2022年11月27日日曜日

こんなに努力した事なかった

 

ピアノと私

今朝はようやく

曲らしくピアノの音が聴こえてきました。

エルガー作曲「愛のあいさつ」

楽譜と睨めっこして

2ヶ月です。

いい曲だけど

変調を繰り返す。♯がふたつドとファ

指はファを覚えているがドに♯がついてい

ることを脳は忘れているから

当然指は♯なし。

先生が弾いてくださった音と違う感じ。

それに随分譜面読みは遅く

10分はかかる。

やれやれどうにか辿り着いた小節は

今度は♭記号だ。

その上

指変えがいっぱい出てくる。

スラーだのタイだの。

このドの音弾かないの?

このラの音、指がぶつかるじゃない。

まさに交通渋滞である。

頭も指も渋滞に巻き込まれ

右往左往している。学生の頃だったら

とっくの昔にリタイアしている。

ところが不思議に

今のところ

ゆっくりでいい事が最大の見方である。

完成は半年先でも一年先でもいいの

である。

だから諦めず、ピアノに

向かうことができる。

そして、今朝は

山登りの登山口についたように

ゆっくりゆっくりではあるが

弾いた音が私の耳に聴こえてきた。

ゆっくり頑張ろうと思った。

日日是好日








2022年11月26日土曜日

白鳥





 五泉のエスマートさん配達日

田んぼには白い群れ

ちょっと車を停めて

こんにちは

水原から飛んできたのだろう

みんな仲良く落穂拾い

心が和むひと時

小春日和も最後かな


日日是好日



2022年11月25日金曜日

70歳湯豆腐のように



ある本を見つけました。

太田和彦著「70歳、これからは湯豆腐」

残り少なくなった日々をどう生きてゆこうか。漠然と、で良いのかもしれないが、

それは何かと考えたら

答えがあった。豆腐だ。

豆腐はそれは自体がうまいが、おでん、

鍋もすきやきも脇役として欠かせない。

脇役だが最後はいろいろな味を吸って

いちばんおいしものになる。

やわらかく純白の姿は清浄に生まれてきた

我が身だ。

それが人生のいろいろを吸収し、ほのかに

色もついて、豊かな味になっている。

とまえがきにありました。そして、

結びに

その豆腐が主役になるのが「湯豆腐」だ。

昆布を敷いた鍋に豆腐を沈めて、

温めるだけ。単純なだけに味わいは

奥深く、飽きない。

長い人生にたどりついたのは

これだったか。

70歳、これから湯豆腐だ。

と表現されていました。

油揚げと豆腐を作り続け

33年の月日が過ぎました。

私も、70歳が近づいていますが

まだ湯豆腐だ。とは言い切れず

今日も音楽教室の先生から

「これ、簡単でしょう、お愉しみ

会で伴奏してください」と渡された

楽譜と睨めっこをする。

簡単に見えるがそうでもない。

初心者にとっては「無理」の一言です。

つまり私はまだ野菜やだんごなどの

お出しを吸収中の素豆腐のようでした。


いつもご愛顧いただき心より

感謝申し上げます。

今回のお歳暮には

その年齢に合わせた豆撰の贈り物、

おうちごはんに、

お届けしたいとパンフ作りをしました。

日日是好日


2022年11月21日月曜日

悪夢

 私は若かった。

随分よく寝て

起きたらもう10時を回っていた。

大変だ。

今日は入園式である。

スーツに着替える時間などない。

夫から送ってもらう。

車中では、入園準備がしていない事に

気がつき、こんなはずではなかった。

なぜこんなにも重要な日を

忘れたのだろうか

焦っている。

父兄さんの顔、見知らぬ園長の顔

突き刺さる激怒の顔。

謝って

全身全霊でお子様を見させて

いただきます。と頭を下げたところで

悪夢は消えた。

私は68歳に戻って

安堵する。

日日是好日


はなまめの誘惑

 減量改革

その1    甘いお菓子は控える

その2 ご飯の量を減らす

その3 三歩20分

この3点を守り約3キロの減量!

ああ ああ お茶会でもお菓子を我慢

してきたのに ケーキもプリンも我慢して

きた1ヶ月。

なのに、どうしてはなまめの誘惑に勝てず

私の口に入ってしまった。

ああ誘惑は怖いものである。

罪悪感!

日日是好日




2022年11月20日日曜日

秋の味覚



 ススキや下草も色づいて

そろそろキノコのシーズンです。

夫は手籠を手に

山に、1時間後には

籠いっぱいの「なめこ」

よしよしやったね。

こんばんはなめこ汁に決まり。

油揚げと里芋、ネギを入れて

晩秋、雪の足音が聞こえそうな

この季節には最高の味はなめこ汁です。

心も身体もほかほか!

日日是好日


2022年11月17日木曜日

冬囲い

 




秋も終わりに近づき

赤く染まったカマズミや

ドウダンツツジなども

日に日に葉を落として

木々たちは冬準備中。

雪に埋もれても大丈夫のように

夫から、しっかりと添え木を縄で

結んでもらい

ラクチン、ラクチン。

縄の結び方(男結び)は何回見ても

覚えられない私です。

みなさんできますか?

日日是好日




2022年11月8日火曜日

一足早いお知らせ

https://issuu.com/mamesen/docs/mamesen_oseibo_2022_digital 

お歳暮商品のお知らせ

栃尾では秋も深まり冬支度が始まりました。

近所で目にする光景は、雪国ではなくてはならない冬囲いです。
雪の重みから庭の木々を守るため竹などを使ってしっかりと囲ってあげます。
最近ではあまり使われることがなくなりましたが、
その囲いにできた穴蔵は越冬野菜を保存する冷蔵庫のようなものとして重宝していました。

残り少ない令和4年冬のギフトお歳暮、暖を囲んでの師走のご馳走に
豆撰のお取り寄せセットはいかがでしょうか。
当店自慢の油揚げやお豆腐、お惣菜は万能食材として、
健康を考える植物タンパク質源として、
お子様から高齢の方までお召し上がりいただけます。

期間限定の特別価格セットをご用意いたしました。

また、今回はオンラインショップにてご注文いただくと、
全てのギフトセット商品(一部特別価格商品を除く)はオンライン限定価格5%OFFとなっております。

日日是好日

2022年11月4日金曜日

本日も晴天なり

      秋晴れのよき日

 その日は

秋晴れの爽やか日だった。

前日はあれこれ考えて

眠れず一夜を過ごした。

お日柄もよろしく

同世代人口の多い時代

美容室は混雑していた。

5、6人の花嫁つくりに

美容師の先生は天手古舞だった。

私も朝4時に美容室に行き

着付け

私の時代は文金高島田が当たり前の

花嫁衣裳を纏ったが

これが最悪だった。

一体何キロあるんだろか

頭に載せられかつらは!

肩は張るやら痛いやら

それでも一生に一度だから

我慢した。打ち掛けも重く

この苦行は静々と歩かざる得ない。

自宅に戻り自室でひとり

その時を待つ。

テレビでも映画でも

決まっている娘から両親への挨拶

「長い間お世話になりました」

いつこの一生に一度のセリフを

言おうかとそのタイミングを

はかっていたのに

とうとう言えずに

我が家を出発する時がきた。

玄関を出る寸前に

父と母が立っていた。

目には今にも溢れそうな涙が

溜まっていた。

ああついにこの時が来た

父はこう言うはず

「この家には二度と戻ってきてはならぬ」

と言うはずだ。

まともに父と母と妹の顔が見られず

私の一生に一度の結婚式は

まるでお葬式だった。

ところが

父の言葉はテレビや映画とは

全く違ったセリフだった。

「いつでもいやになったら戻ってこい。

ここはお前のうちだ」

あの日の父と母はもういない。

父と母がこの世からいなくなるなんて

思いもしなかった43年前の今日。

その頃は保育園に勤務。バイク通勤で

毎朝、実家に寄って父と母の顔を見て仕事

に出かけました。

それから豆撰で働くようになり

毎日実家に帰る羽目になった。

日日是好日



2022年11月2日水曜日

ママ役子ども役演技指導まで




 孫とスマホでごっこ遊び

今回は私は礼子という子ども役

孫は私のママ役

朝ママに起こされる子ども役の私。

「眠いよ」というセリフを指定される。

「今日はハロウィーンパーティーでしょ

あなたは行かないのね!」と叱られる。

とにかく、私は孫になって孫はママになる

のです。

いつもの反対は孫にとって快感。

そのうち

「あらあ、おしっこ漏らしたの」と

今度はジジを駆り立てる。

ジジはママ役の孫の旦那さんだそうです。

「あなた、礼子がお漏らししたのよ。

早く着替えを持ってきてください」

パパ役のジジ「はいはい」

こんな調子で1時間も子ども役にさせられ

四苦八苦疲れました。

日日是好日