2021年9月30日木曜日

生き様 さようなら。

 



いつもの曲のある文字に

懐かしさを感じる。

久しぶりに届いたい手紙に

少しドキドキ期待をして

丁寧にはさみで封筒の入り口を切る。

入っていたのは一枚の

薄墨で書かれたお知らせだった。

「父はウィスキーを舐めながら

病室のベッドで

一人一人に書いていた葉書です。

宛名も父が書きました。

先に逝ってしまった妻の元へ

逝きました」このような内容でした。

そして、私あてに書かれた先生自筆の

葉書が一枚入っていました。

豆撰を筆で支えてくださった作家

佐藤隆介先生の最期のお手紙は

さようならと書かれてありました。

先生が大病されていることは

以前いただいたお便りから

知っておりました。

だから、さようならのお手紙に

驚きはなかった。

それより

何十人いや、何百人の方に

この葉書を認めたのだろうか?と

思うと、これが先生の生き様かと

心に深い感動の涙が溢れた。

そして、選ばれた私は何者でもない。

何者でもない私へ届いた。

この一枚に大きな喜びを感じました。

佐藤隆介先生ありがとうございました。


2021年9月27日月曜日

本物に感動!

 歌とピアノのジョイットコンサートに

いってきました。

ソプラノ歌手の熊谷真梨子さんは

私のピアノの先生です。

亀田の会館は音響もよく

ピアノの音色も素晴らしく

響き渡りました。

野ばらから日本の童謡

オペラと盛りだくさんのプログラムに

満足度100パーセント!

あの広い会場からまるで大谷選手の

ホームランのように

大きく大きく響く歌声は圧感!

ピアノ独奏は

ピアノってこんなに大きな音が

出るのとびっくりしてしまいました。

私のピアノレッスンは月に

一回だけです。


せっかくはじめたピアノレッスン

もう少しで一年になります。

いい音楽、本物を聴いて

幸せになりました。

日日是好日

よーし70歳まで頑張ろう!?



2021年9月24日金曜日

イヌサフラン



 この花は

娘が遠い国ドイツに行く前に植えて

くれたイヌサフラン。

お花の一本だけを見ると

自分だけ華やかでしょと言っている

ようだ。

でも

土の中からそっと伸び

スクラムを組んでいる姿は

仲間から離れたくないと思っている。

親子、兄弟、家族そして

そして学校の仲間、社会に出ての仲間

相手を思わなければ

思われることもなく孤独になっていく。

仲間は大切な財産である。

日日是好日

2021年9月23日木曜日

豆撰大感謝祭開催中

 


嬉しい事が続く。

たくさんの豆撰ファンがきてくださる。

ありがたい感謝です。

コロナ禍でだいぶお店は落ち込んで

私も落ち込んでいましたが、

感謝祭は、思った以上にお客様が

来てくださって

皆様ありがとうございます!

先日は水戸のお友達義夫婦が

来てくださり感激でした。

姉妹店の米与米穀店をご案内したら

「親戚みたいです」と

おっしゃっていただく。

嬉しいの一言でした。

十日町、新津から、新潟からわざわざ

お越しいただきありがとうございます。

市内、ご近所の皆々様、

ありがとうございます。

31年の年月、いろいろなことが起きて

泣いたり、笑ったり


感謝祭は10月10日まで続きます。

よろしくお願い申し上げます!

日日是好日




2021年9月22日水曜日

父に捧げる



 この遅咲きの朝顔を

父は好んだ。

溢れ種からつるが伸びて

囲い用の竹に絡まり

今朝も一輪咲いていた。

父の笑っている顔が見えた。

あの世で仲良くしているかしら

父と母は・・・・・・。




2021年9月18日土曜日

豆撰大感謝祭始まりました





 去年に引き続き

コロナは鎮まることなく

暴れ回っています。

そこでロングラン大感謝祭を開催

しました。

今日は初日、雨模様でしたが

密になりすぎない程度に

お客様からお越しいただき

嬉しいスタートとなりました。

姉妹店の米与米穀店とのコラボ!

お互いのお店で引換券を出しております。

豆撰からは「塩麹」のプレゼント券。

米与からは「揚げたて油揚げ」

プレゼント券を用意してございます。

コロナ禍でどちらのお店も影響を

受けています。

だからこそ、お客様から楽しんで

いただけるようにとスタッフ一同

頑張っております。

10月10日までお得なお楽しみを

用意しております。

栃尾散策も兼ねてご来店ください!

お待ちしております!

2021年9月16日木曜日

癒しの集い






 お茶のお稽古仲間と大正琴演奏者が

我が家に集まって

癒しの集い開催しました。

アスクをつけて、アルコール消毒して

これが異様でなくて当たり前になって

いることが悲しい。

小さな舞台からリビングに響く

大正琴の音色。

とても嬉しそうにトークしてくださる

家元の白萩の花のような笑顔が

マスク越しに感じられました。

萩の花は柔軟な精神だそうです。

どんな時代になろうが

柔軟に行動できますようにと

わらびさんから萩の花をいただいて

きました。そして萩は豆撰の包装紙の

絵柄です。

ちょっと横道にそれてしまいました。

さて、ランチは我が家で収穫した野菜を

主にした豆撰弁当。

皆様美味しいと社交辞令

でも、ババは嬉しい!

お話も弾む中、続いての企画第2弾は

大先輩によるお茶の会!

お菓子は長岡の笠原菓子店様から

作っていただいた栃尾の手鞠柄菊の花。

若いご夫婦が営む和菓子屋さん。

こちらでは和風のあんこがトッピング

された豆乳プリンが販売されています。

もちろん豆乳は豆撰のものです!


お茶会も無事終了!

楽しく過ごす半日はコロナ禍で溜まった

ストレス解消となった次第です!

日日是好日



2021年9月15日水曜日

息子

 1991年に公開された映画

「息子」を観る。

30年も前の作品とは思えない。

若い永瀬正敏がこんな素敵な俳優さん

だったとは宝物を発掘したような

ワクワク気分になった。

そして栃尾にゆかりのある和久井映見の

可愛いさはたまらない。

ふたりの出会いが初々しい。

障害のある彼女と肉体労働をする彼との

仲はどうなるのだろうかと思わせて

すぐに長男家族と父親の老後問題に

飛んでいく。

原作は読んでいないけれど

この作り方は山田洋次監督だなあと

感じる。

そして、このキャストに驚いてしまう。

三國連太郎は当然だけれど

浅田美代子、田中邦衛、中村メイコ、

音無美紀子、数えきれない俳優さんの

素晴らしさに驚く。

終盤は観る人の心を見事に捉え裏切らな

い。息子の愛した人を受け止め認める

大きな親の愛に涙が溢れてしまう。

年老いた父親の姿はそう遠くない私たち

夫婦の行く末だろう。

いい映画を久しぶりに鑑賞できた。

日日是好日。


2021年9月12日日曜日

たんぽぽとババ様

 


私はここ数日ひとり二役を演じさせられ

ている。

ひとりはババ様である。

いつの間にかババからババ様に

格上げされている。

もうひとりはいや正確に言えば

一匹である。

小さな手のひらにすっぽり入る

犬のぬいぐるみである。

名前は孫がつけてくれた。

黄色だからだろうか

「たんぽぽちゃん」である。

孫とたんぽぽちゃんとババ様の会話

孫「ババ様たんぽぽちゃんは朝ごはん

食べる?」

ババ 「時々いらないっていうの」

孫 「たんぽぽちゃん 朝ごはんはね、おなかがすいていなくても、あとでお腹がすくからさ食べないとダメだよ」

孫 「ババ様、たんぽぽちゃんはスープ食べる」

ババ 「たんぽぽは野菜を残すのよ」

孫 「野菜はね、体にいいものなのよ。ちゃんと食べなくっちゃダメだよ。たんぼぼちゃん!」

たんぼぼ 「はーい!頑張って食べます。ねえ、お姉ちゃんはみんな食べるの?」

孫 「たまには残すけど、そうするとママがこうなるんだよ」

と孫は両手の人差し指を頭乗せ笑う!

日日是好日


2021年9月11日土曜日

あの子元気かな

 今朝方夢を見た。

あの子が

僕たちはふたりだけで住んでいます。

と助けを求めるわけでもなく

たんたんと話した。

あの子は保育園児だった。

私が保育園を去るときに

最後の園児だった。

もう35歳になっているだろう。

保育園を去って

しばらくして、祖母に偶然道で会った。

今私たちは家を出て

あの子たちと一緒にアパートに

住んでいます。と言った。

あれから30年以上が過ぎている。

夢の中に現れたあの子。

何をしているだろうか?

お元気ですか。

日日是好日



2021年9月9日木曜日

魚沼市「みゆきの里」さん帰り道

 




今日は魚沼市のみゆきの里さんに

配達。なかなか思うようにならず

困りますよね!と部長さんと

コロナ談議。

豆撰さんの冷凍油揚げは美味しくて

助かります。とおっしゃってくださる。

私の方こそありがとうございます。

とても助かります。と見えない敵を

相手に励まし合う。

こんな時代だからこそ

協力して乗りきるしかないと思う。

女性の部長さんなので話が合う。

そして

レストランが再開したら

あぶらげ定食を考えています。と

嬉しいお言葉に感謝でした。

配達終了後にちょっと寄り道!

広い草原はコスモス畑。

まだ咲きはじめでしたが

青い空と秋桜色は元気を与えて

くれました。まるで小さな北海道。

豆撰に戻ったら

お電話注文やらメール注文が

届いています。とスタッフの笑顔が

ありがたかった。


日日是好日



2021年9月7日火曜日

どうなったのか?

 


今日はホームコンサート。

気合を入れて臨んだはずだった。

埴生の宿は

歌とオカリナとフルート

ピアノ伴奏はババ。ギターは会長さん。

なんとかごましながら無事弾き終わる。

次はキラキラ星!連弾である。

これが一人だとできそうなのに

合わせるとなると

なかなか難しいが

他の楽器に助けられ

なんとか切り抜ける。

独奏の番である。

昨年末からチャレンジしてきた曲。

簡単楽譜の悲愴である。

なんとか弾けるはずだった。

あがったのかな?

楽譜のどこを弾いているのか

わからなくなって、ズタズタだった。

夫はそばで聞いていた。

何の曲弾いていたんだ。と言う。

いつもの悲愴よと小さい声でつぶやく。

もうこれ以上言わないでと

心の中で思った。

最悪の悲愴だった。

良くわかった。

弾けるつもりだったが

それはただのつもりである。

人生いろいろあったじゃないか。

やるしかない!

あるのは練習のみ!

が ん ば るぞと

自分に言い聞かせて練習しましたが

なかなか敵は手強い。

心と楽譜と睨めっこ!

日日是好日

2021年9月6日月曜日

幸せの数数えていたら

 一日の始まりに

幸せの数を考える。

まず生きている幸せ

朝食を食べることの幸せ

ピアノを弾ける幸せ

数えたらキリがないほどたくさんの

幸せがある。

でも途中で

コロナの影響

子供達の不登校

なんでも忘れてしまって

あれ、これしか言えなくなった

老化

人間は不思議だ

日日是好日

目覚まし時計は要らない



 ものごころついたときから

早起き習慣は続いている。

遠足、運動会などどんな行事でも

寝過ごしたことがほとんどない。

だから目覚まし時計は持っていない。

今朝もいつものように目が覚めて

雨音を聞きながら

仕事やら明日の仲間たちの

音楽おさらい会のランチは

なにがいいかと考える。

しばらくベッドでゴロゴロ

やっぱりもったいない。

起きよう、キッチンを片付け

洗濯機を回し、

二杯分のコーヒーを入れ

先日アマゾンで購入した本を開く。

夫がリビングに来て

今日は畑に行かないことにしよう

と言う。

雨だからね。夫の一日はものさし。

測って行動する。

私には目覚まし時計が必要ない代わりに

自由自在だ。

日日是好日。




2021年9月5日日曜日

ナンバンキセルの集団

 



びっくり

こんなに密集しているなんて

はじめて見ました。

これも温暖化?地球変動?

クマが出たり猿が出たり

植物も動物も変異しているのだ。

コロナも変異して

みんなが地球を荒らすから

困ったものですね!



2021年9月4日土曜日

今さらだけど

 


今更だけど

今年は公私共に試練の年である。

コロナにはじまり、豆撰の売り上げに

今までとは違う危機感が

大水の如く襲ってくる。

義父の死そして実母の死。


私には親がこの世から存在しなくなった。

寂しさはあるが、いい思い出ばかりを

探す。

実母の言葉

「今が一番幸せ」と

つぶやいた一言が私の母に対する

感謝である。

義父はなにも語らない人であったが

最期は「わかる」とはっきりと答えた。

堂々と95歳を全うしたのだろう。

そして

今もなお、いろいろな問題が

山積みである。

朝ピアノを弾きながら

ふと思った。

豆撰のスタッフの真剣な眼差し

同級生とのおしゃべり

従姉妹の悩み

お友達の支え

地球が丸いように

楽しいことも苦しいことも

終わりがなく続くことを


「いつまでかな」とつぶやいて

今朝も畑に行った。

「おとうが思うまでよ」と妻は独り言。

日々是好日