2015年10月31日土曜日

新幹線特急券のゆくえ

昨日は名古屋への出張でした。
行きはよいよいです。
新幹線を乗り継ぎ、地下鉄2本を乗り継ぎ
その間、駅員さんに2度質問しました。
最終駅は市役所です。
どうにかこうにかたどり着きました。
さて、目的地はどこになるのかと、案内板を見ていたら
なんと、同じ書類を持っている青年に出会いました。
これはラッキーでした。
おばさんパワーで
「私も同じところに行きます。ご一緒させてください」
とお願いしました。
最初は怪訝な表情でしたが、とにかく一緒に目的地に行くことができました。
そして、おばさんパワーを発揮して、
「お昼は、もう食べましたか?」と尋ねたら
「いいえ」とのことでした。と言うことで会場のレストランに入りました。
若い青年は、食事を一緒にすることでリラックスできたのでしょうか
いろいろなことを質問してきました。
青年は、沖縄産のマンゴ販売からたくさんの種類の果物を手広くやっている方でした。
お互いの家族のことまで話はとんとん進み、楽しい時間を共有できました。
ここで間違わないでください。
いつも知らない人におばさんだからと言って声をかけているのではありません。
今回が初めての経験でした。
やみつきにならないように心がけます。
無事会議も終了し、急いで東京へ・・・・・・。
息子のような存在のSさんと食事、その後ホテルまで送ってもらいました。
疲れていたせいかいつもは4時前に目が覚めるのですが、時計は5時を指していました。
お風呂に入り、身支度を整え、忘れ物がないか確認を2回して
東京駅に向かいました。
7時の新幹線に乗ろうと改札口に切符を入れたら
戻ってきてしまいました。
あまり丁寧でない女性の駅員さんに
「お客さん特急券がないでしょ」ととがめられ・・・・・・探しまくったのですが・・・・・。
もう時間がないのであきらめ、再度特急券を買い、急いで新幹線座席に腰を下し
鞄の中から本を取出そうとしたら、鞄の中のポケットから特急券が 顔を出していました。
娘にメールしたら、「さすが礼子さんだね、サザエも顔負け」と答えが返ってきました。

nagoyano

2015年10月29日木曜日

壁紙ってなあに?

映画監督のTさんとのメールやり取りの中で、ある写真が話題になりました。
そこで、私は「その写真を持っているかもしれません、探してあったら送りますね。」と
返信。
すると・・・・・・
「壁紙にしていたのでしょうか」と質問されました。
我が家は壁紙の部屋は娘の部屋だけである。
娘の部屋はまっ白い壁紙である。
ほかの部屋は全部白壁だから・・・・・・。
その写真を飾った部屋はない・・・・・・?。
返信ができませんでした。
豆撰に来て若い子に尋ねてみました。
「ねえ、ねえ家には壁紙ないんだけどさ・・・・・・?Tさんから壁紙にしていたのでしょうか?
って聞かれたんだけど、何のこと?」と聞いてみました。
「礼子さんのブログかFBの壁のことだと思いますけど」と答える若い子の
心の中は笑っていました。
「そうなのね、それって専門用語?Tさんに聞かなくてよかった」と
今度は私ひとりで大笑いしました。

2015年10月27日火曜日

私の記憶

新聞をあまり読まない私ですが
読売新聞の編集手帳だけは目を通すようにしています。
今日はとてもいいお話でした。
学生の時に出会った本について書かれていました。
井上靖の「北国 」の中に
比良のシャクナゲと題する詩集が編集者の方にとって
深い想い出のような記事でした。
比良のシャクナゲは行ったことも見たことまありませんが
この記事を読みながら
遠い昔を思い出しました。
40代後半だったのだろうか、年齢が思い出せない。
夫とふたりで白馬登山をした時です。
私にとって、本格的な登山デビューでした。
前日に白馬麓に宿泊し、雪渓を歩く計画でした。
当日の天気は、生憎の雨でした。
登山口には登る人とあきらめる人で大騒ぎ状態。
私は、なかなか連休が取れません。
豆撰の3日間の夏休みを利用した、一大決心だったのです。
登山口に同年齢の大阪大学の先生家族と出会いました。
「登りますか?諦めますか?」とお互いに決断できずに
いました。結局その先生家族も休みが取れない、この機会を逃したくなと言うことでした。
今思えば、とても無謀なふた家族でした。
雪渓は崩れた個所があり、迂回路を廻りました。
谷から流れる洪水は橋を見えなくしてしまいました。
雨のために、景色などまったく見えないのです。ようやく山小屋についたと思ったら
そこは避難小屋でもなく…私たちはその小屋の前 で持参した三角ちまきを立って
ずぶ濡れのまま食べました。それでも食したことで少し元気がでて
休まずにまた歩き続けました。頂上手前の山小屋にたどり着いた時の
安堵感は言葉にあらわせません。
体を休め、頂上に見える私たちの宿泊する山小屋をめざしまた歩きました。
たどり着きストーブで体を温め、荷物を乾かす。ビニール袋につめた
着替えまで濡れていました。
そして、一晩を過ごし、翌日は雨ではありませんでしたが視界は悪く
霧の中です。
頂上で絶賛することもなく尾根を歩きました。時々霧がひくと
チングルマなどの野草が広がっているのです。
その花の美しさは下界にはない何百倍も美しいのです。
それから、たぶん乗鞍を目指して下山したと思うのですが・・・・・・。
その山までが私にはきつい、きつい。背丈を超えそうな石を上っては下りなければならないのです。
その山はシャクナゲの山でした。
「お父さん、これみんなシャクナゲだよね。これが咲いたらどんなにきれいかしら?」
と叫ぶ私。
それまでは、一歩一歩が重くて前に進まなかったのです。仕事の辛さを思ったら
こんなことくらい我慢できる。頑張らなければ。いやもう二度と来ないぞ。と心と体の葛藤と限界を感じながらの下山だったのですが・・・・・・。
咲いていないシャクナゲの山は私に想像させる力がありました。
頭の中で描くシャクナゲの花は目の前に、私の後ろに映って見えるのでした。

今ならこんな無謀なことは決してしません。
でも、この時の記憶をたどってみると
この仕事につき栃尾の油揚げを作りながら、大変な毎日を過ごしたことが
昨日のようによみがえってきました。
きっと、神様がシャクナゲの花を私に見せてくれたのです。
頑張りなさい。人生はこんなものではないのです。ひとつひとつ
乗り越えるために、あなたは生きているのですと・・・・・・。

今もその続きの人生です。




2015年10月26日月曜日

介護の問題

90歳の義母は90歳の夫を介護しています。
今年に入ってから急に認知症の症状が進みました。
私は実母を看ているので、進行具合や症状を理解することはできます。
義父がひとりで着替えをすると、後ろ前が反対になったり、
食卓に並んだものを順番に食べられなくなったりしています。
今朝はデザートから食べていました。
時々は夜と朝が逆にもなります。
もともと会話を楽しむ方ではない性格の上
男尊女卑が昭和になっても、平成になっても変わらない。
男社会人間の義父でした。
夫婦とは愛情が感じられなくても成り立つものです。
義母にとっては自分の一部のようなところがあります。
なんで、どうしてできないのか
バカになったのか・・・・と認知症を認められない日々が続きました。
それでも、最近は
仕方ないというようになりました。
週3度のデーサービスの身支度すべて90歳の義母が
頑張ってやっています。
気丈な性格の義母は私にはほとんど何かを依頼することはありません。
洗濯、掃除も自分でやります。
私の方が、家庭のことはほとんどしない。しないというより
できないといった方がよいかもしれません。
20歳から働き続け、今日も明日も働くでしょう
だから、私は老老介護の大変なことを感じながら
なるべく、あたらずさわらずの鬼嫁状態です。
 どうか、義母が今のまま元気でいてくれますようにと
願いながら・・・・・・。
 


栃尾の油揚げの読み方は?
栃尾では「あぶらげ」といいます。
朝に、夕にあぶらげは食卓に並びます。

 


2015年10月25日日曜日

るろうに剣心をみる

初めて観る映画でした。
残念なことに映画館ではありませんが
私が想像していた映画とは全く違っていました。
幕末の時代背景の中で
生きることは何かを訴えているような映画でした。
動と静が絶妙に計算されている。
主人公の動きに戦いと言うより、爽快なリズム感とスピード感は観る人を引き込む。
悪役の香川照之は
どうして、あんなに憎々しい演技ができるのだろうか?
俳優と役柄は違うはずなのに、もう嫌いと言いたくなる演技力である。
少しオーバーなのは歌舞伎役者でもあるからなのか・・・・・・。
アクションにも今までの時代劇と違って、動きの中に美があるようだ。
結構、登場人物の白黒がはっきりとしている映画である。
イエス、ノーのはっきりしている外国の方にも受けるような気がしたのは
私だけなのだろうか。
後編もあるらしい。見逃さないようにしなければならないと
思った。若者に影響力が強い映画かもしれないが
還暦過ぎの私にも面白い映画だった。 

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2015年10月23日金曜日

あの日の今頃

11年前。
あの日は今日よりも寒かった。
工場はお掃除中、
ドカーンと揺れる。豆撰の座敷の戸が2メートルくらい飛んだように思えた。
ヤマトのお兄ちゃんが集荷中、豆撰の屋根の瓦がバシャン、ガガガガーと
ものすごい音を立て落ちる。
事務所のパソコン、本はちらかり・・・・・・。
私は水害で家を失った。神様は今度は豆撰まで奪ってしまうのかと
絶望の淵にたたされたのです。
余震の大きさに我を取戻し、
工場の電源をすべて切るように指示し、みんなでスーパー駐車場に避難する。
携帯は全くつながらない。何が何だかわからない恐怖でその場から動けなくなる。
7時をまわって、ようやく揺れがおまっていることを確認して
みんなを自宅へ返す。
夫と連絡が取れた時は
お互いに大丈夫だったことに胸をなでおろす。
新築中の我が家は明日 は建前のはず・・・・・・。
それから、夫は役所に飛んでいく。
この日から私たちは仮設の我が家で
枕元にはリュック、寝間着は着ない、ジャージで寝る。
水害の教訓から準備はよかった。
100年に一度だと言われた水害から3か月で大きな地震を体験してしまった。

これ以上の災害参事はないのではと思った。
あの津波が来るまでは・・・・・・。

今、生きていることに感謝しなければならない。
そして、生きることを大切に思わなければならないはずである。





2015年10月22日木曜日

質問はどうでもいいの、早く食べさせてくれえ!





東小学校の2年生7人

豆撰の見学に!
まずは何が知りたいのか?子供たちに聞いてみました。
「あぶらげはどうやってつくるのですか?」
「豆乳プリンはどうやってつくるのですか?」
私は、丁寧に順番にわかりやすく説明しようと努力しているのに
子供たちにとって、作り方はどうでもいいのです。
早く、あぶらげが食べたいだけなのでした。
少しだけ工場を見学して
あぶらげを食べることにしました。
「おいしい!お弁当が食べらんないな、でもいいや」と
お口にいっぱいあぶらげを詰め込み、満足な顔。
同伴のお母さんも満足そうでした。
夕方になり、子供たちは家に帰り、お母さんにあぶらげの美味しさを伝えたのでしょう!
あるお母さんが子供と一緒にお店にやってきて、
「あげたて、食べさせてください」とお越しになりました。
嬉しい一日でした。

豆撰の栃尾の油揚げはいろいろなところで笑顔を作っているようです! 

10月ふるさと割
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2015年10月21日水曜日

やるしかないでしょ!

悩みがあると
気の弱い私はつい逃避しようとする癖がある。
気分が悪く、なにをやっても空回り。

帰宅すると、すぐに夕飯を食べ、後片付けは夫にまかせ
私の逃避場所は布団の中。
すると、すぐに眠りにつくのですが
4時間すると目が覚めてしまいます。
時計を見ると、2時なんてことが数日続くとさすがに
気持ちだけでなく、集中力にかけてしまいます。
ということで作業中に私の頭部に梯子がどーんと強打する。
目から火が出て
「きゃああああ!」とものすごい悲鳴を上げてしまいました。
氷で冷やしたものの、大きなたんこぶが出来てしまいました。
それからです、私の気持ちが変化したのです。
理由はわかった。しかし、どうしたらいいのか対策方法がわからないのです。
頭部強打によって
神様のお告げがあったようです。
対策方法をわからないからどうしようと思ってはいけない。
その方法を探すことは苦しいことではない。むしろ楽しいことだと思いなさいと・・・・・・。
なるほど、神様の強打贈り物は
私にいろいろな方法を教えてくれました。
まだ完全ではありませんが、苦しいと思わないことにしましょう。
せっかく、神様のお告げの大きなたんこぶをいただいたのですから・・・・・。

10月のふるさと割商品について
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2015年10月19日月曜日

友とゆったりふたり旅

















遠くの山の下に雲海が広がる朝、小出の手前上条から只見線に乗って
気の合う友とふたりでローカル線の旅をする。
途中JRバスに一回乗り換える(路線工事のため)が後はゆったりと渓谷を見ながら
ビールを少しいただき、のんびりと語いを楽しむ。ほとんど無人駅である。
列車に乗ってから自己申告で切符を買う。改札口に切符の受取人もいない。
まるで別世界のようなのどかで、平和な空間である。
毎日仕事に追われている自分がおかしいとさえ思える。
列車が止まる旅に、窓の外で手を降る農夫。カメラを向けている観光客もいる。
鉄橋だ鉄橋だ楽しいなと歌う童謡を思い出す風景。
只見線で会津若松まで行くことができるのだが、帰りは只見止まりのため、会津柳津を最終に決める。SLが駅に展示されていた。
古いお寺までは10分。紅葉が綺麗だった。あわ饅頭を買って帰る。
夕日に照らされた車窓の景色は
朝と違い、日の暮れる速さが、ふたりを淋しくさせる。
この景色の先にふたりは近づいている冬をイメージしてしまう。
雪国の少女?である。
楽しい旅も、終わりに近づく。只見に着いたら、待ち時間が2時間ある。
温泉に入り夕食をとり、おしゃべりはつきない。
その後上条へ戻り、待っていたのは私の車一台だけ。
夜道を走らせ我が家に到着する。
新幹線の旅と違い、車窓から見ると自然は最高の癒しの贈りものになった。
階段のない駅、線路は二本。途中から線路は一本。
便利でないことがこんなに、人を幸せにしてくれる。
また来ようねと約束して、友とわかれる。
ぶらり、のんびりは最高だった。

2015年10月16日金曜日

若い時は恐れず挑戦したらいい


もうじき61歳を迎えます。
いろいろあった人生ですが
還暦頃になったら穏やかな人生になるはずと
想定しながら
この道を歩いてきました。
しかし、そうでもないなあと感じる今日この頃。
そんな時、娘や息子らと電話やメールを交わすと
心が落ち着きます。

若い時を振り返ると、私は思ったことは
立ち止まることなく線路を無理やり変更してきました。
恐れる前に、前に前にと進む性格のようです。

恐れずに橋をわたるのですから
溺れかけることもしばしばありました。
それでも、若い時は復活できるのです。

若い時は恐れずに思ったことを行動に移すことが私の生き方でした。
そして、きっとこれからも・・・・・・。

私の娘、息子たちに伝えたい。

恐れずに挑戦しましょう!
支え合っていれば
恐れることは挑戦する勇気になることでしょう!

2015年10月15日木曜日

お客様にとってお気に入りのお店とは?

いつものお客様が朝早くから豆撰に来て下さる。
いつものお客様から電話注文がはいります。
いつものお客様からネットでご注文が入ります。
これって、いまさらですがすごいことだ思いました。
長い方だと創業以来ですから26年お付き合いいただいております。感謝とありがとうございます。と言う言葉では言い尽くせないいっぱい、いっぱいの真心と応援をいただいています。
新しいお客様も、この長年のお客様のお知り合いが一番多いのです。
お客様にとってお気に入りのお店になることはいったいなんだろうと考えると、地場産大豆使用、生搾り製法と気に入ってもらうための大きな条件はあります。
それと並行して目には見えない
人と人のつながりが一番かもしれません。
電話の向こうの声
「ワインの会に持っていくから、宣伝しておくよ。パンフいれておいて」と先日もいつものお客様からの電話注文。
こんなやり取りができることがとても嬉しいのです。

時々疲れて、もういやだと思っても、お客様の声をお聞きしたら
元気が戻ってくる私です。 
また、最近はことあるごとに60歳をアピールしているせいか
スタッフの頑張りにもパワーを感じています。
ありがたいことです。

今月のふるさと割ももう少し余裕がございます。
この機会に3割引き商品をおすすめいたします。

2015年10月14日水曜日

90歳だがんにちっとくらいぼっこいてもあたりまえだこて

3週間ほど前に腰を強打してしまった義父。
今朝は壁つたいで洗面所までたどり着きました。
私は娘とスカイプで話をしていました。
「じいちゃん、Kだよ」と私が義父に話しかけると
義父も娘に話しかけました。
義父「K見えるか?じいちゃんが」
娘「うん、めえるよ、じいちゃんなおった?」
義父「だめだ、じいちゃんはだめになった」
娘「 90歳だがんにちっとくらいぼっこいてもあたりまえだこて」

ふふんー。孫の言葉にうなずいている義父。

娘「あるかんばんこてさ」
義父「そうだな」

こんな会話でした。
娘の栃尾弁にもみがきがかかっているようです。
娘のきついお言葉に苦笑いする義父ですがこの私
つまり嫁が同じ言葉を言ったらどうなることやら・・・・・・。
 
 

2015年10月13日火曜日

苦戦していますが頑張り続けるしかありません!

豆撰にとっての一大決心。

慣れ親しんだ生搾り装置から新しいものへの導入。
この進化した生搾り製法を自分のものにするには
覚悟していた以上に大変!

工場はまるで、戦場のようでした。

今まで積み上げてきた実績とは違って
一から始めなければなりませんでした。
あぶらげ作りを一手にまかっている社長は
毎日、ノートに何やら記録。
時々からの胃薬袋がゴミ箱に。
社長にとっては豆撰のスタッフの生活、そのうえ
お取引業者、それに携わる多くの人たちの生活がかかっているのですから、胃も痛くなったことでしょう。
ようやく、納得のいく栃尾の油揚げ完成とあいなったら
秋の大感謝祭と続きました。
社長もスタッフも休む暇なく今日に至っています。
そして、私と言えば11月中旬には完成を目指している
「おてがみれしぴ」が一向に進まず、頭が痛いのです。
それでも、ようやく昨日から、ふたたび書き始めました。
テレビでもお馴染み、シニアビジネスで世界中をまわっておられる村田裕之先生にお願いしていた
「栃尾と私」の原稿も届けていただきました。
とても実直なお人柄が伺える素敵な文章です。
おてがみれしぴが完成したらぜひご拝読ください。
栃尾人の心が掲載されています。

と、また今日一日がはじまります。
困っても、悩んでも、頑張るしか道はないと信じて・・・・・・。

2015年10月11日日曜日

豆撰秋の大感謝祭はつながっていく

12年続けてきた「秋の大感謝祭」
無事終了の時を迎えています。
このイベントを続けられたのは
お客様のおかげです。そして豆撰のスタッフの協力です。
朝は早くから夜遅くまで
核家族のスタッフもいます。
つまり、スタッフの家族も協力してもらっているのです。
ありがたいことです。
遠方から来てくださった方、ご近所のおばあちゃんありがとうございました。


そして嬉しいメッセージをここにご紹介させていただきます。

「五藤監督は私の高校の先輩で、栃尾で映画の撮影をされている長岡出身の映画監督がいらっしゃるとのお話を人伝に聞き、上映会にお邪魔した際にご挨拶させていただいたことがきっかけで親交させていただいております。 油揚げや豆腐のお話にしても映画のお話にしても、その道の方からお話をを伺えるのは本当にありがたいことです。 おぼろ豆腐も豆乳の風味が凝縮されている感じが一杯でとてもおいしかったです。 ずっしりとした手応えとフワフワとした感触を実際に体感できるという点でもおぼろすくいはよい企画だと思います。 タイムラインにコメントといいねをさせていただこうと思っていたのですがコメント欄が表示されていなかったため、コメントできずこちらに感想を書かせていただきました。 県外の友人・知人は栃尾の油揚げを見て最初に驚き、そして味わって必ずリピーターになります。 昔から培われてきた食文化と、よりよい味を模索してきた方々の努力の賜物であると思います。 友人が新潟に訪れた時にはお店にご案内させていただきたいと思いますので、よろしくお世話になりたいと思います。 私もまだまだ皆様から教わることが多い身ですが、今後とも何卒よろしくお願いいたします。」


栃尾と五藤監督。五藤監督とあぶらげ。あぶらげとTさん。
栃尾はみんなとつながっています。
なんて、素晴らしく、うれしいことでしょうか。
一人でも多くの方にあぶらげを食べていただきたい
想いは、ものづくりをする人たちの想いです。
辛い時も、悲しい時も多いけど
つながっていく輪に和が重なることを信じ、また一生懸命頑張ります。よろしくお願いいたします。

2015年10月8日木曜日

10月10日、11日は豆撰の大感謝祭です。


10月10日、11日は豆撰の大感謝祭です。 
朝9時から夕方4時まで
あぶらげのあつあつ無料サービス!

おでん、おからチョコケーキ、あぶらげろーるまきなど
美味しいものをたくさんご用意しております。

大きな油揚げも揚げます。
おぼろとうふすくいもあります。
送って喜ばれる豆撰のあぶらげ3割引き!

みなさんー!
豆撰に集合してください!!
 

2015年10月7日水曜日

長年連れ添ってもわからんという夫

朝陽があたって、すがすがしい。
娘との会話も楽しい。
愛猫のマメもニャオニャオと食事の催促。
何気ない、いつもの会話が久しぶりに戻ってきました。
少し余裕を感じ
庭のリンドウをカメラにおさめ
「お父さん、いい感じでしょ!」と
フェイスブックに載せた写真を見せました。
すると
「写真じゃなくて、この短いコメントはなんだ?意味がわからん」と言う。
ふーん。そりゃあへたくそで、なにがいいたいかなんて読む人はわからんかもしれんけど
毎日、一緒に同じものを食べ、妻の話を聞き、娘の話を聞き
介護老人を見ているのです。
他人には私の気持ちが伝わりにくいのは当たり前でしょうけれど
なんであなたにわからないの・・・・・・。と心の中でぶつぶつ唱えました。

心に触れるあなた
少しずつ
笑顔が戻ってきます。


この短い私のコメントには9月からはじまった数々のストレスが
和らぎ、リンドウをみつめる余裕がうまれ
いつもの私に戻りつつあること
それは、生きていてよかったことなのです。

結婚36年目 を目前に男は女心がまだわからんらしい・・・・・・。

2015年10月6日火曜日

自分にとって役に立つことは?


おばあ様から、人の役に立つことをするように教えられたと、
今年のノーベル賞受賞者大村智氏のコメントを聞きながらの
夫婦の会話。
「俺は人の役に立つようにとは教えられなかったな。
人様に迷惑をかけてはならないとだけ言われた。
つまり、環境が左右するかな」と夫。
「あらそう、私は教えられなくても人の役に立ちたいと
いつも考えているわ」と得意げにいう私。(笑)
私は私である。そして、偉い人や学者とは全く違うけれど
私にできることもある。
それは、美味しいあぶらげを作り、お届けしたり、買っていただくことが私なりの人の役に立つことだ思っているからです。
上手に、あぶらげが揚がらないと落ち込んで
この世の終わりのような顔になります。
美味しいふっくらとしたあぶらげが出来ると
もう、うれしくてうれしくてたまりません。
人間は人それぞれ能力も器量も違います。
自分の器はたったひとつの器です。
人の役に立つことに大きなこと、小さなことの
壁などないはず、私にできることをしましょうか。





2015年10月3日土曜日

世界遺産京都醍醐寺展へ

久しぶりに夫とお出かけしました。
夫は車の運転は嫌だと言うので、
先日FBのお友達が絶賛していた醍醐寺展へ
行くことに決めました。
長岡駅までは車、新幹線のフリー切符を購入し
改札口を抜け階段を上がった途端
「違った!」と夫の声。
また、やってしまいました。東京ではありません。
新潟に行くのでした。
駆け足をして・・・・・・。
間に合いました。
新幹線乗車時間は短く24分です。
あっという間に新潟に到着です。
朱鷺メッセ行きバスに乗り、バス代は210円。
万代島美術館へ、土曜にしてはお客様は
丁度いい感じでした。
醍醐寺は桜の名所、一度は行ってみたい所です。
秀吉が女性を獲得する手段の場所「醍醐の花見」と
私の記憶です。
もちろん大河ドラマから得た知識?
展示物の多さにちょっとびっくり。
京都で回るお寺とは違う雰囲気でした。
不動明王の顔は、歌舞伎の顔であり、鬼の顔である。
顔が3つもあったり、手が8本もあったり
これには意味があるはずと思った時はもう遅し、
500円の解説テープを借りなかったことが
非常に悔やまれました。
調度品、襖、屏風をながめ
コンピューターのない時代によく作られているものだと
感心し、金箔の天目茶碗に
権力者はやっぱり欲張りだったとうなずく。
いつか、醍醐寺に行きたいと思いました。
お昼はチケットを提示すると10%割引の
中華料理店へ行ってみることにしました。
バイキングなのにバイキングではない。
好きなものを注文すると、もってきてくれる仕組みである。
これは、バイキングだろうか?
文字で書いてあっても、イメージはわかない。
適当に頼んでは、また頼む。ということで
権力者でない私ですが欲張って次から次へと
持ってきてもらいました。
お腹がすかず、夕飯は質素倹約にすることになりました。
今日のお出かけは猫に小判だったかもしれません。






2015年10月2日金曜日

豆撰大感謝祭のお知らせ

豆撰大感謝祭のお知らせ

期日 10月10日(土)から11日 (日)
時間 9時から4時 豆撰にて
内容 ★あつあつあぶらげ無料サービス
    ★おぼろとうふすくい 1回50円
        お鍋かボールをご持参ください!
           ★じゃんけんゲーム
      新米コシヒカリがあたります。

その他お得なコーナーがいっぱいです。

日頃の感謝をこめて皆様をお迎えいたします。
ご家族で、お友達と一緒に豆撰にお越しください!!  

 
  
      
  


久しぶりにブログを書く気になりました

ここ数日、いろいろなことが重なり過ぎてブログを書く気になりませんでした。
60歳の頭の中に駅のない新幹線が、ぐるぐるとまわっていたからです。
今朝は、少し落ち着きました。
その一つは
「今年は大変だな、新しい機械も入り・・・・・・。それと去年より忙しいようだな。
去年の今頃は伊勢様に行ったのだが・・・・・・。」と夫の言葉。
「そうだね、いろいろなことが重なってね、明日は朝だけ店に行って、出かけようか?」と
いう私。
それからアメリカにいる娘から電話。
昨日よりも彼女の心が明るかった。
私の心も明るくなる。
感情で生きている私の大きな欠点です。
何か問題が起きると、宇宙にでも放り投げられたようになる。
まったく。落ち着きがない。
そんな時。友達が救ってくれる。
私の気持ちを理解してくれる。若い友達に語ると、なんだか落ち着く。
同年齢の友達に話すと問題を共有してくれる。
友達はありがたい。

人はそれぞれの職業につき
それぞれの社会の中で生きていく。
小さな社会は家族だろう。
大きな社会に入るといろいろなことが起きてくる。
昨日と違う今日がある。
今日が辛くても、明日はその倍も辛いこともある。
私は豆撰という大きな家族の中で生きている。
その家族には、またその家族がある。その家族には友達がいる。
つながっている家族を支え、支えられて生きているようだ。