2016年5月13日金曜日

スタンド バイ ミー

庭の花たちの背丈は随分伸び、
山はあっと言う間に真っ青になりました。
「年をとるってことだよね」と妻がつぶやくと、夫は「そうだな」とうなずく。
久しぶりに老夫婦一緒に映画「64ロクヨン」を観に行きました。
映画終了とともに、雨はあがっていました。
そこで、榎木トンネルを過ぎた山の棚田を見学することにしました。
車から降りた夫は「お母さん、爽やかだぞ」と弾む声で私を誘う。
田植えのはじまりです。田んぼは、まるで魔法をかけられた鏡のようでした。
「気持ちがいいわね」と大満足で帰宅しました。
夫は畑に義母と農作業に行きました。
私は借りてきた「スタンド バイ ミー」のDVDを観ました。
光と影は、線路や森をキラキラと映し出して、とても素晴らしい風景でした。
また、映画のシーンと同じように、
子供の頃、友達と一緒に線路の上をドキドキ、ハラハラしながら走りぬけたことを想い出しました。

「スタンド バイ ミー」の映画について、娘に知っている?と
尋ねたら娘は小さい頃に私と夫と一緒に観に行ったと言います。
ヒルが体中に張り付いたシーンで怖くなり
最後まで観ることなく、映画館を出たそうです。
私はすっかり忘れていました。だから見たことあるような気がしたのですね。
これもまた、いい想い出です。
そして、今はこの線路道を夫に支えられ、歩いています。
これからも・・・・・・。

0 件のコメント: