2017年3月30日木曜日

おひとり様大歓迎のお店







忙しくて、母をみてやる日がなかった。
ズボンの上げ下げ、歩き方をみると、かなり筋肉は
落ちていました。
それでも、母は私の名前はしっかりと覚えています。
これ以上認知症が進みませんようにと祈るばかりです。

村田裕之先生の「認知症ゼロ社会実現へ」の記事を読みながら思いついたのです。

おひとりランチは寂しくって、つまらないものです。
豆撰のイートインスペースは狭い空間を利用しています。
御座敷には大きな蔵の戸を使ったテーブル1台。
この蔵の戸を囲む人数は8人くらいです。
だから、お相席をお願いしています。
すると、こっちのお客様とあっちのお客様とで
何やら対談がはじまるのです。
狭い空間だからこそ親近感が生まれます。
共通することは、ただ一つ「アツアツ油揚げ定食」、
「栃尾寿司弁当」「生搾り豆乳ソフトクリーム」を食べるために、
この大きなテーブルを囲むこと。
そして、そこから「どこから来なさったの?」と自然と会話がはじまるのです。
若い夫婦のお子さん連れには誰もかれも「笑顔」になるのです。

高齢化社会が進んでいます。
私も認知症の予備軍のひとりとなるのもそう遠くはありません。
でも、認知症にはなりたくない。ならないように努力しなければなりません。

そこで、豆撰のイートインコーナは
おひとり様大歓迎にしようと思いつきました。
若いスタッフも私のような初老のスタッフも
笑顔で「いらっしゃいませ」とお迎えしたいと・・・・・・。
テーブルを囲んで笑いが広がる店になったら
最高ではないでしょうか?

今日の定食の副菜「白和え」には春の香り「ふきのとう」を添えてみました。笑いと季節をお届けしたい!



2017年3月22日水曜日

ランチやってまーす。










連休も終わり、やれやれとちょっと一息。と思っていましたが

以外や以外、ランチをお目当てに想像以上のお客様です。
ランチには「アツアツ栃尾の油揚げ定食」と「栃尾寿司弁当」をご用意しました。
お客様の好みは甲乙つけがたくハーフハーフです。
栃尾寿司弁当の副菜、ざるとうふ真心を使った
白和えは優しい味と評判は上々です。
「アツアツ栃尾の油揚げ定食」を食べ終わって、
ある奥様の一言。
「器も素敵ですね、白のお皿に赤がとてもいいですね」と。
ああ、苦労して何回も、だめだしして選んだかいがありました。
にこっと笑顔で「ありがとうございます」。
そして、心の中で「やった!」とガッツポーズのおばさんでした。
その反対に
18日オープン翌日、お味噌汁の味がイマイチとお客様の本音をお聞きしました。
うーん、そうか、・・・と利尻昆布を使って、鰹節を添えて、
もう一つ、とっておきの「きざみ油揚げ」をふんだんに入れ、出汁にしました。
お豆腐は大きめのそ切り、ネギは白ネギに変更。
すると、お客様から「油揚げも白和えも美味しかったわ。それにお味噌汁も」と
おっしゃっていただきました。
さて、本音のお客様が次回にお越しの時に
「おいしい味噌汁」と言ってもらえるよう頑張らなければと思っています。
「毎回毎回、量ることではないと思います。自分で味わって納得してこそ、
お客様の心にそうものが出来るのではないか」と、まだまだ修行がたりなかった、おばさんでした。

突然の「ケンミンショー」と重なり、豆撰スタッフは疲れながらも
多くのお客様をお迎えできる喜びを胸に
頑張っています。 
 



2017年3月17日金曜日

イートインオープンとケンミンショー






イートインオープンの朝
張り切りおばさんは、めったに化粧もしないのに、ファンデーションを塗って、
太めを隠す洋服を選び、最高の接待をしようと意気込み、いざ出陣したのでした。
お掃除に、確認と慌ただしく準備をしていると、大慌てのストンキョンな声が・・・・・・。
何を失敗したのかと、心臓がドキドキ。
「大変です。大変です。メールがいっぱい入っています。間違いかと思いましたが、間違いではありません」」それと同時に電話が鳴り続きます。もちろん「栃尾寿司弁当」の予約
そして
「昨日観ました。ケンミンショー。送っていただけますか?」の問い合わせ。
こんなこともありなのかと、運の良さを感じました。おまけにその影響はツイッターにも、びっくりすることばかりでした。
また、長岡の広報の取材もあり、てんてこ舞いの一日でした。
昨日の勝負はみのもんたさんのケンミンショーの方がややリード 。

さて今日も頑張るぞと、気合を入れております。
今日はどちらに軍配が上がるかな?

ドキドキします。

狭い店内に、客席は20人です。
イートインをはじめるといって、張り切ってきましたが、やや不安。
都合のいいプラス思考の私の頭には
お客さんがたくさん入ることばかりを想定しています。

五藤映画監督からPR用の「何かがはじまりそうな栃尾の春」の動画を撮っていただきました。なんとか間に合って、良かった。
また、思いもよらなかった、シニアビジネスでよくテレビに出演されておられる
村田裕之氏からコメントをいただくこともできました。
嬉しい限りです。
そしてこの小さなお店の改造にご尽力くださった、建築家の平井真夫先生。
みなさんに助けていただき、今日を迎えます。
まだまだ行き届かないことだらけですが、スタッフと力を合わせ勉強し、
お客様のご意見を聞きながら、一歩一歩歩き出したいとおもっております。

ようやく春の声が聞こえる栃尾
ソメイヨシノ、花桃の咲く山里栃尾へお越しください。
お待ち申し上げております。

2017年3月16日木曜日

何かがはじまりそうな栃尾の春




豆撰動画「イートイン」

2017年3月17日
イートインオープンいたします。

アツアツ栃尾の油揚げ定食、新発売栃尾寿司弁当、生搾り豆乳ソフトクリーム
など、取り揃え皆様をお待ちしております。



2017年3月14日火曜日

豆撰イートインメニューはなんぞや?




さて、イートインをはじめましょう!なんて口で言うのは簡単です。

イートインのためには、いろいろな条件がありました。
設備はOK!シンクを揃え、イートインスペースをとり、
新発売生搾り豆乳ソフトクリームも上々!
いよいよメインに入る。
アツアツ栃尾の油揚げ定食のメニューを考え、そのメニューに合わせて食器を決める。

ようやく落ち着いた定食に、「野菜の白和えor雪花菜」「香の物」「味噌汁」「ご飯」・・・・・・。
栃尾の油揚げだけは、鰹節にネギに決まっている。
副菜、みそ汁、何味?切り方?主婦歴40年の
ベテランようこお母さんも必死です。作る方も必死、試食する方も必死の連続。


そして主食の白米はいかにすべきか?
栃尾のお米です。そりゃあ、ちょっとやそっとの白米とは違います。山のてっぺんでできたお米は愛情たっぷりの美味しさです。
白いごはんで行こう!栃尾の油揚げに勝るとも劣らない
栃尾の米の味をつたえよう! 
意気込みは100%でしたが
シュミレーションの結果は散々!手間暇がかかり、間に合わないではないですか?
ここでまたまた、会議!豆撰にても突っ込みと答弁!が繰り返されています。
目標その1、お客様から喜んでもらう!その2 、スピード。
頑張らねばなりませぬ。
そして、ようやく今日「アツアツ栃尾の油揚げ定食」の撮影に至りました。
ここまでこぎつけたのも、たくさんの方の応援があってのことです。
私の人生、人に支えられてきた人生にちょっとウルウルしながら、このブログを書きました。





2017年3月7日火曜日

栃尾寿司弁当を持っていこう!


お待たせしております。
3月17日より、豆撰のイートインはじめまーす。
栃尾寿司弁当も作ります。
どこにでもある薄揚げの稲荷寿司とは違います。
その違いは、栃尾の油揚げの特徴を生かした、肉にあります。
肉と言っても、牛さん、豚さん、鳥さん、ではありません。
大豆の肉のことです。もちろん、県内産大豆100%です。
栃尾の油揚げには、
この大豆の肉(中身のある肉厚油揚げ)がいっぱいです。
そして、煮汁をたっぷり吸いこんだ栃尾の油揚げの
「旨み」に栃尾で一番美味しい、西谷産コシヒカリ棚田天水米の混ぜご飯を入れ、上品に仕上げております。
栃尾寿司には栃尾の想いをいっぱい詰め込みました。

この想い、栃尾寿司弁当を持って
栃尾散策に行きませんか?
豆撰の裏山は花桃の里「鳩峰」、栃尾のバス停から見える大きな桜、バス停から歩いて、新町から「雁木通り」途中の武者隠しは上杉謙信の時代を想像させます。
五藤利弘監督作品にも使われている「諏訪神社」や「神明橋 」を通り過ぎ、常安寺様脇の127段の石段をかけ上がれば、
火伏せの神「秋葉神社」、
七曲り(栃尾美術館)の桜と石仏…見渡す栃尾の風景。
大野園から眺める桜と残雪の美しい守門岳は最高です。
 
栃尾寿司弁当と一緒に歩いてみませんか?

ご案内は、お気軽にお申し付けください。
(ご予約お願いします)
電話0120-05-5006 担当多田礼子



2017年3月5日日曜日

揚げたて手形を発行します。






豆撰の長年の希望と夢は

アツアツの揚げたて栃尾の油揚げ定食を皆様から、お店で召し上がっていただくことです。
湯気を感じられる、アツアツの油揚げは、ふんわりと大豆の香りが広がります。
この美味しさは言葉には言い現わせない格別な田舎の味です。

一人でも多くの方から喜んでもらえるように
イートイン記念として
豆撰ファンの皆様、応援してくださる方に
何か特別のお礼ができないものかと豆撰のスタッフみんなで
一生懸命考えました。
そして、たどり着いたのは「揚げたて手形」です。
この手形を提示していただくと、アツアツ栃尾の油揚げ定食と
単品アツアツ栃尾の油揚げが
割引され、いつでもお召し上がりいただけます。
(土日祭日は除かせていただきます)

この手形には豆撰イートインのロゴが入っています。
ふわふわの揚げたて油揚げとイートインをつなぐものは「箸」、
お客様と油揚げをつなぐ「橋」。
イメージしていただけますでしょうか。

3月17日から4月17日の間にお買い上げ2000円以上でもれなく
「揚げたて手形」をプレゼントする予定です。

2017年3月2日木曜日

「これ」の味は思いやりの味でした。

久しぶりの仲良し会に参加。
場所はお気に入りの喫茶店「和良日」さんです。
この喫茶店の店主は
仲良し会の一番上のお姉さん。
私と同年齢のAさん、そして私より2歳若いTさんと合わせて3人はかつての職場友達です。
そこに、都合のつく時に勝手に参加させてもらうのは私。

集まった時間が早かったけれど、お腹の虫も鳴り始めていたので
Tさんに電話をして、「お先にお夕飯食べまーす 」と言いたいところ
なかなか、携帯には出てもらえませんでした。
「仕事かな?残業だね?」と夕飯の注文をしようと思ったところに
折り返しの電話が入りました。
「もうすぐ、つきます。私の定食頼んでおいてください」
ああ、よかった。丁度良かった。
4人そろっての会食は楽しい。家族の事、旦那の事、子供の事、芸能ニュースから
良くわからないのに日本の今後まで議論するのです。
そのうちに世界情勢に飛び火し、一周すると
「さあ、どうなるの私たちの年金」と落ち着くところに落ち着くのでした。
でも、先が見えない不安よりも仲良し会が出来る幸せの方が大きいのです。
食事が終わって・・・・・・あら、あらTさんどこに行ったの?
しばらくすると、大きな袋を持ってきて
「これ、パルスで買ってきたの。礼子さんの分もあるわよ」
とひろげたお土産は「これ」でした。
ちょっとお味見すると、甘くて蜜がいっぱい!
Tさんは、昨日ご自分がいただいた「これ」があまりにも美味しかったので
皆に食べさせてやりたくて、仕事を終えると、超スピードで
パルスまで行ったのでした。
往復1時間もかかるのに・・・・・・。
この「これ」の甘さはTさんの優しい思いやりの味でした。


2017年3月1日水曜日

アツアツの揚げたて栃尾の油揚げ定食の中身は?







アツアツの揚げたて定食の考案に、もうどれくらい
悩み、頭をひねっていることでしょうか。

どこにもない、オンリーワン油揚げ定食です。
オンリーワンのその訳は
「生搾り豆乳」で作っていること。
さらに、地場産大豆100%使用。
さらに、さらに、たった今、揚げたアツアツの油揚げを
テーブルに!
この3点こそ、味のオンリーワン体験になると想っています。
豆撰の店内でしか食べられない、揚げたて栃尾の油揚げ!


副菜もいろいろ考えました。
体にいいもの、あきないもの、懐かしい味をテーマにしています。
そこで、考えたものは生搾りとうふの「白和え」です。
具材は季節によって変わります。なぜなら旬のものを器に盛りたいからです。
いつでも、どこでもなんでも、手に入る時代ですが、
ちょっと待ってください。
春には春の野菜、夏には夏の野菜、四季を味合っていた時代があったはずです。
旬の野菜の気持ちとその心をお伝えできたらと思っております。

そして、1オシ2オシのおすすめは
「くみあげ湯葉」です。
いつか、この生搾り豆乳をあたため、すくった「湯葉」の
格別な味と食感を楽しんでもらうことは長年の豆撰の夢。
小さな田舎の店「豆撰」で体験してほしい味は
豆撰の喜び味でもあります。

まだまだ工夫の必要ありです。試行錯誤は続いております。
3月17日より始めるオープン、オンリーワンの味と

願いと夢は果てしなく続きます。