2019年4月30日火曜日

4月29日栃尾の春祭り 平成最後でした。


お鷹持ちを見守る手


右大臣左大臣


烏天狗

一本歯の高下駄で歩く天狗

諏訪様で見つけたお稲荷様

諏訪様から見た酒蔵



諏訪様から表町に向かっていた行列を追いかけて・・・・・・。

60年以上毎年見続けた栃尾のお祭り
昔に比べたら、行列の中の人も外の人も減っている。
人の山の中から、行列を見ていたあの頃とは
何もかもが違っている。

織物の全盛期は栃尾の黄金時代だっただろう。
行列の花形「天狗様」はその時代の人が選ばれていたらしい。
栃尾の町を挙げての行事だから
行列参加者のお鷹持ちや弓持ち、もちろん右大臣、左大臣役は
主役だった。学校の授業は公欠だった。
機織りに関係のない、農家育ちの私はとても羨ましかった。
それでも参加する子供たちは男子に限っていたからまだいい。

諸行無常の鐘の音が聞こえてきた。
豆撰で働き30年、平成が終わる。




2019年4月29日月曜日

雪の道院を歩く









豆撰山の家の人形展は3時で終了。
山に家から眺める守門の美しさと萌黄色に魅せられて
山の家管理人さんを誘って
道院へ出発。

赤谷を過ぎ、だんだん田んぼの景色を楽しむ。
あと少しでカネタタキの池だ。
すると急に道を遮る残雪の多いこと。車は放置。
歩くことにする。
チュチュチュチュと小鳥の声。
澄んだ空気と新緑を五感で楽しむ。

最高の散歩だ。

道院へ行く途中で川で泳ぐこいのぼりを見つける。
心が和む65歳にあと少しの私。


2019年4月27日土曜日

素敵な方と出逢う



その人は
絣模様の紬洋服をお召しになっていた。
白髪が紬の焦げ茶色に溶け込んで
上品さが漂う。

その出遭いのその瞬間に
「多田礼子さんでしょうか」と
その方が私を見つめ
テーブルをはさんでいる距離を
ちじめようと
腰を少し前かがみに話しかけてくる。

初対面なのに
優しいまなざしと笑顔に
私は少し戸惑ってしまう。

「おてがみれしぴを大切に持っています
お逢いできてうれしい」と
その人は童心で話しかけてきた。

6月23日から
その人のキルト展をしたいと思っている。
そして
オカリナ演奏だ。

 〇詳しい日程内容は後日お知らせいたします!


2019年4月26日金曜日

春のといえば桜…今年もたのしませてもらった・・・。


春の訪れ


バス停















若い枝垂れさくら

桜の花びらは舞ってしまいました

数日の夢は

はかなく美しく


2019年4月23日火曜日

かぐや姫をみつけに








豆撰の山の家の裏は竹林です。



土の中から三角帽子の頭が見えます。

大人の竹たちは頭をちょん切られている。

雪深い地域の特徴です。

雪の重みで竹が転ぶのを防ぐためです。

私の祖母はかぐや姫の話をよく語ってくれました。

結末の別れの場面になると

私は泣くのです・・・・・・。

「かぐや姫、かえらんで」




初物
タケノコとあぶらげの煮物







2019年4月21日日曜日

4月21日から5月12日まで豆撰にてお人形展開催!





 
 
懐かしい風景に心が和むことでしょう
 
ご自由にご覧いただけます
 
 
見学時間は11時から15時
 
 
お問い合わせは
 
0258-53-2014
 
 
4/24は大正琴コンサートもございます。
 
お弁当にお菓子付きです。
 
皆様のお越しをお待ちしております。
 
 
 
 

2019年4月18日木曜日

杤尾の春祭り 「からす天狗はとても怖かった」







今年は4月29日に栃尾の春祭り大名行列です。
この行列の中で一番怖くて、一番優しく、一番人気者は
この写真の烏天狗です。
 
子供たちに飴を配ってくれます。
幼い私は母の後ろに隠れて、そっと手だけを差しだす。
 
まるで「てぶくろをかいに」の子狐のように・・・・・。
遠い、遠い、懐かしい想い出が一年に一度よみがえります。

ぜひ皆様 栃尾の春祭りにお越しください。
杤尾寿司弁当、アツアツ油揚げ定食、サラメシ記念豆乳カレーを
ご用意しております。

杉野シズ人形展は4/21から5/12まで豆撰山の家にて開催いたします。
お気軽にお越しください。





2019年4月17日水曜日

若大将がやってきました。





豆撰の自慢は15人中5人の若き獅子たちの存在です。

時々工場の様子を垣間見るおばさん。

新人だったはずのTさんは生地を切る。その手際の良さに若さを感じる。

お人形様のような瞳の入社3年目を迎えるR1ちゃんはベテランのように油揚げを

大きな箸で返す。まるで、紀平梨花ちゃんのトリプルアクセルのようです。

お店の接客がお得意のR2ちゃん。いつも笑顔いっぱい、元気いっぱいです。

私と一緒にホームページ、オンラインショップを頑張っているSちゃん。

もうじき皆様にお届けする「健康に良く、心温まる豆撰の油揚げ」パンフは

Sちゃんの製作です。

そこに、もう一人の若者が加わりました。

社長の息子です。つまり私の甥っ子ということです。

社長から、同年齢なのに先輩のkさんから、美味しい豆乳の作り方を

勉強中です。

ということでなんと15人中6人は20代の若者ということです。

豆撰には若き獅子たちが頑張っています。

皆様是非是非応援のほどよろしくお願い申し上げます。



写真は平地区の公園で鬼ごっこを楽しむ子供たちです。

杤尾は桜満開です。


4/21から5/12までは豆撰山の家にて「杉野シズ」さんの人形展を開催いたします。

駐車場は豆撰に!

入場無料です。お気軽にお立ちよりください。

お問い合わせは豆撰に 0258-53-2014





2019年4月15日月曜日

おからの肥料で作った春菜「カワナガレ」は故郷の味。





豆撰のおからの再利用で、有機肥料ができます。


このおからの肥料で作った、安心安全な春菜「カワナガレ」

おひたしにもよし。

お味噌汁にもよし。

豆撰の油揚げをきざみ、ごま油と炒めたら

最高に美味しい懐かしい味になります。


本日、オンラインショップにてご注文いただいた方に

5名様限定で商品と一緒にお届けいたします。

2019年4月13日土曜日

花の季節は心の風通しができます。





朝一番は豆撰の常連お客様、ツーリングの3人の若者でした❓

長岡から豆撰に、そして村松のお花見だそうです。

その途中でおやつかしら、

ふきのとうみそたれ栃尾の油揚げを一枚づつぺろりと

食べていただきました。

元気が出るように豆乳を飲んでいただきました。

豆撰では土曜日、日曜日に豆乳サービスしております。







花桃の里では、桜がとてもきれいに咲いています。

ご近所さんとおしゃべりしました。

かぐらなんばんと自然薯を作っているそうです。

秋になったら、油揚げと一緒に送りましょう!

桜の花の下でお喋りの花が咲きました。

いい風がふいて、心の風通しもよくなった、朝の出会いでした。






2019年4月11日木曜日

男の料理に便利な冷凍豆撰の油揚げ


今朝、叔父に湯飲み茶わんの発注をする。
叔父は小出でお茶の卸と小売りを代々続けています。
仕事一筋の合間に、クレパスで絵を描きます。
主に静物画ですが、風合いがとても素敵で、私は何点か
いただいています。
そろそろ、タケノコの絵を出さなければと思っています。
その叔父が連れ合いを亡くして早15年です。
包丁など手にしたことのなかったはずの叔父がいいました。
「俺もね、ちょっとは料理するんだよ。
豆撰の油揚げを開いて、
ネギとみそを挟んだり・・・美味しいね」
「それと、冷凍にしておくと本当に便利だね、
半解凍だと上手に細切れができるよ」
男の簡単料理に豆撰の油揚げは重宝しているようです。



2019年4月8日月曜日

さようならイタリア家族






もう一つの家族に会うためやってきたイタリア道中

この間に夫は67歳の誕生日を迎える。
そのお祝いに娘家族からフェレンツィの旅お祝いをいただく。
街の中心にホテルを予約してくれた。
高台の方を予約したかったのですが、いっぱいでした。すみません。と
婿殿は言う。
いえいえなかなかいいホテルでした。

ウッフィーツィ美術館は、イタリアのフィレンツェにあるルネサンス絵画で有名な美術館である。近代式の美術館としてヨーロッパ最古のものの1つ。教科書に出てくる名画「ヴィーナスの誕生、プリマヴェーラ、受胎の告知」などがずらりと並ぶ。というよりも
この数点しかわからないのです。またイタリア国内の美術館としては収蔵品の質、量ともに最大のものである。広くて広くて・・・・・・。


ヴェッキオ橋またはポンテ・ヴェッキオの橋の上から見る両側の中世の建物が川に映る。
何とも言えない異国のハイカラさんだ。フィレンツェ最古の橋で有名だけあって、お土産店がずらーり宝石がキラキラでしたが夫も新しい家族も宝石には目もくれず、チラ見する私をおいてどんどん進むではありませんか。
さて、昼食に素敵なレストランを選んでもらい・・・・・・あら、あれまあ
何を食べたかしら?ビールはお母さん飲まないで、ひっくり返るからと言われたことは覚えています。リゾットだったかな?お米が懐かしかったから頼んだような・・・。

行列で素通りした サンタ・マリア・デル・フィオーレ大聖堂に
絶対に入りたくて、一人で2時間並んでもいいので、皆さんホテルでお昼寝してください。一人では心配と夫はいやいや道案内。するとなんと行列は10メートルもないではないですか。ラッキーなことに10分並んで入場となったのです。私の根性はここでも発揮です。しつこい性格!

無事にもうひとつの家族との楽しい時間は過ぎ
孫とのお別れに少し涙したババでした。

おしまい。

2019年4月6日土曜日

花桃の里にカタクリが咲き誇っています。





豆撰から鳩峰に上がる。
歩いたら15分くらいで栃尾の街並みが見渡せる
素敵な隠れ山里。駐車場もあります。
今日はカタクリが山道一面に咲いていました。
曇り空でしたが
一番若いスタッフはり始めから
「わあ!きれい、わあ!きれい」の連発。
「この山は私のお庭とおんなじなの、でも迷子になったこともあったわ」
今と違って、幼馴染と一緒に子供だけで山も畑も川も
駆け回った4、5歳の頃を懐かしく想い出す私。

4月21日から5月12日まで豆撰「和の会」にて
杉野シズさんの人形展を開催いたします。
人形展を観たり、鳩峰散策などご希望の方は
ご案内いたします。

お問合せは豆撰多田まで 電話0258-53-2014

2019年4月5日金曜日

イタリアはベルガモからはじまりました。


 娘の住んでいるモンッアからミラノ、
ミラノから約40分くらい電車に乗り
ベルガモの駅から小高い丘の上のチッタ・アルタに向う、
途中から見上げるチッタ・アルタを見上げると
城壁が見えてきます。全体を巡らすこの長い城壁はまさに
中世の世界です。街並みに残る壁画にその歴史と文化を感じる。



丘の上のヴェッキア広場では観光客が優雅にお茶を楽しんでいます。
優雅に朝からワインを楽しむ習慣に国の違いを強く感じる。
ビールと一緒にかなり大きな皿に、オリーブやナッツなど数種類のおつまみ。
私と孫はオレンジジュース。美味しかった。






丘の上から見下ろすと
統一された赤い屋根に伝統の美を感じる。
おとぎの国に来たような気分。
孫と娘と夫と過ごすこの時間は夢の世界だ。

この続きはフェレンツィです。






2019年4月3日水曜日

2週間ぶりのこんにちは!

私のもう一つの家族。イタリアモンツァに住んでいます。
娘と婿殿そして孫のYの三人。
海の向こうで暮らす家族と会えるのは一年に1度か2度です。

今回の旅は孫と一緒に遊ぶことが目的でした。
1歳8か月の孫はどんなに大喜びするであろうと
私も夫も大きく膨らむ期待。

空港に到着すると「ばば、じじ」と小さな声ですがはっきりと
私たちを呼ぶ。嬉しくて涙がこぼれそうになる。

私の心の中は孫への果てしない愛情で満ち溢れる。
やっぱり、無理してやってきた甲斐があったではないか。

と思ったのはつかの間の錯覚。
孫のYにとっては自分の、自分だけのママがじじとばばが現れたために
独占できなくなってしまい、
ご飯を食べるのにも、着替えをするにも、何から何まで「ママ、ママ」の連発で
ばばの出番はほんのわずかのチョイ役。
チョイ役の役目は日本語を伝えること。
おはよう、え、さぶいね、ちょっとだけなどかなりの日本語を覚える。
イタリア語、日本語、英語とまぜこぜ会話ですが……。

英語が話せない私にとって1歳8か月の孫に早くも追い越されているのです。

さて孫バカはこのくらいにして
明日は私の見たベルガモをををお伝えいたします。