2016年8月2日火曜日

カフーを待ちわびて

原田マハさんにはまって
次から次へと読んだ中の一冊
「カフーを待ちわびて」のDVDを見つけました。
実は、この日も原田マハさんの本探しにツタヤに行って
偶然見つけたのです。

「カフー 」とは「幸せ」の意味、沖縄の方言だそうです。
犬の名前がカフーではじまる、不思議でちょっと甘酸っぱくて
哀しい物語に私はどんどん引き寄せられました。
読んでいる人は確かに61歳かもしれませんが
気持ちは、もしかしたら20歳くらいだったかもしれません。

沖縄を舞台の小説です。読み始めから読み終わるまで
恋愛小説だとは思いませんでした。
どうしてでしょうか
私の中では、恋愛と言うより「縁」をテーマに
偶然が偶然でない、目には見えない不思議な力が「明青と幸」に
舞い降りたような気がしてなりませんでした。
(余談です)沖縄は前回ブログに書いたように私には特別の地でした。
だから、「カフーを待ちわびて」を読んだ後に
「沖縄の海は青かった」をどうしてもブログに書きたかったのです。
(自己満足)

それからしばらくして
見つけたDVDです。絶対に観なければなりませんでした。
眠い目をこすりながら・・・いえついに終盤を見ることなくジ・エンド 。
終わった途端に目が覚めました。
この時、この瞬間を見逃してはならぬと
DVDを再生して、今度は最後の最後まで完全に観ることが出来ました。
本で膨らんでいたイメージと映画の違いはありましたが
素敵な映画でした。
ラストシーンの原作と脚本家の違いを感じながら
本は本、そして映画は映画と妙に納得した私でした。





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