2022年12月28日水曜日

今日まで3日間休んでしまいました

 68歳のババのお稽古

目標はいつか

ノーミスで悲愴を弾くこと。

老婆の趣味だから高望はないが

ホームパーティーで

ちょっと聴いてください。と

言えるようになりたい。

それには最低1時間1日2時間を目標に

努力してきた。

一曲の楽譜を読むことができるように

なるのに

一ヶ月はゆうにかかるレベルだ。

その上曲らしく弾くには

さらに一ヶ月。

曲想を感じるのに一ヶ月。

それもせいぜい2ページくらいの

長さである。

目標に向かっている途中の帯状疱疹は

やばい。痛みには安静が必要。

思い通りにことは進まないのは

人生である。

しかし、ピアノレッスンは

やってもやらなくても自分次第。

仕事以外に没頭することがなかった自分が

ピアノに没頭して

その自分なりの努力を楽しんでいる自分に

満足していた。

老婆にとってライバルなどはいなかった。

しかし、目に見えなかった敵が

存在していた。

帯状疱疹殿、なぜ私の体に出てくるの?

潔くピアノレッスンは休み続けた。

さて、今日はどうだろうか

まあ、遅れても大丈夫。

あなたのピアノを聴きたいと思って

いるのはこの老婆だから

ゆっくりやればいい

日日是好日









2022年12月26日月曜日

薬の山

 


痛みが当たり前のようになっていたので

左腹痛は胸椎骨折からヘルニアに

なったのか?と思っていました。

それとももしかして大変な病気か?

左腹部の湿疹をもう一度見て

これは帯状疱疹では?

総合病院は初診では1日かかる。

地元の医院に行くことを決める。

思った通りの診断であった。

お正月休みが入るから

痛みが取れないようなら

すぐに来てください。

副作用があったらすぐに電話を

かしてください。の言葉は

いつも通り

患者にとっては天使様の声、神様の

声のような、、、。

それにしても次から次へと

この一年間は通いました。

病院通院!

これでは年寄りではないか?

日日是好日


2022年12月20日火曜日

暖をとっていたのに


長岡市旧栃尾市

 刈谷田川に積もった雪の飛び石は

ふわふわでまんまるで美しい。

そこに大勢のスズメが肩を寄せ合って

体を温めている。

なんと微笑ましい様かと

携帯をズボンのポケットから取り出し

構図を決めようとしたら

一瞬のうちにスズメたちは飛び立ってしまった。

私がスズメを見ていたはずなのに

スズメも私を見ていたのだろうか?

10メートル近く離れていたのに

不思議。

日日是好日


2022年12月18日日曜日

大きな爆弾の話

 今日の会話

大きな爆弾の話を5歳の孫としました。

もしウクライナに大きな爆弾が落ちたら、

みんなが死んでしまうよね。と言う。

そうね、広島で見たよね。

もし広島みたいになったら大変だね。

とババは言う。

保育園のお友達に大きな爆弾のこと話したんだよ。

でも、お友達はわからないっていった。

大きな爆弾が空から落とされたら

ウクライナのみんなが死んで、かわいそうだよね・・・・・・。

ババこの話はもうやめよう!


広島の原爆記念館の映像が蘇ってしまうのでしょう。

戦争はやめてくださいと願う。

日日是好日

2022年12月16日金曜日

招かざる客

久しぶりに映画を観た。と言っても

BSテレビである。

この歳になって観るこの「招かざる客」は

親の気持ちが痛いほどわかる。

そして、若いふたりの気持ちもわかる。

それに加え、肌の色が違う人種差別問題は

私にとって人事ではない。

孫が肌の色が違う母親のことを

クラス仲間から馬鹿にされた事が

あったのは

つい最近の話。この映画が公開されて

何十年すぎただろうか。

映画はたった一日を人の感情、行動を

写している。

観客をグイグイ引き付けていく中で

最終的にはハッピーエンドになることは

読めるのだが、俳優陣の力と脚本の力で

満足度が高い映画であった。

内容は

『サンフランシスコ空港に、一組のカップルが降り立つ。一人は黒人の青年で、一人は白人の若い女性。青年は世界的に名の知れた医者・ジョンで、公演に行ったハワイで白人女性・ジョーイと出会い恋に落ちたのである。二人はすぐに結婚を決め、今ジョーイの両親にあいさつをするためにサンフランシスコにやってきた。

自宅で娘を迎えた母・クリスティは、結婚の話も初耳で、しかも相手が黒人男性ということで戸惑いを隠せなかった。しかし、幸せそうに二人の出会いを語るジョーイを見て、考えを変え、二人を応援しようと決める。
あからさまに嫌悪感を示したのは、メイドで黒人のティリーだった。「お嬢さんをだましてどうするつもりか」と態度に示し、ジョンを認めようとしない。帰宅した屋敷の主人・マットには真っ先に「問題が起こった」と告げた。

マットははじめ、友人としてジョンを紹介されるが、彼が娘の恋人であることはすぐわかる。新聞社をおこし、リベラリストとしてジョーイが小さいころから「差別はよくない」と教えて来た手前、表立って反対することはしないが内心戸惑っている。』

人種差別はもちろんだが

戦争のない時代は来ないのだろうか

日日是好日

2022年12月14日水曜日

旅たつ人よ

 12月12日

7:22

従姉妹の旦那さんが

旅たってしまった。

突然すぎる危篤の知らせを聞いた時は

もう、命はなかったのである。

午後、自宅に戻ってきた。

従姉妹は

私にしがみつき、大声で泣いた。

私の腕で震えながら泣き続ける。

かける言葉はない。

もう泣かないでというしかなかった。

Tさんは無言だが

笑みを浮かべていた。

70歳だった。

夫と同じ歳になる。

昨日までリハビリを頑張って

生きたいと希望を持って

就寝したようだ。

70歳は57歳で旅たった叔母に

比べたらまだ長く生きた。

父は74歳だった。

では、父は長生きだったのだろうか。

人の命を測るには生きた年数だろうか。

それとも燃焼の度合いだろうか?

Tの死は

明日かもしれない命の期限について

考えさせらる。

だが、それではつまらない

今できること

未来にできることを

見つけた方がいい。と思う。

Tの笑みには人生を生きろうと

頑張っている笑みのような気がした。

自分では

死を迎えるとは微塵も思わなかった

ように思えた。

日日是好日



ノーミス

 私にとってハラハラドキドキの季節

それはフギュアスケートの事です。

ここ数年は男子は宇野昌磨さんのファン

です。

女子は坂本香織さんです。

宇野昌磨さんのことは羽生結弦さん時代

から大好きなスケーターです。

彼が大好き以上に

コーチのステファンの魅力に

心がうっとりします。

演技終了後のふたりのハグは

映画の再会シーンのようです。

それと実はコーチはハンサムです。

だから大好きかも?

女子のスケーターの中では

力強く、スピードを上げてグイグイ

滑る迫力は

他の選手では見ることができません。

今回のグランプリシリーズファイナルでは

結果を残すことができなかったことは

非常に残念でした。

足元にも及びませんが

ピアノを弾いていて

ノーミスで弾けたことは、

なかなかありません。

ノーミスで弾くには練習のみ。

氷上でひとり舞う姿と

ピアニストはなんだか似ているような

気がします。

カオちゃん全日本選手権には

プレッシャーを跳ね除け

スピードある舞を見せてください。

日日是好日




2022年12月9日金曜日

侘助と西王母

 お茶のお稽古に行って

先生のお庭から、いただいてきました。

侘助とは  

侘助という言葉は安土桃山時代、茶道隆盛の時期に生まれたものと察せられますがはっきりしません。一般的には豊臣秀吉の朝鮮出兵時に侘助という人が持った帰ってきたとか茶人笠原侘助に因んでとされています。

と言うことらしい。

とても可憐で上品な白い椿のお花である。

侘びとか寂とか

まだまだわからないが

戦いで疲れ果てた侍が

花を愛でて、一服いただくお茶に

心の安らぎがあったのだろうかと

思う。


西王母とは

中国神話の女神
古く崑崙 (こんろん) 山に住む人面虎歯豹尾 (こしひようび) の半獣神,のちには絶世の美人,秦・漢代には神仙思想の影響を受けて気高い不死の仙女とされた。西王母を歴史上の実在人物定しようとする試みもあるが,定説はない。道教の成立後は,道教の神として庶民の運命を司る神とされ,東王父と相対して祭られている。

桃のよう見える不老長寿を祈って

茶花にしたのだろうか

茶の席に刀は無用だから

茶室は安全地帯だったのか?

このふたつの椿をいただき

花にはそれぞれ私たち人間と同じく

名前があることを知る。

日日是好日




2022年11月27日日曜日

こんなに努力した事なかった

 

ピアノと私

今朝はようやく

曲らしくピアノの音が聴こえてきました。

エルガー作曲「愛のあいさつ」

楽譜と睨めっこして

2ヶ月です。

いい曲だけど

変調を繰り返す。♯がふたつドとファ

指はファを覚えているがドに♯がついてい

ることを脳は忘れているから

当然指は♯なし。

先生が弾いてくださった音と違う感じ。

それに随分譜面読みは遅く

10分はかかる。

やれやれどうにか辿り着いた小節は

今度は♭記号だ。

その上

指変えがいっぱい出てくる。

スラーだのタイだの。

このドの音弾かないの?

このラの音、指がぶつかるじゃない。

まさに交通渋滞である。

頭も指も渋滞に巻き込まれ

右往左往している。学生の頃だったら

とっくの昔にリタイアしている。

ところが不思議に

今のところ

ゆっくりでいい事が最大の見方である。

完成は半年先でも一年先でもいいの

である。

だから諦めず、ピアノに

向かうことができる。

そして、今朝は

山登りの登山口についたように

ゆっくりゆっくりではあるが

弾いた音が私の耳に聴こえてきた。

ゆっくり頑張ろうと思った。

日日是好日








2022年11月26日土曜日

白鳥





 五泉のエスマートさん配達日

田んぼには白い群れ

ちょっと車を停めて

こんにちは

水原から飛んできたのだろう

みんな仲良く落穂拾い

心が和むひと時

小春日和も最後かな


日日是好日



2022年11月25日金曜日

70歳湯豆腐のように



ある本を見つけました。

太田和彦著「70歳、これからは湯豆腐」

残り少なくなった日々をどう生きてゆこうか。漠然と、で良いのかもしれないが、

それは何かと考えたら

答えがあった。豆腐だ。

豆腐はそれは自体がうまいが、おでん、

鍋もすきやきも脇役として欠かせない。

脇役だが最後はいろいろな味を吸って

いちばんおいしものになる。

やわらかく純白の姿は清浄に生まれてきた

我が身だ。

それが人生のいろいろを吸収し、ほのかに

色もついて、豊かな味になっている。

とまえがきにありました。そして、

結びに

その豆腐が主役になるのが「湯豆腐」だ。

昆布を敷いた鍋に豆腐を沈めて、

温めるだけ。単純なだけに味わいは

奥深く、飽きない。

長い人生にたどりついたのは

これだったか。

70歳、これから湯豆腐だ。

と表現されていました。

油揚げと豆腐を作り続け

33年の月日が過ぎました。

私も、70歳が近づいていますが

まだ湯豆腐だ。とは言い切れず

今日も音楽教室の先生から

「これ、簡単でしょう、お愉しみ

会で伴奏してください」と渡された

楽譜と睨めっこをする。

簡単に見えるがそうでもない。

初心者にとっては「無理」の一言です。

つまり私はまだ野菜やだんごなどの

お出しを吸収中の素豆腐のようでした。


いつもご愛顧いただき心より

感謝申し上げます。

今回のお歳暮には

その年齢に合わせた豆撰の贈り物、

おうちごはんに、

お届けしたいとパンフ作りをしました。

日日是好日


2022年11月21日月曜日

悪夢

 私は若かった。

随分よく寝て

起きたらもう10時を回っていた。

大変だ。

今日は入園式である。

スーツに着替える時間などない。

夫から送ってもらう。

車中では、入園準備がしていない事に

気がつき、こんなはずではなかった。

なぜこんなにも重要な日を

忘れたのだろうか

焦っている。

父兄さんの顔、見知らぬ園長の顔

突き刺さる激怒の顔。

謝って

全身全霊でお子様を見させて

いただきます。と頭を下げたところで

悪夢は消えた。

私は68歳に戻って

安堵する。

日日是好日


はなまめの誘惑

 減量改革

その1    甘いお菓子は控える

その2 ご飯の量を減らす

その3 三歩20分

この3点を守り約3キロの減量!

ああ ああ お茶会でもお菓子を我慢

してきたのに ケーキもプリンも我慢して

きた1ヶ月。

なのに、どうしてはなまめの誘惑に勝てず

私の口に入ってしまった。

ああ誘惑は怖いものである。

罪悪感!

日日是好日




2022年11月20日日曜日

秋の味覚



 ススキや下草も色づいて

そろそろキノコのシーズンです。

夫は手籠を手に

山に、1時間後には

籠いっぱいの「なめこ」

よしよしやったね。

こんばんはなめこ汁に決まり。

油揚げと里芋、ネギを入れて

晩秋、雪の足音が聞こえそうな

この季節には最高の味はなめこ汁です。

心も身体もほかほか!

日日是好日


2022年11月17日木曜日

冬囲い

 




秋も終わりに近づき

赤く染まったカマズミや

ドウダンツツジなども

日に日に葉を落として

木々たちは冬準備中。

雪に埋もれても大丈夫のように

夫から、しっかりと添え木を縄で

結んでもらい

ラクチン、ラクチン。

縄の結び方(男結び)は何回見ても

覚えられない私です。

みなさんできますか?

日日是好日




2022年11月8日火曜日

一足早いお知らせ

https://issuu.com/mamesen/docs/mamesen_oseibo_2022_digital 

お歳暮商品のお知らせ

栃尾では秋も深まり冬支度が始まりました。

近所で目にする光景は、雪国ではなくてはならない冬囲いです。
雪の重みから庭の木々を守るため竹などを使ってしっかりと囲ってあげます。
最近ではあまり使われることがなくなりましたが、
その囲いにできた穴蔵は越冬野菜を保存する冷蔵庫のようなものとして重宝していました。

残り少ない令和4年冬のギフトお歳暮、暖を囲んでの師走のご馳走に
豆撰のお取り寄せセットはいかがでしょうか。
当店自慢の油揚げやお豆腐、お惣菜は万能食材として、
健康を考える植物タンパク質源として、
お子様から高齢の方までお召し上がりいただけます。

期間限定の特別価格セットをご用意いたしました。

また、今回はオンラインショップにてご注文いただくと、
全てのギフトセット商品(一部特別価格商品を除く)はオンライン限定価格5%OFFとなっております。

日日是好日

2022年11月4日金曜日

本日も晴天なり

      秋晴れのよき日

 その日は

秋晴れの爽やか日だった。

前日はあれこれ考えて

眠れず一夜を過ごした。

お日柄もよろしく

同世代人口の多い時代

美容室は混雑していた。

5、6人の花嫁つくりに

美容師の先生は天手古舞だった。

私も朝4時に美容室に行き

着付け

私の時代は文金高島田が当たり前の

花嫁衣裳を纏ったが

これが最悪だった。

一体何キロあるんだろか

頭に載せられかつらは!

肩は張るやら痛いやら

それでも一生に一度だから

我慢した。打ち掛けも重く

この苦行は静々と歩かざる得ない。

自宅に戻り自室でひとり

その時を待つ。

テレビでも映画でも

決まっている娘から両親への挨拶

「長い間お世話になりました」

いつこの一生に一度のセリフを

言おうかとそのタイミングを

はかっていたのに

とうとう言えずに

我が家を出発する時がきた。

玄関を出る寸前に

父と母が立っていた。

目には今にも溢れそうな涙が

溜まっていた。

ああついにこの時が来た

父はこう言うはず

「この家には二度と戻ってきてはならぬ」

と言うはずだ。

まともに父と母と妹の顔が見られず

私の一生に一度の結婚式は

まるでお葬式だった。

ところが

父の言葉はテレビや映画とは

全く違ったセリフだった。

「いつでもいやになったら戻ってこい。

ここはお前のうちだ」

あの日の父と母はもういない。

父と母がこの世からいなくなるなんて

思いもしなかった43年前の今日。

その頃は保育園に勤務。バイク通勤で

毎朝、実家に寄って父と母の顔を見て仕事

に出かけました。

それから豆撰で働くようになり

毎日実家に帰る羽目になった。

日日是好日



2022年11月2日水曜日

ママ役子ども役演技指導まで




 孫とスマホでごっこ遊び

今回は私は礼子という子ども役

孫は私のママ役

朝ママに起こされる子ども役の私。

「眠いよ」というセリフを指定される。

「今日はハロウィーンパーティーでしょ

あなたは行かないのね!」と叱られる。

とにかく、私は孫になって孫はママになる

のです。

いつもの反対は孫にとって快感。

そのうち

「あらあ、おしっこ漏らしたの」と

今度はジジを駆り立てる。

ジジはママ役の孫の旦那さんだそうです。

「あなた、礼子がお漏らししたのよ。

早く着替えを持ってきてください」

パパ役のジジ「はいはい」

こんな調子で1時間も子ども役にさせられ

四苦八苦疲れました。

日日是好日








2022年10月31日月曜日

非日常とは

 

   色づき 葉が舞う今日この頃

大先輩のお友達とご一緒させていただいた

流租315回忌並びに長岡支部物故会員追善

の茶会に行ってきました。

写真撮影は禁止のためお見せできませんが

幸是云々のお軸がとても印象深く心に残り

ました。

風情ある非日常の中に

背筋を伸ばし

帯を絞めると初心者でも

心が和らぎ、侘び寂びの知らざる

趣の空間に座ることができたような

一日でした。

知らざるものの特権は

聞くことです。

なにもわからないからです。

お床のお花入れに

トコワラビが生けてありました。

あれまあ、我が家にもあったはず

お父さんが植木鉢で育てていました。

野菊は先日道院高原でお父さんから

教えてもらったばかり。

67歳もあとわずか

知らないことは宇宙の如くあると思う

今日です。

日日是好日



2022年10月27日木曜日

日光物語




 長岡出身の映画監督作品

最新版映画を観る。

「日光物語」

主演は長岡出身で

私の友達で「おてがみれしぴ」の

編集をしてくれた保科慎太郎さんと

高校の時バンドを組んでいた

スネオヘアーさんである。

友達の知り合いである方の主演となると

観る側も気持ちが入る。

贔屓目で見たり、感心したりと

複雑である。

ダブル主演の武藤十夢さんは

映画「おかあさんの被爆ピアノ」で主演

なさっている。

おふたりとも

面識はもちろんないけれど、

勝手に親近感を覚える。


日光の名所風景をバックに

悲恋をテーマに

母のかつての恋人探し。

この人情ものに、一役かっている

主人公のお父さん役の内藤忠司さんが

脇役のポイントで

表情がオーバーでこれまたいい

感じである。

遺作となった宝田明さんの

演技も貫禄と笑いを含み

映画が締まるようだ。

映画「寅さん」タッチを感じながら

主人公のお父さんの

盗み聞きシーンに

なぜか笑ってしまう。

ラストはお母さんの恋人に出会って

めでたしめでたし

そして

最後の最後は・・・・・・。

作中に宝田明さんの書が

一瞬映る。

「不戦不争」の色紙である。

この四文字が画面にいつ映るのかと

思いながら作品を鑑賞していると

不思議な縁と念を感じる。

亡き宝田明さんの思いと

映画監督五藤利弘さんの

胸の内に潜んでいる

思いに共通点があるからだろう。

どの映画にしてもこう言うことは

あるのだろうが

役者と作品に関わる全ての人

そして、

その作品を観る人たちは

思いと念でつながっているような

気がした。


母と叔母を連れて日光東照宮を参拝した

あの日が瞼に浮かぶ

認知症が進み始めた頃の母を

思い出し

今ならもっと

優しく、どこにでも連れて行ってあげられ

たのにと思った。

日日是好日



2022年10月25日火曜日

道院高原でランチ



朝1時間程度の仕事を済ませ

仕事と言っても

お店の品出しと在庫確認

2つの倉庫の掃除

お店の棚掃除は誰にでもできる仕事ですが

時間はかかります。

少しは手助けにとはじけています。

そしてメールや事務仕事の確認。

そのうち小言が出てしまう。

普通のことがどうしてできないないの?

小言は耳にタコができているようで

ある。これが私の朝仕事である。

お歳暮パンフのための写真が

メールで届いていた。

今までは夫と私で撮影してきたが

思うような写真が撮れないし

めんどうくさくなってきたのである。

撮影のための小さなセット作りも大変だ。

そこで30年来のお付き合いの写真家

に全て撮ってもらう。

撮影中は

奥様と子供談義夫談義。

私にとってスタジオは井戸端会議室と言う

わけです。

その画像を娘に早速送って

パンフ作りを依頼する。

やれやれと自宅に戻り

お昼の準備。お天気も良いので

お弁当を作って、紅茶を持って

道院高原に行きました。

グレステンには誰もいない。

ふたりの老人は

お日様を背にして、お弁当を開げ

昔話をしながら食べる。

赤や黄色に変わりつつある高原です。

もう2、3日で紅葉真っ盛りになりそうで

した。

歳を重ね、仕事20%もいいものです。

日日是好日







2022年10月23日日曜日

ほっこりありがとう笑顔




お友達にいただいたお地蔵様です。病気で辛いでしょうがこのお地蔵様を見てほっこりしてください。手を合わせたらほっこりとして嬉し涙が滲んできました。


 18年前

中越地震の前

水害で家が土砂に埋まり

絶句状態から、家を建てはじめた矢先の

中越地震で絶望と恐怖を感じた。

家を失ったばかりなのに

今度は豆撰まで奪うのかと

建屋の揺れと

屋根瓦の落下に震えた。

スタッフを連れて

豆撰の前にあったスーパー駐車場に

逃げた。

携帯はなかなか繋がらない。

揺れがおさまり、あたりは暗くなり

各自は自宅に戻ることに

翌日早朝に片付けることにして

その場所を去った。

18年後の今

つくづく自分があの時は若かったと

振り返る。

コロナ、ウクライナとロシア

そして物価高騰と

世界はアリ地獄のようである。

それでも私はまだいい

暖かい布団に包まれ眠り

3度の食事もきちんとできる。

仕事もできる。ピアノも弾ける。


私は戦争に行くことはないであろう。

まだまだ

幸せである。

日日是好日




2022年10月17日月曜日

ススキと虫の声




 道院高原へ行く。

ススキは天に向かって

背を伸ばしています。

虫の声に秋の風情を感じ

一年が駆け足で過ぎてしまいそうである。

夫とあと何年車の運転ができるだろうか

あと何回イタリアに行けるだろうか

などなど年老いていくことばかりが

老夫婦の会話の主流である。

それでも

やりたいことと

やらなければならないことが

まだあることに感謝している。

多くはないが

豆撰のババちゃん弁当作りは

材料を揃え、栄養を考える

色合いを考えて作るので

脳の刺激になる。

それよりも単純な数字の打ち込みなどは

だんだんやりたくなくなってきている。

浜辺の歌がまだうまく弾けないのに

並行して愛の挨拶のレッスンに入った。

これはまた難しい。

ゆっくりやろうと楽譜と睨めっこ。

腰は痛いけれど

まだ歩ける。歩けるうちは

仕事も少しはできる。

一日一日無事に過ごせることは

ありがたい。

日日是好日

2022年10月15日土曜日

地に根を張る花と植木鉢の花

 



今年のリンドウは色鮮やかで

美しく咲いた。

ピンクと白のダイモンジソウも

開きはじめ

玄関に出してもらった。

地に咲く花

植木鉢で咲く花

どちらも花の人生である。

人も動物も

生まれた場所によって生き方に

違いがある。

与えられた環境を精一杯生きて

きた私。

リンドウのように自由に

ダイモンジソウのように

見守られて

さて、これからは・・・・・・。

日日是好日


2022年10月14日金曜日

城山でランチ

 








午前中の仕事は終えた。

こんな日は空の下で

ランチがいい。

半年ぶりの城山。栃尾坂方面から

駐車場へ。

木道の脇は

草がかられ歩きやすくなっていた。

駐車場から約10分の坂道

水引、野菊など秋の野花が

ようこそ、お久しぶりですね。

骨は大丈夫ですかと優しく話しかけて

くる。

はい、ありがとうございます。

なんとか

ここまで来れるようになりました。

栗ご飯に寄せ集めのおかずを

木の枝を箸にしつらえて

いただきました。

歳をとって怪我をしてしまい

情けないけれど

歳をとったからこそ

こうして仕事の合間に山で

ランチができます。

日日是好日


2022年10月10日月曜日

感謝



 ロングランの豆撰大感謝祭も

皆様のおかげで無事終了いたしました。

ジャンケンゲームでは

我が家の夫も一役かって

冬瓜を約200個提供いたしました。

冬瓜は一本で枝分かれし

200個の実をつけるのです。

その面積は

畳30畳分ほどあります。

とても、我が家では消化しきれません。

ですから一石二鳥というわけです。

お客様に差し上げられることは

夫にとってはもらってくださって

ありがとうなのです。

遠くは茨城から、千葉、東京から

揚げたてを食べに来ていただきました。

また、豆撰大感謝祭開催中に

FM長岡さんの佐藤アナウンサーさん

が駆けつけてくださったり

新潟テレビの生放送番組に

豆撰三代目が出演する幸運に

恵まれ、感謝感謝でした。

ありがとうございました。

これからは栃尾の山々は赤く染まり

紅葉シーズンに入ります。

守門岳登山、城山散策、秋葉神社参拝に

またお越しください。

アツアツの栃尾の油揚げの揚げたて

をまだ食べたことのない方

ぜひ、一度お越しください。

お待ちしております。

日日是好日







2022年10月7日金曜日

感謝祭最後のおぼろすくい

 







みなさん!ご存じでしょうか?

あぶらげはもちろんですが

お豆腐も出来立て3時間以内が一番

美味しいのです。

大豆の甘みと香りの上等さが

お口の中に広がって

えっ!

これはなあにと

お茶碗いっぱいは軽く召し上がれます。

明日12:00から出来立ての

「おぼろとうふ」すくいをいたします。

お鍋かボール 、タッパーを

ご持参ください。

一回200円です。

豆撰大感謝祭もいよいよ終盤です。

おぼろすくは8日土曜日12:00より

9日は最終日です。

全商品10%off

送料無料コーナー 

ジャンケンゲーム

くみちゃんの手作り小物

恒例のれんこん販売もあります。

ぜひお立ち寄りください。



2022年10月5日水曜日

ある病院の話

    アメリカ3世の方。豆撰取材に!


 胸椎骨折から4ヶ月が過ぎた。

久しぶりにお茶のお稽古を見学する。

まだまだお点前をする段階ではない。

お稽古の先輩たちは

私の体を心配してくれる。

その中で聞いた話です。

ある病院の整形外科医は

元はレントゲン技師だった。

とても優秀な人で

その病院の院長先生が

医師免許をとらせるため

大学資金を出したにだそうです。

私はこの話を聞き

驚いた。

母が大変お世話になった病院だったから


写真はアメリカ人!あぶらげ大好き。

アメリカはちょっと怖い。

と話していました。


日日是好日



2022年10月3日月曜日

栃尾巡り

 


昨日は豆撰の3代目

テレビ初出演でした。

10月2日、とうふの日にちなんで

新潟テレビ取材生放送でした。

朝からちょっと緊張気味

社長は道の駅自慢市に

駆けつけて大きな油揚作りの応援。

こちらも夕方のローカルニュースに

出演でした。

おやおや、親子で頑張っている豆撰!

わたくしはといえば

3代目の生放送をドキドキハラハラ

しながらテレビにかじりつき・・・。

なかなか上手に説明

やるじゃないかと一安心。

そこでお昼休みはちょっくら

道院高原に

萩の写真を撮りたかったのですが

萩の花は散っていました。

紅葉はまだ少しだけ

途中で、見つけた懐かしもの。

父と母を思い出す。

私が1束母に渡す。母はその束を

ハシゴに足をかけている父に投げる。

父は稲をかける。

私もやりたいと駄々をこねて

稲を1束ハシゴのてっぺんにいる

父に向かって力いっぱい投げる。

途中で束はハの字になって

落下!

やっぱりダメだった。

母の役割は小学校高学年になってから

ようやくできるようになった。

その頃は楽しくなくて

やりたくなかった。

日日是好日



2022年9月30日金曜日

健康管理

 


        庭の花

胸椎圧迫骨折から四ヶ月が過ぎたけれど

腰の痛みはとれず、難儀の毎日です。

夫曰く、体重の増加が

腰に影響している。

なるほどなるほどと

無理な筋トレはできないので

食事制限を実行。約1ヶ月

野菜中心

タンパク質摂取は今までと変わらないので

必要以上の量を摂らないことにする。

甘いものは極力避ける。

その結果

体重は2キロ減。ところが

恐ろしいことに、肝心の腹回りには

変化が見られない。

しかし

変化は体ではなくて

髪の毛に現れたようです。

久しぶりに美容院に行きましたら

薄くなりはじめた上部の髪の毛が

増えています。美容師さんの言葉!

えっ

何もしていませんが

すると、髪は海藻と思っていられる方が多

いようですが実はタンパク質なのです。

それと胡麻です。それも黒胡麻。

なるほど、豆類は仕事柄毎日摂取

それに加えて塩分を控えるために

お酢と胡麻とオリーブオイルの

自家製ドレッシングを毎日

食べるようにしていました。

驚いたことはもう一つ

美容師さん曰く

整形外科に通っている人は

どいうわけか髪が増えています。

えっ?

後で気がついたのですが

骨粗鬆症の薬かもしれないと。

50年以上私の髪をカット

してくださっている美容師さんの

健康チェックに感心しました。

さて

無理をしない程度に

散歩もしようかとと思っています。

日日是好日


2022年9月24日土曜日

雨の中でしたがおぼろすくい人気

 






豆撰大感謝祭2回目のおぼろすくい。

あいにくの雨でしたが、

大きなタッパーやお鍋をご持参して

おぼろすくいを楽しんで

いただきました。

お店には新人のMさん、最近は

ようやくおすすめもできるように

なり、お楽しみ袋をピアール

していました。

こちら1500円相当が1000円で

買える超お得なお楽しみ袋です。

中身は???お楽しみ!

おぼろすくい最終日は

10月8日12時からです。


2022年9月23日金曜日

また 夢に起こされた



 ピアノの前に座っている私

「浜辺の歌」を弾くつもりなのに

あれあれ、

弾けない。

楽譜が読めない。

泣きそうになって目が覚めました。

まだまだ練習しないといけない。

ちなみに楽譜は先生から簡単楽譜を

作ってもらい

さらに

カタカナで楽譜の音を書き込んで

いる私。

日日是好日





2022年9月21日水曜日

人気はあぶらげと豆乳ソフト






 豆撰といえばあぶらげです。

ジュワーと豆の香り

これは日本でも数少なくなった

生搾り製法の伝統を守っているからです。

栃尾の油揚げの歴史は

300年をさかのぼります。

山に囲まれた盆地なのに

馬市が盛んだったそうです。

今現存している雁木通りは

馬の競りが行われて

馬主と買い手は

わらじほどの大きなあぶらげを

鷲掴みで食べながら

酒を酌み交わし、証文を交わしたとの

言い伝えがあります。

今も残っている雁木通り

ぶらりと歩いたら馬の声が

聞きえてくるでしょう。

雁木は豪雪地の栃尾にとっては

なくてはならない便利なアーケードです。

傘もささず、雪を踏まずに

歩けるのですから

雁木を提供してくれる家々の

優しさも栃尾自慢のひとつでしょうか

天井には灯窓がついています。

雁木の脇は雪の壁で暗くなるからです。

豪雪地帯だからこその知恵が見れます。

雁木通りにはあぶらげやがみられなくなり

豆撰は昭和初期まであった

船着場の近くに店を出しました。

田園だった面影は薄れ

スーパーやコンビニ、コメリなどが

並ぶ栃尾のメインストリートに

なっています。

さて

ただ今豆撰では大感謝祭中です。

中でも人気一番は

アツアツあぶらげ!

続いて豆乳ソフトです!

24日12時からは3年ぶりに復活した

おぼろすくいがあります。

ぜひ栃尾探検にお越しください!

お待ちしております。

日日是好日



2022年9月15日木曜日

幸せ携帯スタンド

 


おはようの声もかけないうちに

ねえ、私の携帯知らない?

私のメガネどこ?

と携帯とメガネ探しは

毎日繰り返される。

学習能力の低下は年齢と

比例していく。

これを数式に表すとどうなるのだろうか。

さてはて?

今日その学習能力のなさを

解決してくれる

携帯スタンドが届きました。

私の人生の目標である

お友達Kさんより

手作りのハイカラ刺繍柄の

携帯スタンドが届いたのです。

これがあれば

もう大丈夫

帰宅したらこのスタンドへ

朝の挨拶も携帯知らない?ではなくて

おはようから始まりそう

日日是好日


2022年9月13日火曜日

栃尾の秋見つけ

 



栃尾では稲刈りの真っ最中です。

黄金色の稲が頭を垂れています。

美味しお米の理由は

寒暖差の大きな山間の地形です。

とどの杜、道院高原に行くまでの

山間に広がる棚田が楽しめます。

あまり知られていませんが

温泉「おいらこの湯」は

ツルツルの湯です。

肩や越の痛みに効きます。

一番はストレス解消になります。

そして

栃尾の美味しいものといえば

もちろんあぶらげです。

アツアツの揚げたてに醤油をかけるだけ。

その後は豆乳たっぷりソフトクリーム!

行楽のシーズンに合わせ

豆撰大感謝祭9/17から

10/9まで始まります。

豆撰にて皆様のお越しを

お待ちしております。