2018年2月27日火曜日
「名匠・石川雲蝶と熊谷源太郎」学習会
武州熊谷で名工と呼ばれた熊谷源太郎。源太郎と行動を共にしていた若い石川雲蝶の
逸話と作品を交えた学習会でした。
講師先生は新潟県民俗学会理事高橋郁丸さんです。
秋葉神社奥の院は1846年の建築。源太郎は1799年生まれ、雲蝶は1814年生まれ。
つまり、源太郎47歳。雲蝶32歳の作品ということになる。年代を追っていくと173年前の作品と言うことになる。
共同作品ではあるが、その作風を考えると、源太郎が明らかに主体であったようです。
曹源寺には三国志・唐人 馬上の図は石川雲蝶作、日本武尊命(ヤマトタケルノミコト)は小林源太郎作。その他魚沼の開山堂や龍谷寺など有名なお寺からの依頼や、当時の逸話
石川雲蝶は酒飲みだった。婿養子には入らなかった。博打場所にお寺を使っていたなど楽しい話が盛りだくさんでした。
お話を聞きながら、栃尾に住んでいても知らないことだらけだったと気づかされました。
中学高に通う道は127段の石段があり、上りきると真正面に秋葉神社が見え、奥の院へと
続く、毎日行き帰りに見ていても、その歴史には全く興味も感心もなかったなあと
昔々の50年前を振り返っていました。
栃尾にはこうした素晴らしい神社や寺がたくさん見られます。
栗山の道祖神をはじめたくさんの石仏に会うこともできます。栃尾の自然と歴史、そして
栃尾の油揚げ散策はいかがでしょうか。
ご夫婦でお友達と栃尾めぐりはいかがでしょうか。
お気軽に声をかけてください。ご案内させていただきます。
写真は長岡花火の翌日に東京方面よりお越しの皆様を
ご案内させていただいたものです。
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