2020年5月29日金曜日

ツバメの侵入

 




山の家で仕事をする。
カーテンはもちろん玄関の戸も開け放って
いい空気と風を楽しみながら夏のお便りの封入準備をする。

ウグイスの歌声を聴きながら
目の前の守門岳を愛でながら
あらぁ、ツバメの集団が玄関から縁側に侵入
侵入したものの出口がどこかわからないようです。
しばらく傍観していると
一羽が残ってしまいました。
助けてやろうと、私が腰を上げると、その一羽も出口を見つけて
飛んでいきました。

この日の守門岳は
とてもとてもきれいです。
サツキの花を前に守門岳の記念撮影。
シャッターチャンスなのにデジカメはなく残念無念。



仕事の途中に腕をメキメキ上げてきた
新婚スタッフのさやちゃんからメールが届きました。

今回のお便り内容の完成版です。(こちらは裏面)
お便りは6月10日頃にお届けいたします。
またご希望の方は0258-53-2014まで
お電話くださいませ。

2020年5月28日木曜日

足し算ばかりで大丈夫なのかな

夫は年金受給者、私も年金と豆撰からの非常勤手当を
いただいています。
ふたりの収入を足して生計を立てているわけです。
そこで、収入から予期せぬ出来事がおこり、例えば
冠婚葬祭などが発生したら
我が家は収入が変わらないので
預金から引き出す方法とその穴埋めに
何を減らそうかと考えます。
まずは着るもを買わない。外食を控えおうちごはんにする。
など結構引き算をします。

政治のことや経済はよくわかりませんが
膨らむ歳出、予備費増の前に
足し算ばかりしていて、
引き算を知らないのかなあと

幼児だって
知っていますよ。3本のバナナしかないのに
お友達が増えたら、いろいろ考えます。一番年上の子は
自分のバナナを半分にしたり・・・・・・。


2020年5月27日水曜日

イタリア家族も自粛解除、豆撰もイートイン始めました。


私のイタリア家族も
外出する際は大人のマスク着用ですが、
公園などへのお散歩ができるようになり
孫の表情も和らいできたように感じています。

昨日は「桃太郎」のおはなしを
日本語で私たちジジ、ババに聞かせてくれました。
時々、栃尾弁(だっけん、がー)が混じるので
私たちはおかしくって笑うと
「ジジ、ババわらっちゃだめでしょ」と
叱られてしまいます。
コロナ自粛解除とはいえ
生活スタイルはずいぶん変わってしまって
婿殿の仕事は引き続きテレワークだそうです。

栃尾は
車の通りもお買い物のお客様も
元に戻りつつあります。
豆撰も「アツアツ栃尾の油揚げ定食」「栃尾寿司弁当」
「豆乳入りソフトクリーム」など
再開しました。
皆様是非お越しくださいませ。

また豆撰山の家にて「お弁当」も
お召し上がりいただけます。
こちらは予約制になっております。
0258-53-2014までお問い合わせください。
来月は山の家で、さつきの花が楽しめると思います。

2020年5月25日月曜日

栃尾の山散策で出会ったものは







山の家ランチを楽しんでいただいた後
デザートはちろん別腹、笹団子とおしゃべり。
この笹団子は昔からの包み方
あんこもたっぷり、そして大きいのです。
笹は新笹を使っていますので青々として
きれいで、芸術品です。
(おさべ菓子店)

さて、デザートもおいしく
おなかもいっぱい。

では行きましょう!
二組のご夫婦をお連れした場所は
道院高原です。
道の両脇はピンクに咲き誇ったタニウツギ通り。
栃尾では別名「田植え花」と言います。

棚田の風景も楽しみながら・・・・・・。
突然の猿軍団に遭遇。
お父さん、お母さん、子供たち総勢30匹くらい。

私たちは猿軍団を見ているのではなく
猿軍団が人間をみている感じです。

猿軍団は森に入り
私たちは残雪の少ない守門岳を満喫。

帰りは刈谷田ダムに。
自然の美しさは素晴らしい。

栃尾のあぶらあげ作り体験
栃尾の散策ご案内いたします。(0258-53-2014まで)

栃尾の油揚げ全国発送におさべ菓子店さんの
笹団子同梱できます。(予約制、期間限定)

2020年5月24日日曜日

自分を楽しむ油揚げ料理




今日は豆撰山の家にて
二組のご夫婦をお迎えします。
数日前から
あれやこれやと何を作ったらいいかと考える。

畑でとれるものをまず頭に浮かべます。
アスパラとキヌサヤは採れたてがある。
ワラビも旬だ。

山菜おこわに決定。
蒸し器では大変なので
お友達から教わった炊飯器で作る。
おこわの決め手は「もち米」、
栃尾の山奥の米は最高です。(米与米穀店販売)
そして夫が手間ひまかけたゼンマイ、
豆撰のベテランスタッフが愛情込め
自然素材のみで煮た「杤尾の油揚げ煮物」

私のおもてなし料理の素材は
全部心がこもっている。

だからお料理を考え、作ることは楽しい。

今日はおいなりさんの皮を使って
「たまご巾着」に挑戦してみました。

自分を楽しむ油揚げ料理は多く人のおかげである。

2020年5月23日土曜日

合鴨農法・完全無農薬米限定販売します。

 


お昼に「とちパルさん」でおそばをいただいた。
親子だったり、夫婦だったり、おひとりさまも・・・・・・。
ようやく栃尾の町も元に戻りそうな気配でした。
(ちなみに、豆撰のアツアツあぶらげ定食再開しました)


おそばにつく天ぷらはとおても安い。
1皿200円です。おそばはシャキシャキして美味しい。
合わせて800円なり。

ランチの後、米与米穀店の娘のゆうさんと
打合せをする。

「棚田天水アイガモ米」
合鴨農法・完全無農薬米を
豆撰の「おいなりさんの皮」買ってくださった方に
1キロ1000円で限定20名様にお届けします。
このお米は幻のお米です。
なかなか手に入りませんが
20名様分だけ分けてもらいました。

無農薬米で炊いたご飯にお酢を混ぜ、
おいなりさんの皮に詰めるだけで
最高に美味しいおいなりさんの出来上がり。



夏のご案内パンフに
「棚田天水アイガモ米」を掲載。
ただいま新婚ホヤホヤのさやちゃんが制作中です。

お楽しみにお待ちください。










2020年5月22日金曜日

きれいだよ、風がそよそよふいて・・・・・・。







午前中に五泉のエスマートさんに配達。
社長のお母さんに
「遠いところ、ありがとうございます。
気を付けておかえりください」と
声をかけていただく。嬉しかった

午後からはお中元用の写真撮影に入る。
今回は「おいなりさんの皮」のおすすめ。

なんといっても肉厚でジューシで日本で
一番大きなおいなりさんが作れるのです。
対に美味しい自信作。

夫曰く
「夏にいい、お弁当にいい、口がぬれていい」
味がいいでしょう!


というわけでおすすめセット撮影終了。

ちょっと休憩
窓の外ではハナミズキのお花と葉っぱが
気持ちよさそうにゆらゆら・・・・・・・。
私の心もゆらゆら気持ちがいい。

仕事はやーめた。
庭に飛び出して
なんて優しそうな「ピンクのウツギ」

昨日はまだ咲いていなかったカンゾウの花が
みんな開いちゃって、ウキウキだね。

ああいい気持ち、
久しぶりだね。こんなにいい気持ちになったのは・・・・・。

重要 特別定額給付金申請書 在中 


「重要 特別定額給付金申請書 在中」と大きく書かれた封書が
届いた。
我が家は老夫婦ふたり家族だから
20万の申請ができる。

ころころ変わって落ち着いたこの10万政策。
どう使うか、申請前から
申請しないという選択は老夫婦にはなかった。
とにかく「使う」である。
景気回復に、経済をまわすためにと
自分たちの都合のいい解釈に基づいている。

そのくせ
富裕層、公務員、政治家、年金自給者
たちは生活に困っていないのだから、申請する必要はないわねと
思っている。そこで、耳元でささやくもうひとりの自分がこういうのです。
「あなたは生活に困っているの?」、
ちょっと間をおいて
「とりあえず困っていないです」と応えるのです。

とりあえず・・・・・・。ってなんて便利な言葉だろうか。














2020年5月21日木曜日

夏の甲子園中止に涙する

夏の甲子園中止のニュースは
ただただ涙があふれた。

悔しいと思った。

甲子園を目指していた球児の
やりばのない悔しさがテレビの
画像から伝わってくる。

コロナ渦は若者の夢まで
奪ってしまう。

甥っ子が甲子園という目標を目指していたころが
思いだされる。

叶うとか叶かなわがないとかの問題ではなかった。
目標が持てることの方が大切だった。

その目標が奪われた。

我が家の希望はイタリア家族に会うことだった。
豆撰の目標は小さなイベントを通してお客様と触れ合うことだった。

みんな奪われていく。

でも生きていればまるもうけだ。



2020年5月19日火曜日

イタリア家族の外出禁止緩やかに



長い閉じこもり生活から
外出の許可が下りたイタリア家族は
近くにある広場を散歩するビデオが届いた。



娘も孫も70日以上の
自粛生活だった。

水を得た魚のように走り回る孫の
姿に、これが本来の生活であると少し安堵する。

しかしこの先
すべてが解決されたわけではない。
親子だけの生活にもややや慣れてきていたようだ。
保育園は行きたくないらしい。
テレワークから会社出勤も不安があるようだ。

そして
日本から絵本、洋服、食料を届けようと
郵便局に行ったら
イタリアへの荷物はまだ受け入れられていなかった。
何も助けてやれない、イタリアに行き
孫を抱きしめてやることもできないから、
せめて想いを届けようと作った小包は
我が家に逆戻りしてしまった。

まあいいか
「生きているだけまるもうけ」なんだから
楽しいことを考えたらいいさ・・・・・・。







2020年5月18日月曜日

食品ロスは1世帯年間6万?






新潟日報日の日報抄に
食品ロスは1世帯年間6万?のコラムが載っていた。

なるほど、冷蔵庫、冷凍庫には眠った食材が多い。
そこで提案です。
栃尾の油揚げをご購入なさった方へ
今日食べる分、例えば定番のあぶらげステーキ分以外は
そのまま冷凍庫に入れる前に
一枚は細かく刻んでおくことをお勧めいたします。
袋には薄くしておくと便利です。
(ちなみに刻み栃尾の油揚げも販売しております)
味噌汁にポキッと割って入れたら
大豆と菜種油が出しになります。
また、卵とじ、炒め物、油揚げハンバーグ、和風サラダなど
簡単で便利な食材になります。

甘辛く煮つけておいたら
さらに便利です。冷凍しなくても数日は大丈夫です。
そのままで食べても、今ならたけのこご飯など
まぜご飯に便利です。
(ちなみに味付け栃尾の油揚げも販売しております)


つまり、油揚げは食品ロスになる前の
野菜、お肉、魚など、どんな食材にも合うのです。
栃尾の油揚げは主役にも脇役にも重宝です。

さて、私も6万円が浮くように、朝食作りをはじめます。

2020年5月17日日曜日

生きているだけまるもうけだよね。

山の家の片づけをする。


ほとんどが私の趣味のもので埋まっていました。
ひとつひとつダンボールに入れる。
それを父母の寝室に運ぶ。

本たての中に、私がプレゼントした
相田みつをの本と大学ノートが目に入る。


大学ノートは日記だった。
中越地震からはじまっていた。

「今まで生きてきて、はじめての経験だ」

中越地震前の庭の土砂崩れの様子と
建設課に復興のお願いに苦心していたことが書かれてあった。
父にしてみれば土砂崩れで庭は失ったけれど
中越地震の災害状況から比べたら
自分は良い方だと自分に言い聞かせていた言葉が
何回も繰り返されていた。

「生きているだけでまるもうけ」

災害の心労からか
父はいくつもの病に侵された闘病生活を振り返ると
涙でにじみ、最後まで読むことができず
日記を元の場所に返す。

そして、私は亡き父に
「生きているとね、コロナっていうウィルスが日本だけじゃなくてね
世界中を苦しめているんだよ。
でも、生きているだけまるもうけだよね」と天国の父に
私が私を納得させるために語りました。

2020年5月16日土曜日

ランチは豆撰の栃尾寿司弁当をご用意いたします。







山の家で「テレワーク」中、
30分も過ぎると
ひとりため息
庭に目がうつる。

庭の一番奥の方に紫色が目にはいる。
ツツジのようだ。

やっぱり庭に出ることにした。
部屋からはよく見えなかったけど「花ショウブ」が
きれいに並んでいた。

奥へ奥へと進むと
まっすぐ伸びている若竹を見つける。

なかなかいい感じ。

コロナ騒動も少しずつ落ち着き
外出もそれなりにできるようだ。

山の家のイベントは今年はすべて中止した。

守門岳を眺め、杤尾の町並みを
見てもらいたいと思った。


野鳥の歌声が響く
静かなひと時を過ごしてみませんか。


お知らせ
ご予約は豆撰まで0258-53-2014
ランチは豆撰の栃尾寿司弁当をご用意いたします。







2020年5月15日金曜日

夕暮れ 田んぼ道を歩く。




豆撰のスタッフも
このコロナの影響を受け時差出勤や
交替で通常の業務から
シフトがかなり変わっています。
売り上げが減少したからと言って人数制限したら
それはそれなりに
各自の負担はあるのです。

それでも豆撰のスタッフはみんな
一生懸命な真面目人間です。
頑張ってくれています。

一番年長の私は
若者に任せて一足早く自宅に戻りましが
太陽が沈む寸前
庭や田んぼがとてもきれい、
なんだか希望みたいな気持ちになって
カバンを玄関に放り投げて
田んぼ道を歩いた。
まるで、小学生のように・・・・・・。

2020年5月14日木曜日

こんな天気の良い日に心がワクワク。



昨日は眠れない夜だった。
コロナのせいにするわけではないが
あまりの体重増のショックは大きく。
以前やっていたカーヴィー体操を 思い出し
やったのだ。
右手を伸ばした瞬間
ちょっと違和感を感じたが
そのまま続けた。
その結果、右首から肩が張れて
寝返りするたびに「イッター」と声を出す。
夫曰く「お前65だぞ考えてやれ」と
ああなんと冷たいお言葉か・・・・・。

ちょっと我慢して朝食作り、お掃除、洗濯。
やれやれ
7時過ぎ、まだ時間はある。
庭をまわって、写真撮影。
黄色に紫の花がいっぱいいっぱい咲いている。

この季節は一番気持ちがいい。
コロナなど飛んでイケーって感じ。

出勤するといつもより残雪の少ない守門岳が
玄関正面に映る。

今日は本当にいい気持の朝である。
 

2020年5月13日水曜日

優秀な人とは思いやる心のある人だと思う。

いろいろな環境の中で
栃尾に残った人、杤尾にもどった人。
範囲を広げたら長岡に残っている
優秀な人もたくさんいる。

今まで生きてきた中で、一番大変な時かもしれません。

こんな時こそ地元と故郷を離れた人が
栃尾、長岡のこれからを
お互い助け合っていけないものかと思っている。

例えば遠くに住んでいる人から
手作りマスクが届く。お店で販売してくださいと・・・・・・。

マスクとともにきれいな文字で愛情いっぱいの
お手紙が添えられている。
そして、私に頑張ってねという意味の本が一冊入ってた。

コロナ憂鬱症候群の私にとって
とても嬉しいことである。

また、通勤道路の橋の草取りを朝早くやっていらっしゃる方もいる。
だから、きれいな橋を渡り、橋の上から守門岳を見上げることができる。
優秀な人とは思いやる心のある人だと思う。

都会に住んでいる人の故郷を思う気持ちと
地元に残って頑張っている人の気持ちが
合体して
ふるさと作りができたらと思う・・・・・・。

コロナの自粛が収束したら
栃尾の自然や、杤尾の美味しいものを食べに来てほしい。
そして栃尾から出てしまった人のアイデアや気持ちを
私たち栃尾に残った人に教えてください。。

コロナ騒動の中で栃尾を想う。
おしまい。





2020年5月12日火曜日

優秀な子はほとんど栃尾には残らなかった。

以前にも書いたことがあったかもしれない。

栃尾中学だけで7クラスもあった。
(今では杤尾には中学校は2校となって
全部集めても一学年で6クラスくらいだ思う)

ごくごく普通の少女は
勉強が嫌いではなかったが
それほど好きでもなく
そのくせ
どこどこの高校に入りたいと背伸びをする子だった。
その少女はこう言っては失礼だが
もともと優秀でもなく、努力家でもない。

その少女の友達のひとりに
学年ではいつもトップ、運動もできる。
生徒会の役員でもある。
あこがれの友達だった。

その優秀な友達は
少女の手の届かないハイレベルな高校を目指していた。


つまり
まだ若年、中学生三年なのに
高校選択段階で優秀な子とそうでない子に
わけられていたのだ。

ある日、好きでも嫌いでもない国語の授業中に
先生は言った。
「どうして、長岡の高校に行きたいんだ。
長岡に行きいと思っている優秀な君たちが
栃尾高校に入ったら、杤尾高校のレベルがグーンと上がって
そして、杤尾を発展させられるのだぞ」

この内容だけはなぜか50年たった今でも覚えている。

でも、優秀な子はほとんど栃尾には残らなかった。

続きはまた・・・・・・。




2020年5月11日月曜日

だから、優秀な人は栃尾から出て行ったでしょ。

コロナ騒動の中で
手も足も出ないから
何をしたらいいのか
わからなくなって
ここ数か月は眠りが浅い。
人が起きだし活動する頃には
眠気とやる気のモードが切れ始めて
憂鬱になる。

今朝の夫婦の会話
「コロナは大変だ、でも俺たちはまだましだ。
好きなものがたべられるんだからな」

コロナ以前の問題もある。
私が子供の頃は
町に大きな小学校があった。
一年生の時は五十人一クラスで
机は二人用だった。
くっつき放題だ。
体育館も二つあってグランドはとても広く
堤防に面していた。
そして、桜並木が続いていた。
中庭も音楽室の後ろとグランドの手前にあった。
遊具があったけれど、力のある子が
使うので、順番はなかなか回ってこない。
だから、私は中庭からいつもグランドピアノを眺めていた。

休憩時間は裸足でグランドにでた。
だからベルとともに足洗い場は大混乱だった。

全校生徒数は千五百人以上だったはず。
今では考えられない。

町は織物工場(機屋)がどんどん建てられていた。
裕福な町だっただろう。

兼業農家の私の家は機屋には無縁だから
裕福ではなかった。
それでも、両親は人並みの必需品は与えてくれた。
今から思うと、食事が違っていたように思う。

なぜならば、給食で初めて食べるものが
多かった。
その一つにチーズがあった。
友達は「これはおいしいよね」という。
私は初めて見る。
「そうだよね、おいしいんだよね」と
嘘をつく。

なんだ、これは石鹸だ。こんなものがお金持ちには
美味しいんだ。と心の中でつぶやき
丸のみした。

昨日の電話会話を思い出す。
「みんな、優秀な人は栃尾から出って行ったでしょ」と
私が話したことを。

続きはまた・・・・・・。






2020年5月10日日曜日

おびやきお祝い


姪っ子のおびやがあきました、
母子ともに健康であることは非常に嬉しい。

このコロナ騒動がなければ
姉妹の二家族で「おびやき」のお祝いもできただろうに
お祝いすらできない「蜜」生活に
行き場のない憤りを感じる。


そして、姪っ子の赤ちゃんに会うことも気を遣わなければならない。
たくさんの人から、抱っこしてもらいたいと赤ちゃんは思っているはず。

「こんにちは私はおばちゃんよ、私はご近所なのよ、
私はお友達よ」

いろいろな人の声を聞きながら

「この声は誰かな?
もっと優しく抱っこしてよ。
ママの方が上手だよ」

なんて赤ちゃんは思うはずです。

幸い妹夫婦と同居、弟も一緒だからよかったと思っています。
コロナが収束したらおびやきのお祝いしましょうね。















2020年5月9日土曜日

母の日プレゼント

明日は母の日です。

療養病院に入院してまる4か月が過ぎました。
インフルエンザに続き新型コロナウィルで見舞うことが
できなくなった。

母が元気な時は
母の日にプレゼントを渡すことはなかった。
子供の頃も、働いてからも、結婚してかも・・・・・・。

そもそも我が家にプレゼントをする習慣などなかった。
私も妹もお誕生日だからと特別なことは
一度もなかった。

でも
母に会うことができない「母の日」を前に
少し後悔の気持ちがわいてくる。
娘を認識でき、口から物が食べられ、会話ができていた時に
もっと、もっと母親孝行すべきだった。

こんな時代が来るとは思ってみなかったから

いつどこで何が起きるかわからないことが
生きているってことなのだろうか

今は母を見舞う日が早く来ることを願うのみです。

















2020年5月8日金曜日

小さな幸せをお弁当に詰めて



お友達からの依頼。
ご両親のお弁当を作ること。


お母様は歯がないとのこと。
お二人ともご高齢です。

豆撰裏山から採りたてのタケノコと栃尾の油揚げ味付けを使ったチラシ寿司。

自家製の白いんげんの甘煮、カボチャの煮物。
細かく切った切干大根などを
老人向けに、一生懸命作りました。

作りながら母を思い出す。

たった二つのテイクアウトお弁当を作りながら
ご注文してくださったお友達にありがとうございます。
一生懸命作らせてもらって幸せです。

写真を撮ることを忘れていました。
この写真は家で一人でいる夫のために作る
愛妻弁当です。
(その日の気分で作る時も作らない時も・・・・・・。)



2020年5月5日火曜日

よっぱらになってしまう。

栃尾弁には「よっぱら」という方言があります。
「もういいよ」とか「たくさんだ」という意味です。

緊急事態宣言は今月末まで続くらしい。
イタリアに住む娘に
「おかあさん、もうよっぱらだよ」と
漏らしてしまいました。
すると
「何言ってるの、お母さんなんてまだいいじゃないの
買い物も行けるし、仕事もできるし」
と反撃を受けてしまいました。

そこで今朝は気分転換で「3びきのくま」
絵本の読み聞かせ第三弾を録画することに。
半プロだったはずですが
呂律がなかなかうまく回りませんでした。












2020年5月4日月曜日

糠釜の想い出とおむすび




こんな時代だから
コロナ時代とでもいうのでしょうか
いろいろな「バトン」「チャレンジ」など
がFBお友達からまわってきます。


「コロナ終息の祈りを込めて」
"祈りのおむすバトン” です。

コロナ騒動で豆撰も売り上げは確実に
下降状態です。
寝ても覚めてもコロナ・・・・・・。
憂鬱な日々。楽しみもなく夫との会話も
とげとげしくなるばかり、
そんな最中に渡さされた
 "祈りのおむすバトン” 

どんなおにぎりが私は一番好きだろうか
と考えたら1秒で答えが見つかりました。
それは糠釜で炊いた「ポッポシュシュ」 と
歌う釜のご飯です。
そのあったかいご飯にみそをつけたら
はい、出来上がりです。
 おかずなんていらない、ほっぺが落ちそうなくらい美味しいのです。

学校から帰ってきたら
でっかい味噌おにぎりが手紙とともに置いてあります。
「母ちゃんは田んぼにいっています」
朝のおにぎりとは違います。しゃっこい味噌おにぎりです。
焼いてあるわけでもありません。
それなのに、美味しくて美味しくて・・・・・・。

今朝、久しぶりに味噌おにぎり作ってみました。
大きいのは夫、小さ目は私のおにぎり。









2020年5月2日土曜日

豆撰30周年記念に㏋をリニューアルしました。





豆撰30周年記念にホームページをリニューアル
いたしました。

携帯からでも見やすく、アクセスしやすいように
準備を進めてまいりました。

豆撰の日常をありのままを
お伝え出来たらと思っております。

栃尾の油揚げに続き
栃尾の郷土料理「あぶらげすしの皮」を
お母さんスタッフたちが
一生懸命研究し、完成させました。


ホームページリニューアル記念として
「あぶらげすしの皮」の4枚入れと8枚入れを
特別価格にてお届けいたします。


ブログとあわせてご覧いただけたら嬉しいです。


リニューアルしたホームぺージはこちら  お知らせをご覧ください。
ブログは一番㏋一番下にスタッフブログと並んでいます。
合わせてご覧ください。



オンラインショップお買い物はこちらで

ブログを読んでくださり恥ずかしいながらありがとうございます。




かれこれこのブログを書き始めて10年くらいだろうか

一番の愛読者というか間違いを指摘するのは夫である。

夫は批判が多いので「嬉しい」気持ちはさらさらない。

しかし、感謝している。

最近、杤尾で講演をしてくださった方から

「ブログを読んでいます」とお電話を頂戴した。

同い年の幼馴染であるといっても

幼少の時以外では60歳還暦のお祝いの時に

お顔を拝見しただけである。

その幼馴染の「ブログ読んでいます、友達にも教えたよ」と

言われると恥ずかしながら嬉しいのです。

そして先日はもうひとりの同い年の方から

突然のお電話がかかってきました。

「パンフレットとおてがみを送ってください」と。

間違いだらけの言いたい放題「ブログ」が

つないでくれた縁に感謝感謝です。

コロナ騒動で売り上げ激減の最中に勇気を

感じさせてくれたお友達ありがとう。

今日はさっそく「手作りマスクとパンフ」を送ります。

写真は森立峠途中と憩いの森です。

山は萌黄色に、薄いピンクの山桜が

きれいな場所に車を止めてみました。