2018年11月26日月曜日

葛藤

お茶入れとお茶碗を持ち
柱の足から入る
形から入るお茶のお稽古が好きです。
私は先生の柔らかな言葉が好きなことと
お稽古の空間は仕事も忘れ、家庭も忘れ
その時を過ごす流れが好きです。

「日日是好日」の映画を観た感動が覚めぬうちに
Hさんに進められ本も読むことにしました。
映画では樹木希林さんが演じたお茶の先生は本の中では
まるで私の先生のようでした。

「礼子ちゃん、覚えなくていいのよ。自然と手が動くようになるから」といいます。
お菓子の意味や掛け軸の意味
そしてやっとなんとか覚えたお点前が
11月からは炉に替わっていました。
あれあら、本と同じです。


私がお稽古に行くのは、ただただ楽しいだけなのです。

一週間以上ごたごたが続く中で、私の心はズタズタでした。
怒りと悲しみが交差して、その出来事以外何も考えられなくなってしまいました。
その最中に読んだ本が私に教えたのです。「無駄なことはひとつもありません」ということ。
怒っても何も解決できない。
誠心誠意の意味がわかりませんでした。私は何も悪いことはしていないのにと葛藤の日々の中。
「日日是好日」に出会えてよかった。今日はお稽古日です。
「無」になってお点前の練習をしようと思う。









2018年11月18日日曜日

「土と育つ子どもたち」を観る

纐纈あや映画監督作品を観ました。
自由学園の子供たちの表情は
まるで30年前の娘ような・・・・・・。

家の周りは田んぼと山に囲まれ
少し離れたところには畑がありました。
娘はいつも農作業をする祖母と一緒です。
土や虫は娘の仲間です。友達でした。
田んぼにはスノーボート。その中に入っているのは2歳の娘。
洋服はもちろん顔も手も泥だらです。
キノコ採り、栗拾い、山葡萄採り
土と育つこどもたちの映像はいつの間にか幼少期の娘に重なっていました。

今朝夫に「土と育つ子どもたち」の映画の話をしました。
「お父さん、孫は遠い国だから無理だけど
私たちなら、一週間に一度くらい土に触れる生活体験させられるよね」
「ああ、でもな今の時代は なかなか難しいな」とそれ以上に会話は弾みませんでした。

いつから
かわってしまったのだろうか
土と育つこどもたちがみあたらない

纐纈あや監督と数秒だけ話した
「学校教育だけではないと思います。保育園時代から取り組むべきではないでしょうか」
監督の「はい、そう思います」と応える凛とした表情がまぶしかった。




2018年11月11日日曜日

ホームページがかわりました。


平成2年にはじめたホームページは夫の手作りでした。
ネットの普及もまだまだの時代です。
もちろんオンラインショップの言葉も知らずの私でした。
それでも、時々ですがメールでご注文があると
とても驚きました。
それからは、あれよあれよとネット時代に突入。

「豆撰のホームページってダサイね」と
娘がテコ入れをはじめました。
デザイン関係の学校で勉強していたこともあり
夫よりも数倍きれいなホームページになりました。

それからしばらくすると、いつの間にか、オンラインショップが当たり前の時代になったのです。

まるで、1964年東京オリンピックを迎え、電話、テレビに冷蔵庫がどんどん普及したあの頃のようになって。
便利な時代がもっともっと便利になったのです。
そしてその進化はあれよあれよと変わって・・・・・・。
スマホ型になったり・・・・・・。
 2018年を迎えました。ここでもう一度、見やすい読みやすいホームページ作りに
新人さんとサポートさんの共同チームを組んで、リニューアルしました。まだまだ伝えきれないところもあり、丸太の上を歩いて調整中です。
ブログは右下に今まで通りに載っています。お忘れなくお願いたします。


Hpはこちらです。


2018年11月5日月曜日

人形が語る栃尾の世界






11月3日と4日の
豆撰の山の家で展示させていただいた
「杉野シズ人形展」が無事終了しました。
とても良いお天気に恵まれ、お人形との出会いに
お客様はとても喜んでくださりました。
また、和菓子とお抹茶に「初めてです」の声も
宗孝先生と和気あいあいのお気楽の会となりました。
縁側でいただく豆撰のお弁当、杉野さんの手作りこんにゃく
生搾り豆乳ラテに美味しい美味しいの連呼。

少し小高い丘の上から見下ろす町並みの紅葉と真正面にそびえたつ守門岳の景色も花を添えていたと思います。
懐かしく心がほっこりする集いでした。
お越しいただいた皆様ありがとうございました。
また、ご都合で「見たかったのに 」と残念に思った方々
来年ぜひお越しください!



 

2018年11月1日木曜日

健康について・・・・毎日できることは?


 
 



畑のお肉大豆から生搾り豆乳へ
10年前のある日。
友達とのお茶会にシュークリームを買って出かけました。
「いくら甘さ控えめでもこれはやりすぎだよね。甘くないスイーツなんて美味しくないよね」と、食べながらブツブツ言う私。
でも、友達は「そうかな?」と、不思議顔。
それが私の味覚障害のはじまりだったのです。
原因は更年期症状に合わせた薬の服用でした。
それ以降、お友達との旅行はもちろん、家族との食事も苦痛を感じるようになっていきました。
食事が苦痛だなんて、生きる意味がないと言われたようで、それはつらかったのです。
そんな日々は、薬が体から完全に抜けるまで半年以上も続きました。
この経験を機に、私は今まで以上に食事に気をつけるようになりました。化学調味料は一切使用せず、お味噌汁も煮物も昆布とカツオだしにしました。食する喜びを、生きがいを失いたくなかったからです。
おかげで食する喜びを取り戻すことができましたが、同時に日頃の運動不足のせいもあって、体重がどんどん増えはじめてしまったのです。人間ドックの結果もコレステロールがやや高め、中性脂肪も高めと、さらに追い討ちをかけてきました。
出張用に取り出した洋服を着ると、もうピッチピチです。
そこで私は一念発起!
日ごろ、からだにいいからとお客様にお勧めしている豆乳を私自身が毎日続けてみよう、それと並行して運動(カーブス)に挑戦することを決断したのです。
皆様も豆乳でイキイキ健康生活をはじめませんか
あっさりした大豆の甘さが自慢の生搾り豆乳を使って、葉物とフルーツのスムージーなどがおすすめです。
毎日続けることで自信が生まれるはずと頑張る日々です。