです・・・・・・。

この民話を私は明治生まれの祖母から、お昼前や夜寝る前に
布団の中で何べんも何べんも聞いていました。
今は病室のベッドに横たわる86歳の母に私が読み語るのです。
なんだか、寂しく切ないものです・・・・・・。

自分の羽を使ってまでも自分を助けてくれた人のために
機を織る。

母は洋裁学校に若いころ通っていたそうです。
だから、私の服や叔母の服、祖母のカンタン服も縫ってくれました。
手作りの洋服のデザインは私がします。
小学校の6年生の時、修学旅行のワンピースはとてもよく覚えています。
ピンクの格子柄でした。母に襟はレースにしてほしいと頼みました。
とてもお気に入りでちょっと鼻高気分でバスに乗ったことを思い出しました。
お金のなかった昔昔です。既製品のお洋服を着ることはできませんでしたが
母の作ってくれたワンピースは最高の仕立てでした。

豆撰からのお知らせ
この夏新発売しました「りかちゃんセット」は好評で大人気です。
お試し価格ということもありますが、豆撰のおすすめ商品がそろっていることです。
暑い夏に簡単に焼いて食べる油揚げと暑くて御調理はちょっととためらう方に
「あぶらげロール巻き」お弁当に最適な「栃尾だんご」はもらってうれしい手作り
御惣菜です。生搾りのかおりを十分楽しめる「おぼろ豆腐」「絹とうふ」
冷たく冷奴でお楽しみいただけます。
御中元に、またご自分のご褒美にいかがでしょうか。
期間限定です!8月31日までとなっております。



0 件のコメント: