2019年7月31日水曜日

オカリナーズは蓼科へ










生まれて初めてだ。

お友達の別荘とはいえ、別荘に来るなんて
夢の夢の世界だ。

別荘の持ち主ご夫妻の歓迎は
言葉に言い現わせない。
私たちオカリナーズ長岡と蓼科を結ぶご縁は
このキルトから始った。

なぜ
このメンバーがオカリナーズになったのか
七島八島の湿原をバックに
大きなどんぐりの木蔭で奏でる
ふるさとバラが咲いた・・・・・・。
最後には私たちオカリナーズの番長独奏
「武田の子守歌」は心にしみる。

たった一泊の小旅行は
それぞれの想いと絆を深めたようだ。

まずはブログの前菜からお届けいたしました。
しばらくこのシリーズのエピソードを書き続けます。
次回メインディッシュをお楽しみに!

2019年7月28日日曜日

愛情いっぱいは不合格!


義母が亡くなってから
夫に連れられ、ほぼ毎朝五時に畑に行くのが日課になりました。

私の役割は草取りと水やり
そして
収穫です。
胡瓜の葉はごうぎです。
つるは上にどんどん伸び、葉は生茂り
そこは小さなジャングルのようです。
葉っぱにはとげがあって、私の手と顔をひっかきます。
ちょうどいい塩梅の大きさかと思えば
前日のめのっこし。
前掛け袋は重いよ。十五本くらいかな。

次にトマト。
トマトの木は三本。その周りを狸除けのため
私の胸の高さまで網で囲ってあります。
これがまた大変。
手も足も短い私ははさみを片手に前のめりになって
トマト収穫です。

「まっかになったがあをとれよ」と遠くで作業中の夫は叫んで指示。

続いてオクラ。
オクラの花は黄色で大きく芙蓉の花に似ています。
蜜がいっぱいなので蟻が群がっています。

「おとう、蟻がいっぺいるけど大丈夫?」
「蟻だってうんめいもんがわかるこって」

ふーん、まあいいかとはさみで切りながら数える。
オクラは胡瓜やトマトと違って上を向いているのです。
結構、とりやすい。がなかなか茎の脇だから見逃すこと多し。
私は警察官には向かない。

茄子は背が低いので、これまた大変。
葉もごうぎで茄子が見えにくい。かくれることが上手である。
鬼ごっこをしているようだ。おまけに茄子のヘタのとげはかなり痛い。

最後に大葉の収穫です。
デリケートな葉っぱですから、優しく一枚一枚丁寧に積む。

こんな毎朝です。

そして本業は
豆撰の油揚げをどうしたら皆さんに食べてもらえるか
買ってもらえるか試案・・・・・・。
今回は朝活の野菜でさっぱり栃尾の油揚げの
イメージ写真撮り。

はっはーん。自分の収穫野菜に愛情をかけすぎたレシピ写真。
大葉さんは写真うつりが悪かった。

後日撮り直すことに決めました。
これはちょっと失敗作。
でも味は合格でした。



夏休みの自由研究に揚げ体験はいかがでしょうか

時々
栃尾地区の小学生や中学生の職場体験を
豆撰では受け入れております。

しかし、人数が多いと
揚げ体験まではできず
見学になってしまいます。

親子でなら、栃尾の油揚げを体験できます。
予約をしていただければ大丈夫です。

お問い合わせは豆撰に

2019年7月27日土曜日

若者の力

何らかの問題があって
挫折を経験した若者が豆撰には集まっている。
スタッフの若者たちだ。

工場はこの季節はたまらないほどの汗が流れる。
ゆでだこ状態だ。

お買い物のお客様もイートインのお客様も多い、
接客には一番神経を使う。

お中元の季節だからこそ、ネット情報はたいせつである。

これらの仕事をこなす若者が
豆撰のスタッフです。

そして若者をサポートしている中年女性の
一生懸命さもすごい。

若者の力はすごい。

お花の水くれをしていたさやちゃんに
レジを頼む。
厨房からその様子を見ていた若者が
玄関に出てさやちゃんの水やりを代わってする。

いい光景と
もう少し待つ心が私になかったと反省の昨日でした。

2019年7月26日金曜日

人は骨になり、土に還る。

夫は母の骨おさめをおえると
安堵と哀しみが交差しお酒を飲む。

私と言えば
40年も一緒に暮らしてきたのに
想いでは浮かんでも
涙をこぼすこともなく・・・・・・。


義母はいいひとであった。
優しい人であった。
姑としては完全な人だった。

実父といえば
まるで勝手人間で、子供からしたら不完全人間だった。

それでも血のつながりは
思い出すたびに
涙が流れる。

不思議な感情だ。







2019年7月23日火曜日

ちょっと先の豆撰山の家和の会コンサートのお知らせ



今年 夢を追いかけて
豆撰山の家にて大正琴ミニコンサート、オカリナコンサートをやってきました。
お客様が入ってくれるのかなと不安がいっぱいでした。

でも想いは人につながり輪になって
たくさんの方からお越しいただきました。

人形展もキルト展もたくさんの方が集まって
和が広がっています。

そして
金塚音楽教室さんのご紹介でソプラノ歌手「熊谷真梨子」さんを
10月5日にお迎えしミニコンサートを開催することになりました。



来年公開予定「おかあさんの被爆ピアノ」の
映画監督五藤利弘さんの
お話を予定しております。


新作映画の苦労話やエピソードを
お聞きしたいと思っております。


場所  豆撰山の家  駐車場豆撰

日時  10月5日  時間11時開演

お申込みは お電話にて0258-53-2014

定員40名になり次第締め切らせていただきます。

後日ご案内パンフをご用意いたしますので豆撰でご覧ください。







--


2019年7月21日日曜日

金塚音楽教室発表会へ




いろいろな人と出会うと
感動と勇気が湧いてきます。

豆撰の山の家で
大正琴ミニコンサートを開催してくださった
金塚音楽教室の発表会です。

会場はなんと月岡温泉の有名老舗旅館「泉慶」さん。
女将は金塚さんご夫婦を
「先生はいつも変わらず、すごい人」とおっしゃる。
すごい女将がすごい人と称える
金塚夫妻は
威張らない、謙虚、そして人をほめる。
プラス笑う。

私の尊敬する人であり目標だ。




2019年7月19日金曜日

元気いっぱいに育っています。栃尾の大豆。






栃尾の人面地区にいってきました。
生産者の飯浜さんがお店に来て
「よう育っているいるの。今年はいい塩梅だて」

早速、ひとっ走り。
ぶとに食われ、かいかいかい痒い

腕は血に染まるものの

いい景色
いい大豆
土のにおいがたまらない

とちお大豆で美味しい豆撰のあぶらげを作るぞ!



2019年7月17日水曜日

八十歳超えても研究熱心な職人

栃尾で丸鯛菓子で有名なお店「おさべ」さんのお父さんは
根っからの職人!

その和菓子の名人が豆撰の豆乳プルンにほれ込んで
ご自分でも作ってみたと
バイクに乗って
駆け込んでくる。

どうだろう
豆乳の量は足りないね。
甘さはどうだろうか?

次々に質問が・・・・・・。

まるで子供のように無邪気で
あたらしいものに挑戦する意欲はすごいの一言。


二十歳も若い私は
情けないほど
ちょっと壁にぶつかると
頭と心を抱えてしまう。

見習わなければと思った。

2019年7月16日火曜日

悪戦苦闘

余裕の老後を夢見ていたが
どっこいそうは問屋が許さない。

その結果一方的な夫婦喧嘩になる。

子育ても、今となってはあまり覚えていない。
45年仕事が趣味のように生きてきた。

きっとこれからも変わらないだろう。

悪戦苦闘の中ではなんも生まれない。
人生の先輩たちは
おおらかである。
人を批判しない。

まだまだ
人間になれていないようだ。

こんなマイナスの日もあるさ

雨あがる日がくるように・・・・・・。

2019年7月12日金曜日

十日町から只見町へ人と人をつなぐ旅

 
 




豆撰で知り合った。
若くてかわいい十日町市の女性市会議員さん
子育てや保育について話し込んでいると
元保育士さんだった。

偉そうに私は
あらあ、私の後輩ねと言う。
なんとおこがましい発言をしてしまったのだろうか。

このずうずしさが縁となり
十日町視察が実現したのは9日。

美人林では森林浴で元気をもらい
松之山の喫茶店では同年齢の笑顔満点の叔母さんから
勇気をもらう
温泉はレトロがまたいい。

来てくださいという意味の道の駅「キナーレ」で最後にお茶を飲む。
若くて美人で愛想がいいスタッフのお嬢さん。

議員の由紀子さんが私と妹に見せたかったのは
十日町の人々の笑顔がつなぐ市政だったようだ。
まだまだ回りたてられない。


続いて昨日は田子倉を超え只見町へ
大正琴の家元菅子さんと一緒。
威張らない、明るい、精力的な行動力の持ち主だ。
人生の先輩で尊敬する。そして友達になった。
菅子さんのお友達は.料理研究家菅家紀子さん。
家の横には川が流れていて、天然クーラーの風が入る。
一足お先にお盆のお料理をいただいたようだ。
健康を考えた豆、豆腐、豆乳、おからをふんだんに使ったお料理の数々。
紀子の料理で健康だとご主人は話す。

少し恥ずかしそうに笑う紀子さん。

人と人をつなぐ二日間はいい旅だった。
まるで小さな旅番組だった。

古い伝統やしきたりがだんだん薄れ
栃尾の油揚げ、豆撰も時代の波に流されている。
小さな旅が教えてくれた
笑顔と本当のおもてなしの心

さあ、元気を出して伝えよう伝え続けよう
豆撰のこだわりあぶらげを・・・・・・。




2019年7月10日水曜日

採りたて野菜を孫に食べさせたいけど無理です。






カーテンの隙間から明かりが差し込む。
時計は5時少し前。
畑に行くぞと夫はまだ活動したくない私を誘う。

ここ数日
洗濯機を回し、お米を研いでスイッチを入れ
あとは何もしないで
畑に直行。

山の畑につく頃はお日様が山の上に。
胡瓜にシシトウ、オクラは昨日採ったからまだ小さい。
茄子がいい塩梅だ4個、5個採れた。
夕顔もかぼちゃも順調、順調!

こんにゃく畑と里芋畑そしてグラジオラスの畑の
草取りをする。

おーい、胡瓜がまだあるぞ
どうしてここだけ草が残ってるんだ

あらあまあ
忘れたのね。私。と笑いながらごまかす。


さあ、朝食作り
畑の採りたて野菜で豆乳スムージ、蒸し茄子たっぷり。
無農薬野菜だよ。
本当に美味しいの。野菜の味だ。

イタリアの孫に食べさせたいけど・・・・・・。
ひまわりも野鳥も虫も孫に見せたい。

はだしで歩き回らせたい。




2019年7月9日火曜日

死んでしまって一か月が過ぎた・・・・・・。

玄関を開ける。
廊下左側の義母の部屋の襖が開いている。

キッチンに立つと自然に廊下側の戸が目に入る。
義母が死んでから一か月が過ぎた。

まだ部屋にいるような不思議な気配を感じる。
私が朝食を作ると
ありがとうの声が聞こえてくる。

仏壇の部屋は
私の仕事部屋になった。
ノートパソコンが一台。

ブログを書いたり、豆撰のホームページを見たり
オンラインショップの売り上げを見たりするだけの仕事だ。
床の間には義母の骨が置いてある。その隣の遺影写真から
今にも
お母さん大丈夫だかのと
私の体を心配する声が聞こえてきそうだ。



2019年7月6日土曜日

トキっ子 子育て応援フェアに参加

6日日、7日両日  トキっ子 子育て応援フェアに参加豆撰も応援いたします、
子供たちに美味しいものを食べさせたい。
本物の味を食べさせたい。
安心安全なものを食べさせたい。
そんな思いから今回初めて「子育て応援フェア」に参加いたします。

2019-04-16


今回も感動ワクワク体験が
盛りだくさん!
7月6日()・7日(
は家族そろって新潟市産業振興センターへGO!


子育て・・・・・・?
お母さんのお仕事でしょうか
パパママ、おばあちゃんおじいちゃん親戚、ご近所
子育ては遠くに離れていてもみんなで協力したいものです。

新潟産大豆100パーセント豆撰油揚げ
生搾り豆乳プリン
栃尾油揚げ寿寿司
豆乳マドレーヌ

体にいいものあつめました。


https://tokicco.net/p52220/




2019年7月5日金曜日

インドの話

温暖化で死んでしまうなんて
なんて人間はおろかないきものなのか

年金問題も
日常の闘争も吹き飛んでしまいそうな話だ




2019年7月4日木曜日

イートインからテークアウトへ





時々この豆撰山の家でイベントを開催しているが
それ以外の日にも大きな風呂敷包みを抱え
私はこの山の家に来る。

仕事をするために・・・・・・・。
ところがこの空間は下界のあわただしがなく
コーヒー一杯で愉しむことができる。

昨日は夏だというのに
ウグイスの歌声が心を癒してくれる。
いい気持ちになって、
仕事を忘れてしまいそうになる。

友が訪ねてくれたら
おしゃべりの花が咲く。

この家は愉しむ場所
ゆっくりと気楽に過ごせる。


11時から15時まで(ご予約ください)
豆撰山の家でのんびりと過ごしませんか
お一人でもお二人でもお友達とご一緒でも!

お昼のお弁当ご予約は豆撰にて受け付けております。
0258-53-2014まで







2019年7月3日水曜日

厚木市で豆撰の油揚げが食べられます。





有鹿神社さんのご紹介で
で「あつめ木」さんと出会うことができました!

豆撰のあぶらげ定食が
メニュー入り。

あつめ木さんにはねぎさん率いる「あぶらげ党」が
集まっているようです。

もちりんパンダ宮司さんも常連客。

東京表参道ネスパスイベントに参加した時には
あぶらげ党の方がわざわざお越しくださいました。

その節はありがとうございました。

お店の雰囲気がとてもいい。
木の香りとスタッフの皆様の笑顔が
最高のおもてなし。

デザートの梅シロップも絶品。
あつめ木さんの意味は人が集まるぬくもり感からきているように
思えた。
また行きたいお店だった。

2019年7月2日火曜日

あの日と同じ黄色の蝶が飛んでいる。



父 の13年忌法要を終え
山の家に戻った。
庭の山椒の木からふわーと飛んできた黄色の蝶。
あの日も蝶が舞っていた。
さようならと言っていた。
今日は元気かと手を振っている。

仏壇の前に
妹夫婦とその子供が手を合わせる。
孫の成長に父は微笑んでいるだろう。
そして
礼子ご苦労様これからは孫の時代だ。
見守っておくれ。と言っている。

2019年7月1日月曜日

命日



6月はあわただしく過ぎた。
義母の葬儀があって
母のところに行くことも遠のいてしまった。

姉ちゃんの命日6月20日だったね。
その日を忘れていた。ごめんね。
忘れるほど年月が過ぎた・・・・・・・。

そして
明日は父の命日。

我が家が水害で流され、この場所に家を建てたとき
父母は元気だったのに
父ははその後、闘病生活に入り
永遠に眠った。
母は2年病院のベッドから起き上がることも、食事もできない。

今日も雨がしとしと降っている。
時々でいいから、思い出しておくれと聞こえてくる朝。