2014年11月5日水曜日

記念日は仕事

昨日は34回目?の結婚記念日でした。
忘れていたわけではありません。
でも、どうしても仕上げなければならない仕事のために
帰宅は11時になってしまいました。
待ちくたびれたのでしょう
夫は眠っていました。
34年前の11月4日は晴天でした。
朝4時ころから、花嫁衣装の着付けとあわただしく
着付けを終えて、部屋でその時を待つ私に
声をかける家族はなし。
それはそうでしょう、この日の結婚式を私の家族親族は誰一人として
喜んだ人はいないのですから。
私は大橋家の跡取り娘として妹が誕生したその日から
育てられ、教育?されてきたのですから
他家へ嫁ぐなど、もってのほかです。
その日、式場に向かうために玄関を下りたその瞬間に
亡き父は本当に哀しそうな今にも涙があふれそうな瞳で
「いつでも、帰ってきたくなったら、もどってこい」とつぶやきました。
私の結婚式はめちゃめちゃです。この一言から私は
披露宴が終わるまで泣き続けました。
だから、私の結婚式のスナップ写真はお葬式のように
叔父、伯母、妹、もちろん両親は下を向き泣いていたものばかり・・・・・・。
あれから、ずいぶんいろいろなことがありました。
今では、夫は私の大切な秘書?です。
「お父さん、メガネ知らない?」からはじまり
「パソコンのとこにあったぞ」などなど・・・・・・・。
今では私の漫談に合わせくれる良き夫です。きっと、天国の父も
泣いて笑っていることでしょう!!

写真は10年前の私たち夫婦と従姉、立山にて



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