義母が亡くなってから
夫に連れられ、ほぼ毎朝五時に畑に行くのが日課になりました。
私の役割は草取りと水やり
そして
収穫です。
胡瓜の葉はごうぎです。
つるは上にどんどん伸び、葉は生茂り
そこは小さなジャングルのようです。
葉っぱにはとげがあって、私の手と顔をひっかきます。
ちょうどいい塩梅の大きさかと思えば
前日のめのっこし。
前掛け袋は重いよ。十五本くらいかな。
次にトマト。
トマトの木は三本。その周りを狸除けのため
私の胸の高さまで網で囲ってあります。
これがまた大変。
手も足も短い私ははさみを片手に前のめりになって
トマト収穫です。
「まっかになったがあをとれよ」と遠くで作業中の夫は叫んで指示。
続いてオクラ。
オクラの花は黄色で大きく芙蓉の花に似ています。
蜜がいっぱいなので蟻が群がっています。
「おとう、蟻がいっぺいるけど大丈夫?」
「蟻だってうんめいもんがわかるこって」
ふーん、まあいいかとはさみで切りながら数える。
オクラは胡瓜やトマトと違って上を向いているのです。
結構、とりやすい。がなかなか茎の脇だから見逃すこと多し。
私は警察官には向かない。
茄子は背が低いので、これまた大変。
葉もごうぎで茄子が見えにくい。かくれることが上手である。
鬼ごっこをしているようだ。おまけに茄子のヘタのとげはかなり痛い。
最後に大葉の収穫です。
デリケートな葉っぱですから、優しく一枚一枚丁寧に積む。
こんな毎朝です。
そして本業は
豆撰の油揚げをどうしたら皆さんに食べてもらえるか
買ってもらえるか試案・・・・・・。
今回は朝活の野菜でさっぱり栃尾の油揚げの
イメージ写真撮り。
はっはーん。自分の収穫野菜に愛情をかけすぎたレシピ写真。
大葉さんは写真うつりが悪かった。
後日撮り直すことに決めました。
これはちょっと失敗作。
でも味は合格でした。